月別アーカイブ: 2014年9月

漫画雑誌・山坂 07

山坂7

山坂 07  ¥278+税

三好吾一、大西真人の二人が主宰する漫画出版「山坂書房」。過激さ、過剰さを敢えてはずし、丁寧な描写を心がけた同人誌ですが、2年半ぶりの7号は、ゲストも山坂のコンセプトに応えた丁寧な描写で、内容、ボリュームともに充実。

収録作品—-
いぬゐのこ 「アバタとエクボ」
木下竜一 「潮干狩り」
大西真人 「菜園だより」
炭子部山貝十 「カブンス先生」
三好吾一  「がんばれ チャグ!」
山坂ヨサンセン 「ア・リトル・ユーモア」

A5判80pages 限定200部(No入り)

山坂7

 

山坂7

APIED vol.23「坂口安吾『桜の森の満開の下』」

アピエ23 坂口安吾

APIED vol.23 坂口安吾「桜の森の満開の下」ほか(アピエ)¥600+税

2013年に映画「戦争と一人の女」が公開され、『堕落論』や『白痴』以外の、忘れかけていた安吾を思い出した編集人の呼びかけで、寄稿者たちが
それぞの安吾を論じます。

池田浩士「暗愚と暗号」
千野帽子「坂口安吾をいつかは読み返そう。」
朝比奈美知子「死を見つめる安吾ー生きるための自殺論ー」
紀志崇「稲荷前町二十二」
中村理聖「永遠の春が死ぬ」
三神恵爾「個とバランスの文学」
金城静穂「安吾ガールズ」
一之田吉「さくらのように」
金澤一志「暗合練習」
矢本浩司「安吾の記憶ー『桜の森の満開の下』私観ー」
黒田大河「『吹雪物語』ー澄江と津世子とー」
東口昌央「徒手空拳」
蒔田あお「山の上の蕾の桜花」
菅野水紀「落下 もしくは飛翔」
大西仁「坂口安吾『便乗型の暴力』に寄せて」
藤井祐介「壱岐和一論」
佐久間慶子「道行上海」
山本善行「善行堂通信 人との出会い、本との出会い(6)私家版いろいろ」

表紙装画 山下陽子
22cm×13cm 78P

HATENATOZ(玉川桜/mijinko)作品集「FUSION」

hatenatoz fusion

HATENATOZ(玉川桜/mijinko)「FUSION」¥1300+税

イラストレーターの玉川桜とmijinkoによりものづくりユニットHATENATOZ。
2013年の11月に三鷹のDAILLIES GALLERYで行われた初の個展、フュージョン展での展示品に描きおろしを加えた完成させた作品集。いずれも、郵便で作品を送り合ったりしてて二人で描いたのだそうです。

B5判48pages カラー

HATENATOZ FUSION

HATENATOZ FUSION

BOOK5 No.13 2014.08「本屋道具図鑑」

BOOK5 13

BOOK5 No.13 「本屋道具図鑑」(トマソン社)¥600+税

本に関わるすべての人へ発信するバラエティ雑誌BOOK5
特集は本屋道具図鑑。今号から判型が大きくなり図版も本文も見やすくなりました。

【内容】
特集 本屋道具図鑑

■内装と什器 古本屋の棚づくり フォレストピア 中村敦夫 古本雲波
■一本のネジを笑うものは、一本のネジに泣く。 古書往来座と道具の話
■神田の自転車と風呂敷 西秋書店・西秋学さんに聞く
■新刊書店の道具 ジュンク堂書店吉祥寺店 雑誌担当 土屋容さんに聞く

■道具アンケート

□ここさいきん 夕タン/月永理絵/浅生ハルミン
□コラム  朝倉史明/南雲重徳/佐藤翔/鵜殿一郎/荻原魚雷
新刊案内 鳩野恵介/栗山新
リレー連載 本屋さんへの道のりで 10 東京ベンチ・砂金一平

のむみち×切貼豆子 ノムとマメのピーチクパーチク 12
Z せどりしようZ! 9
虚勢博士 漢字のカナメ 12
古書赤いドリル 那須太一 なんてひどい店なんだ 12
小山力也 古本屋ツアー・イン・ドリーム 1
Pippo 詩はSFに乗って 8
南陀楼綾繁 どうせ本は見つからない 1
宇田智子 市場の教室 7

表紙/目次四コマ/特集カット:夕タン
連載タイトルイラスト/天野みか/松田友泉/瀬戸雄史//宮内悠介/南陀楼綾繁/田中千
表紙デザイン:fuhito design
編集/松田友泉 編集協力/切貼豆子

B5判変型横56pages

dm No.01「ウェブとクリエイティブ」

dm No.1  ウェブとクリエイティブ

dm No.1 「ウェブとクリエィティブ」¥787+税

「ことばの落穂拾い」を目指して、日々の騒音の中に掻き消されそうな言葉を記録するリトルプレスdm。
dmは、暮らしの中に流れる音楽dairy musicでもあり、しっかりと心に刻みつけられるdirect markingでもあるそうです。

創刊号の特集は、ウェブとクリエイティブ。
インターネットメディアに関わったり、自身でメディアを作っている20代を中心に、その作品を紹介。一般のメディアには出てこなかった、次世代を担う彼らの声や思いをいち早く伝えています。

【CONTENTS】
仲俣暁生 「論じるよりも、その一部になりたかった-1990年代ウェブ私史」
和氣正幸 「本屋好きが本屋を巡って本屋になるまで」
越後龍一 「クラウドファンディングと「公共化2.0」変わる日本のカネ遣い
菊地佑樹 「you’re so cool you’re so cool you’re so cool 」
小暮暁子 「写真はウェブに乗ってウェブを越える」
北岡稔章  SEASONS 【photograph】
長谷川圭佑 ディスコ 【novel】
冨手公嘉 「世界がつまんないのは、戦わないから」
市原えつこ 「妄想は現実を越えるーー人生をより楽しむための、プロダクト作りのすすめ」
塩谷舞 「当時のハンドルネームは恥ずかしすぎて明かせられないけど」
本田千尋 ちいさな勇気について【drawing】

A5判64pages