月別アーカイブ: 2013年6月

間章からK-BOMBまで–新創刊の音楽ジン KLUSTER! 進行中の音楽 Music On-Going

KLUSTER!

KLUSTER! 進行中の音楽 Music On-Going(KLUSTER!編集部)¥952+税

NPO法人映画美学校音楽美学講座2011年度クリティックコースの受講生有志によって企画制作されたデレク・ベイリーからからK-Bombを守備範囲にする音楽ジン。

受講生によるテクスト、クロスレヴュー、対談のほか、実習の一環として行われた足立智美ロング・インタヴュー、フリー・インプロヴィゼーションを唱導したギタリスト、デレク・ベイリーの『インプロヴィゼーション』第2版の抄訳、青山真治のAAをはじめ、月曜社からの著作集の刊行などで近年、再評価が進む音楽批評家、間章が遺した「ジャズの“死滅”へ向けて」ノートなど。
(間章著作集を編集したあの方がこの本にも携わっているのですね)

【目次】
特集=進行中の音楽
Music On-Going

足立智美 ロング・インタヴュー 音楽をどう機能させるか 聞き手=須川才蔵
小川淳平 FUTURE TERROR ローカルから広がるゼロ年代のとあるパーティの記録
小川淳平+大泉 貴+中条 護+三星貴幸 レーベル研究 BLACK SMOKER RECORDS トーキョー・アンダーグラウンドのススメ
DJテクノウチ×岸野雄一 対談 同人音楽というステージ 聞き手・構成=中条 護
魚川 圭+小川淳平+大泉 貴+中条 護+須川才蔵 クロスレヴュー・バトルロワイヤル
中条 護 NNCK考、あるいは音楽を聞いて許されるということについて
大泉 貴 良い音が聴きたいか

アヴァンギャルド・ミュージック・アーカイヴ
デレク・ベイリー『インプロヴィゼーション』第2版より 訳=須川才蔵
間 章「ジャズの“死滅”へ向けて」ノート

B6判80pages

駕籠真太郎監修 うんこ100選~世界がもし100個のうんこだったら2~

うんこ100選

うんこ100選~世界がもし100個のうんこだったら2~ ¥1000+税

駕籠真太郎企画監修、2005年に出した『世界がもし100個のうんこだったら』の第二弾。
100人の作家が、ひとり1ページの割合で、「うんこ」「トイレ」「排泄」 をテーマに
それぞれの表現~漫画、イラスト、写真、小説、詩、俳句etc.~で作品を制作。
今回は、インターナショナルなうんこ100選になっています。

作家作家は—-
御茶漬海苔(漫画家)、ピョコタン(漫画家)、河井克夫(漫画家)、古泉智浩(漫画家)、スズキハルカ(アニメーター)、鮪オーケストラ(漫画家)、川崎タカオ(漫画家)、町田ひらく(漫画家)、石原まこちん(漫画家)、オカダシゲヒロ(漫画家・イラストレーター)、麻生敬士(特殊造形)、ゆうみこうすけ(ホモレディ)、藤枝奈己絵(漫画家)、餡(小説家)、口枷屋モイラ(写真作家・造形作家)、うてなゆき(自称14歳の塩素系アイドル)、冬之りんご、水玉(アホ下品4コマ)、前川ルチオ(絵描き)、みかめゆきよみ(漫画家)、大沼もん(イラストレーター)、墓場淀夢(ファミレス好きの病弱漫画描き)、Johnny Ryan(イラストレーター アメリカ)hsg(ミニコミ誌制作)、晴十ナツメグ(イラストレーター兼漫画描き)、*NOBU(Back Hand Blow、Lowbrow Art & pinstriping)南瓜金助(漫画家)、、ほうとうひろし(企画編集デザイン請負業)、ろくでなし子(漫画家、女性器アーティスト)、音無シル(マルチクリエイター)、コロコロ屋(消しゴムはんこ作家/猫雑貨作家)、ハタスグル(漫画家)、ササベ翔太(職業内ニート)、紙魚子、中村むつお(ミュージシャン)、ZubaE(WEBデザイナー,イラストレーター)、ぶっちょカシワギ(なんば紅鶴オーナー)、shuma、杉田太郎(テレビ局で使う作り物を制作する作り物師)、ぴのこ、アベゾンビ、にごたらこ、保山ひャン(芸術家)、不眠(ヌーディスト) 、奇人じょにー(アーティスト)、なそ、グレゴリー(ギャグ漫画家)、上杉るか(学生人魚)、肉々(銀造形作家)、Lu Yang(中国)、Santiago Stelly(イラストレーター)、野中ひゆ(パフォーマンス・アイドル)、四谷三丁目博士(歯医者さん)立島夕子(画家)、西田周平、Demil.Pibot(アートディレクション、イラストレーター)、正月どらいばー あまの(グラフィックデザイナー)、赤江かふお(スケベティックアーティスト)、タテジマヨーコ(ミュージシャン)、津川まぁ子(アートユニットセルフヌードの片方 創造美術協会)、拓磨完-takumakuwan-、ドキドキクラブ(ドキドキユニット)、廃いゆー子(公共機関迷惑行為の極北、現代音楽家)、キクチヒロノリ(漫画家、画家)、シロップ(モデル)、毒電波少女みぉん(人妻系J(′ー`)し地下アイドル)、しやうやう便學科(女学生)、綾村切人(漫画家)、Frederic Fleury(イラストレーター、フランス)、Ciro Fanelli(イラストレーター、ベルギー)、都志田雪(漫画や小説をかく高校生)、小川貴士、大吉、あぎ(0000会長 暗黒系表現者)、アリスセイラー(ミュージシャン)、安井木の美(キャンギャル)、くるみみどり(グラフィックデザイナー)、Tara Sinn(グラフィックデザイナー)アメリカニロタカ(ヴィジョナリー・アーティスト)、小道具屋進一(造形工房小道具屋)、Tomo Kosuga(エディター、フォトグラファー)、べん いせい(作家、音楽家、喫茶店主)、Maggie Lee(写真家、アメリカ)、百壁ネロ(小説家)、Peter Sutherland(写真家、アメリカ)、山本竜也(作家、ライター)、Pierpaolo Ferrari & Giulia Venturini(写真家、イタリア)、日原雄一、eerie(造形作家)、工藤伸一(ライター)、Francesco Nazardo(写真家、アメリカ)、笛地静恵(巨大娘小説家)、未野(写真家・被写体)、リバーシブル吉岡(ミュージシャン)、Keiichi Nitta(写真家)、黒戌堂プロダクツ(放送作家・小説家・ゲームプランナー)、人形師美少女(人形師)、大平ことん(主婦、イラストレーター)、早見純(漫画家)、駕籠真太郎(うんこ漫画家)、
【表紙デザイン】ほうとうひろし

