月別アーカイブ: 2010年11月

Isabelle Boinot “Sumimasen” イザベル・ボワノ「すみません」

Isabelle Boinot “Sumimasen”  イザベル・ボワノ「スミマセン」¥1850(価格は、€の変動によって変わります)

フランス人アーティスト、イザベル・ボワノさんが2008年に来日した際の、イラスト入りメモやコラージュを元に写真などを加えて、手帳風に仕上げた日本紀行。
フランスにいても、おっさんなどを好んでモチーフにする彼女の目にとまるものは、デコラティブな爪やホストたちの顔写真、美顔広告、ペットのお洋服etc.とひと味変わっています。覚えた日本語を織り交ぜながらの描写は、キッチュな日本へのときめきがいっぱい。日本の読者にとっては、そこを見てくれましたか!という発見でいっぱい。

その一部は彼女のホームページで公開されています。ぜひぜひチェックを。
115×170 112P 上製丸背

今回、千代紙で作家が手作りした箱に入った”たまごかけごはん”の缶バッヂをおまけでおつけしてます。(作家が個人的に用意してくれた2010年秋に入荷分のみの特典で、終了いたしました)

本の内容の画像は作家のホームページからお借りしてます。

また、そのほかの著作、今回にあわせて限定5部で作成されたコラージュ集「美容院」¥1200もお取り扱いしています。(こちらは、日本の美容関係の広告写真と食物などのコラージュ。手製本で、コラージュの一部は直接貼り込んであり一冊ずつ微妙に違っています。また、一見おフランスだけどよく見るとサニタリー用ポリ袋なんかも綴じこんであり、小さな冊子でいながら女の美と食と性を絶妙に盛り込んだもの。Noとサイン入り)※「美容院」は完売しました。

総合マンガ誌「キッチュ 第二号」

総合マンガ誌 「キッチュ 第二号」¥630

責任編集である、くれたかしをはじめ、現役の作家の作品を含むマンガやエッセイにマンガ・映画評、レビューを集めた有志の総合マンガ誌キッチュ。平田弘史先生の題字からおわかりいただけるように硬派というか真摯に多様なマンガ表現を追究中!

表紙イラスト 阿部洋一

掲載作品
【マンガ】
『創世記 第38章』 ひさうちみちお
『ファンタスティックキラーコンドーム』 榎屋克優
『変な二人』 土屋光太郎
『トゲ』 浜口今日子
『少年探偵団』 鬼山龍宿(りゅうど)
『黒い雪の降る街』 奈樫(ながし)マユミ

【評論・レビュー・エッセイ 】
漫画家阿部洋一(「少女奇譚まこら」「バニラスパイダー」)インタビュー 聞き手:鬼山龍宿 構成:くれたかし
『パラノーマル・アクティビティ』映画レビュー 三元祐太

B5判104P

hito vol.001

hito vol.001 ¥500

様々なジャンルのクリエーターを紹介するマガジン。作品の背景にある、作家が思うこと、あるいは作品が完成するまでの過程を構想の段階から順々に紹介するなど、様々な形で作家とその仕事にスポットをあてる。自らもイラストレーターであるオザワミカさんが編集。創刊号の「絵」をかくヒト特集。

インタビュー「江口寿史」改めてマンガを描くツラさ&自作大好きを語る
制作の現場レポ 影山徹「カバーイラストができるまで」早川書房「時の地図」上下巻で一枚になる表紙

hito file (作品とプロフィール、Q&A)
かとうくみ(水彩画家)
中沢しのぶ(画家)
中西太(イラストレーター)

特別連載 しんじあさいの記憶スケッチ
記憶をもとに絵を描くペイントソフトを使って異常に鮮明な絵を描くしんじあさいの作品を紹介。

review
book 「卵をめぐる祖父の戦争」YOUCHAN
movie 「ハチミツとクローバー」DJ NAKAHARA
music「The Heart of The Nightalife」中尾龍雲
art「鎮守の森、美術計画」河上”アニイ”友信

ブックデザイン・表紙 玉村ヘビオ

A5判28P