月別アーカイブ: 2018年5月

塙将良 HANAWA Masayoshi 「MONSTERS」シルクスクリーン本+お手製ZINE

塙将良「MONSTERS』(Le dernier cri)¥2500+税

塙将良が、何年にもわたって、薄いネル状の布地にペンで描くMONSTERSシリーズ。
土偶など古代の偶像風があったり、奇建築物風があったり、UMA風があったり、一見アウトサイダーアートのようにみえる緻密に描き込まれた不思議モンスターたちは圧巻です。
布の効果もあって、ペンによる描線が部分的に筆で描いたように見えて独特なタッチが味わい深いです。

作品がたまると、お手製コピージンにして発表してきましたが、モノクロのこのモンスターたちをセリグラフ(シルクスクリーン)によるエッジなアートブックを発行するフランスのLe Dernier Criが、2色刷りですべてスルクスクリーンによる印刷の本に仕上げました!
アートディレクター、パキート・ボリノは表紙を黒地にするなど、オリジナルのジンと同じように1ページに1体のモンスターを配置しながら色使いと印刷によって、別の切り口で力強く打ち出しました。

表紙裏には、藤井しんによるモンスターたちのひとこと解説がついています。
(なぜか反転バージョンです)

17cm×24cm 52pages150部限定

表紙の一部。近くでみるとこのとおり。モザイクのような幾何学模様の部分があったり、カオスな部分があったり!

——–

HANAWA Masayoshi 塙将良「MONSTERS 5」¥926+税

美容師から、アーティストになった異色の経歴の持ち主、塙将良が描いたモンシターたちのイラストを自ら印刷、手製本したジン。

ネル生地を張った自作キャンバスにペイントしたり、クレイでフィギュアを作ってペイントしたり、素材や方法もユニークな塙将良のモンスターたちは、一見、アウトサイダーアートっぽいけど、ユーモラスでフォークロアテイストを持ち合わ見ればみるほど味わい深い。
藤井しんによる各モンスターの解説がついています。

オリジナルは薄いネル布地にペンで描かれており、その組み合わせから生まれるタッチも味わい深いです。

A5判32pages(表紙含む)袋とじ

布に描いているタッチが伝わるでしょうか? 

サイコロ 7号 コジマケン・文庫善哉・保光敏将・山川直人『セブン』

サイコロ 7号 コジマケン・文庫善哉・保光敏将・山川直人『セブン』¥500+税

イラストレーター・保光敏将と漫画家・山川直人ではじめた「サイコロ」シリーズ第7弾。

5号から文章で文庫善哉、デザインで小沼宏之が加わり、今回は、タコシェにも「着香系の男」「南の魚」などのコミックジンを納品していただいているコジマケンを迎え、4人でお送りします。

タイトルと同名の、コジマケンによる家出少年セブンの冒険コミック、保光敏将がイラストを添えた、菅原克己「げんげの花について」、文庫善哉が、向田邦子や栃折久美子をひもときつつ思うところを綴った「宿題」、山川直人の、ちょっとディストピアっぽい?コミック「働く人間」で構成。

A5判54pages

※初回入荷分は山川直人さんのイラスト+サイン入りです。