A5判112pages

石川次郎「くんくん君」

くんくん君

石川次郎「くんくん君」¥552+税

石川次郎さんが描く犬たちの物語は、正伝、外伝を次々に発行して、サーガな状態。
今回は、Ladyた子やた子の世話を焼くチャーポンのもとに、どこからともなく、子犬がやって来た。

無邪気な反面、凶暴な子犬ちゃんは、誰にでもくんくんと擦り寄っては悪戯をしでかし、また次の場所へと立ち去ってゆく帰る家のない子犬ちゃん。
はたして、た子との出会いが、彼の運命をどう変えるのか、変えないのか?

今回は、絵も大部分はペン入れしない鉛筆描きでやわらかいタッチを出しつつ、要所要所と文字部分はペン描きで、一部コラージュを使うなど、いくつかの手法を組み合わせた楽しい手法になっています。
最後に、演劇の配役表形式で、犬たちの名前や年齢が書かれていて、この物語自体が犬の創作で石川次郎さんが作画担当となっているところに犬×石川次郎一座というかファミリーの絆や広がりを感じます。

10.1cm×14.1cm 60pages

くんくん君

くんくん君

くんくん君

BOOK5 07 2013.05「独占! 女の30代」

BOOK5 vol.7

BOOK5 「独占! 女の30代」(トマソン社)¥476+税

多くの女性誌の30代特集とは、ちょっと違った、オルタナな生き方をする30代女性の現実と思いにせまる特集!
新しい仕事をはじめたり、あるいは一区切りつけたり、居酒屋でいつの間にか声をかけられる事がなくなっていた30代の思うこと…。

【内容】
●木村有衣子「37で思うこと 川上弘美『センセイの鞄』を読み返す」
●菊池美奈「nowakiはじめました」
●夕タン「女の30大 描きおろし4コマ/ひっそり振り返る母娘三代の30代」
●30代女子 人類滅亡対談 キム×うーちゃん×のむみち×切貼豆子
●左岸洋子「わたしの青春がおわった日」
●コウノ (photo)
●中央フリーウェイ こんな大人になるはずだった 浅生ハルミン×西村博子×天野みか+切貼豆子
●真治彩「本さえあれば、とは思いませんが、本がなかったら、とは思う毎日です」

●連載
ここさいきん 廣瀬由布/ツカダマスヒロ/神原智子
既刊新刊(鳩野恵介/栗山新)
定・点・観・測 朝倉史明/南雲重徳 ほか
リレー連載 本屋さんへの道のりで 徘徊堂 松枝蔵人
佐藤翔 晴れた日も雨の日も図書館
Z せどりしようZ!
虚勢博士「漢字のカナメ」
左岸洋子「きょうも移動日和」
ぐらもくらぶ 保利透「古音盤のかほり」
古書赤いドリル 那須太一「なんてひどい店なんだ」
のむみち/切貼豆子「豆&のむの番台トーク」
小山力也「新刊屋ツアー・イン・ジャパン」
宇田智子 市場の教室
南陀楼綾繁 献本は忘れたころにやってくる
Pippo 詩はSFに乗って

表紙/目次四コマ/特集カット:夕タン
連載タイトルイラスト・版画:天野みか/岡崎武志/田中千/瀬戸雄史/宮内悠介
表紙デザイン:tepelelo design

A5判横48pages