月別アーカイブ: 2011年7月

脳味噌ポーチ 新装版

脳味噌ポーチ
テレビ番組「アド街ック天国」の中野の回でもご紹介いただいた、人気の脳味噌ポーチ(人穴の会)が、改訂を加えて、より使いやすくなりました。
大きさはだいたい、奥行き15センチ×高さ10センチです。
実は、このポーチ、インディーズで制作した音源を聴いてもらうために当初は中にカセットが入っていましたが、現在では8曲入りCD-R音源『花』がついています。
脳味噌ポーチ
素材が前より少しソフトになり、チャックも開閉も楽になりました。
脳味噌ポーチ

murai「Apartment in the Mist」

Apartment in the mist

murai「Apartment in the Mist」(キッチュ出版)¥630

総合マンガ雑誌キッチュに寄稿しているmiuraiさんが、卒業制作の際に制作・配布したコミックに、展示イラスト、関連短編を加えて作成した作品集が、キッチュ出版の単行本として発売されました。

『霧の中のアパート』は蝶が好きで夜な夜な標本を作る男など、作者が好きなミステリアスなイメージで構成された短編—-霧の中にひっそりと建っているアパートに、掃除屋として採用されてやって来た女の子。電球頭の大家にまず掃除しろと命じられたのは人骨だった…!奇妙な住人達と少女の奇妙なお話。

『フェニックス 危機一髪!』(描き下ろし)は『霧の中のアパート』に登場する鶏?フェニックス外伝。フェニックスは数百年に一度、生まれ変わるためにその身を業火にゆだねる…。アジアンテイストな街に来たフェニックスと旅人ハンサは、人気のない小屋で生まれ変わる儀式を実行しようとするが…。

A5判60P

作品集の中の挿絵

霧の中のアパート

霧の中のアパート

「銀河通信」小林健二/銀河通信社の限定品&試作品展示・販売イベント

銀河通信

タコシェで、結晶育成キットや鉱石ラジオキットなどをお取り扱いしている銀河通信社の限定品や試作品の展示・販売を行ないます。

銀河通信社はアーティスト小林健二さんの監修で、アートと科学が融合したアイテムを製品化しています。小林さんは、絵を描く以前に紙にこだわり紙漉きまでやってしまう、というように画材や表現方法まで創作するアーティストであると同時に、幼い頃から天文や科学、神秘的なものetc.にも興味を持ち、90年代より、少年工作や科学模型などの製作、研究を通じて人間と天然現象との交通を試みる活動もおこなっています。

銀河通信

タコシェでは、これまで4種類の結晶の育成キットをお取り扱いしてきましたが、商品化にあたっては、環境が整ったアトリエや実験室とは違った一般家庭で、暑くても寒くても、どなたにでも簡単に結晶ができる完璧レシピと素材を用意する必要があるのだとか。さらに、安定して供給できる素材でなくてはいけない、など様々な制約もあるそう。しかし、イベントでは、素材の幅を広げ定番のキットとは違った限定の珍しい結晶キットをご用意していただきます!

銀河通信

イベントはこの夏、東京、福岡、金沢、京都をまわりますが、会場によって展示内容が変ります。タコシェでは、小林さんが作った結晶も展示する予定です。

・便利堂 ザ・コーナーショップ (福岡) 7月7日- 19日

・タコシェ  8月6日- 28日

タコシェの展示は終了しました。ご来場ありがとうございました。結晶キットや鉱石ラジオキットなどは、引き続きお取り扱いしております。

・恵文社一乗寺店(京都)  9月1日- 15日

・ リュケリ(金沢) 9月22日- 10月10日

・月夜のサアカス(東京)10月1日-30日

銀河通信

展示・販売品の内容など詳細は追ってお知らせいたします。店頭にて、活版で印刷したDMも配布中です。

銀河通信

逆柱いみり「ネコカッパ&金魚鳥人形」

ネコカッパ&金魚鳥人形

逆柱いみり「ネコカッパ&金魚鳥人形」¥3360

逆柱先生お手製の紙ねんどフィギュア。涼やかに金魚鳥に乗るネコカッパ。2体でセットになっています。
金魚鳥は翼を広げた幅が約15センチ、体の長さが11センチです。手づくのためひとつひとつ大きさや形が微妙に異なります。
個別に包装されています。

金魚鳥人形

ネコカッパ

ネコカッパ&金魚鳥人形 裏面

大里俊晴「ガセネタの荒野」新装改訂版

ガセネタの荒野

大里俊晴「ガセネタの荒野」(月曜社)¥1470

1977〜1979年を過剰と速さとで駆け抜けた唯一無二のロック・バンド、ガセネタというデュナミス。

山崎春美、浜野純、大里俊晴による伝説のバンド「ガセネタ」の結成から解散までの破天荒な活動を、その後、日本を離れパリに留学したいた大里が赤裸々に描写。70年代末期の「吉祥寺マイナー」などのライブハウスやイヴェント現場の内情、ロックとマイナー音楽を取り巻く混沌とした状況、当時の先鋭的なバンドをめぐる精神的傾倒を回想する、アンダーグラウンド音楽シーンの歴史的重要書!

92年に洋泉社から発行された『ガゼネタの荒野』の新装再刊。表記を大里俊晴の元にあった最終原稿に基づき改訂、当時掲載されていた写真、見出し、参考資料は再録せず。

追悼文集「役立たずの彼方に|大里俊晴に捧ぐ」には、時代に抗しながら、結局は瓦解したガセネタを離れ、パリに逃避行した大里が、それでも断ちがたい過去を絶つために、それまでの人間関係を壊すことを覚悟で、これを発表した経緯なども出ています。
月曜社 B6判変型 192P