月別アーカイブ: 2009年11月

市場大介 画集 Grossesse Nerveuse(想像妊娠)

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市場大介 画集 Grossesse Nerveuse   ¥2625

 アーティストのステファン・ブランケが立ち上げた、フランスのアート出版United Dead Artistsが発行する大判のイラストブックのシリーズから市場イッシューが出ました。過去には春川ナミオ号も出ていて、迫力の大きさです。
 内容は、市場さんがキューレーションを行ない、出品もした2009年秋のパリLE MONTE-EN-L’AIRでの展示「Le Japon Parano2」で発表された作品の中から16枚を原寸大で収録しています。
 薄墨部分のニュアンスもよく出ていて、原画をうまく再現した出来映えです!
30cm×40cm 32P

  間もなく、市場さん自身によるミニコミも出来上るようです!

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乙女通信17号 手紙を書く& SCRAP SKETCH CALENDAR

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乙女通信17号 手紙を書く¥300 

 毎号、内容にあわせて違った形のzineを発行する、乙女通信。これまで鉄塔を特集したり、夢の入口に誘うような夢の不思議についてのイントロダクションと見た夢を書き留めるためのオリジナルノートのセットを作ったりと、その不思議さと乙女テイストのブレンドが絶妙。

 17号は、リソグラフやシルクスクリーンを使ってのレターバッドとミニジンの組み合わせです。
 古い本をばらしたページの上に水玉がプリントされていたり、クラフト紙に一筆箋が刷られていたり、A3サイズの大きなUFO飛来写真を敷いた便箋があったり…。でも、これは編集者からのオリジナル便箋のひとつの提案で、お手紙を楽しみませんか?というお誘い。
 封筒の中には、読者にお手紙形式で綴られた、編集人からの雑記的小冊子”泣きたい日のがんばりかた”が。
A4透明袋入り。9種類11枚の便箋+A6判8Pの冊子

 そして同じく乙女通信を発行するLUCYが、この季節にあわせて作ったのがこのクラフト感覚を活かしたカレンダー。

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LUCY SCRAP SKETCH CALENDAR 2010   ¥200

 いろいろな人のスケッチを集めて、一見ランダムに配して作った2010年のカレンダー。
 藁半紙に2色のインクで印刷されています。カレンダーの数字はスタンプで捺した味わいがありますが、曜日や祝日を見やすくデザインしてあり、イラストとの配置がとってもステキです。

9cm×22cm 12葉 トレペカバーつき、クリップ留め

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ヤマヴィカスコープ座 番外編 映像の詩学シリーズvol.4

 舞台『田園に死す』に続いて、山田勇男監督つながりで…

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「ここは千駄木、古書ほうろう。
幻想的な映像を紡ぐ奇才、山田勇男監督が
今回のために撮り下した最新作にあわせ
琵琶奏者の川嶋信子嬢がライブで音色を紡ぐ試み、
大歓呼!お期待を希ふ。」

11月28日(土)
6時30分 開場 7時 開演
入場料2,000円 定員40名

プログラム
1.映画『琵琶姫』2009年新作(10分)
2.琵琶語り『耳切れ芳一』
3.映画『Chrysathenum 綺想』
   2005年(20分)
4.映画『青頭巾』 2009年新作(20分) 
5.トークショウ「琵琶について」
   山田勇男×川嶋信子

会場:古書ほうろう
東京都文京区千駄木 3-25-5
Tel. 03-3824-3388 e-mail:horo@yanesen.net
JR西日暮里駅、千代田線千駄木駅より徒歩5分
JR日暮里駅より徒歩10分

アトリエ空中線 10周年記念展

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アトリエ空中線十周年記念展 インディペンデント・プレスの展開

 11月13日(金)〜12月6日(日) 於 ポスターハリスギャラリー

間美奈子さんが主宰するインディペンデント出版アトリエ空中線が手がけた、出版物約120点を一挙展示。タコシェにも納品していただいている、未生響名義の自費出版「空中線書局」の作品のほか、本の内容にあわせた創意工夫にみちたリトルプレスの数々がご覧になれます!

 また、関わりの深い作家7人の作家の作品もあわせて展示されるとともに、ゲストを招いてのトークショーも予定されています。

詳細はボスターハリスギャラリーをご参照ください。