月別アーカイブ: 2009年8月

楳図カーニバル

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 9月3日は楳図かずお先生のお誕生日ということで、9月は先生のバースデー記念イベント各種があります!

 近田春夫氏らをゲストに迎えたトークショー(13日 at 九段・科学技術館)とロックライブ(23日 at吉祥寺・スターパインズカフェ)の二本立て“楳図カーニバル”は先生の出演イベント! ファンの方は、お祝いに馳せ参じましょう!

 詳細はUMEZZ!カーニバル09を。

石川次郎「GIRO」

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石川次郎「GIRO」¥945

   漫画家・石川次郎さんの90年代から2001年までの短編漫画から14本をセレクトした傑作集をタコシェで作りました。
 コンピュータを使わずに、手作業で描かれたサイケな絵柄、点描による背景など恐ろしい密度の描き込みの迫力をぜひ味わってみてください!
 次郎さん自身を投影したような主人公を、姿を見せないもう一人の次郎が揶揄するようなモノローグとともに描く次郎の無限宇宙が展開されたかと思えば、DSもびっくりの脳の鍛え方やら、ペーパークラフト漫画など、ドラッグ効果?にあふれた作品がいっぱいです。
 イラスト5点とプロフィール(日英仏三ケ国語対応)も収録しています。

 タイトルのGIROはJIROに由来しますが、レタリングの際の美しさを考慮して選ばれた綴りで、自身がデビューした漫画雑誌ガロ(GARO)へのオマージュも込められています。
A5判104P

spotted 701 VOL.11「ロボゲイシャ」

 

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spotted 701 VOL.11「ロボゲイシャ」 ¥700

 創刊から2周年を経て、内容も充実の11号です。

★特集1:『ロボゲイシャ』/『吸血少女VS少女フランケン』★

INTERVIEW:井口昇(『ロボゲイシャ』監督)
特別寄稿『井口昇の奇想ヒロインは異形であることで燦然と輝くのだ!』(文・田野辺尚人) 
INTERVIEW:木口亜矢 (『ロボゲイシャ』主演)/亜紗美×泉カイ(『ロボゲイシャ』出演)/川村ゆきえ(『吸血少女VS少女フランケン』主演)/西村喜廣(『吸血少女〜』監督/『ロボゲイシャ』特技監督) 

★特集2:『南極料理人』『パンドラの匣』★
特別対談:沖田修一(『南極料理人』監督)×冨永昌敬(『パンドラの匣』監督) 
REVIEW『パンドラの匣』(KaoRi)
    『南極料理人』 (久住昌之)
特別寄稿:「じゃあ、『鷹匠2』で!」(文・守屋文雄) 

★THE OTHERS★
【NEWS,REPORT,COLUMN,REVIEW】:『あんにょん由美香』公開記念LIVE/『SR サイタマノラッパー』@韓国プチョン国際映画祭/カレーライスの男たち/園子温『ちゃんと伝える』/是枝裕和『空気人形』/小沼雄一『童貞放浪記』/あらかじめ決められた恋人たちへ『RUSH』/三輪二郎 in “SPOPOLYRHYTHM VOL.1″
<Contributors:國井真由子、桑原あつし、こっちゃん、小林郁香、寺坂直毅、長澤つぐみ、ビト、P.O.P ORCHeSTRA(上鈴木伯周×上鈴木たかひろ)>

◎漫画『ラーメン屋』 by 大橋裕之

◎シナリオ採録『鍋と友達』(作:沖田修一)

◎別冊附録『SPOTTED758』1周年記念・名古屋ホッチポッチグルメトーク(直井卓俊×シネマスコーレスタッフ) といってもグルメ記事とは違う、ちょっとずれたセンスとジャンボなサイズの特別な味を紹介してます。

◎特典『ロボゲイシャ』オリジナルステッカー

A5判28P

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こちらは、特典ステッカー。クリックすると、今秋から公開予定の「ロボゲイシャ」公式サイトを見ることができます。

本の手帳 第7号「豆本女子2」

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 本の手帳 第7号「豆本女子2」  ¥1050

 5号に続き、人気の女子豆本の特集。
 12人の女子がそれぞれ、豆本作りのきっかけから、本の作り方や仕様、発表や販売についてをたくさんの写真とあわせて語っています。
 誘われて数年前から作り出したという人も多数いますが、初心者もベテランも、それぞれがアイデアや趣味を活かしてユニークな本を創作。豆本宇宙の奥深さと、ムーブメントの広がりが実感できます。

●「豆本四年目、小さいことはいいことだ」葉原あきよ(オレンジ宇宙工場):自作豆本の展示即売会”まめまつり”に誘われたことから豆本作りをはじめた筆者が、現在までに制作した豆本を一作ごとに仕様と制作工程、販売形態を含めて紹介。ワックス紙に包まれたキャラメル大の豆本が詰まったお菓子箱式の豆本や、正三角形の豆本など、そのアイデアに脱帽!

●「夢を形にしてくれる豆本」吉沢深雪:イラストと文章の仕事をしつつも本作りは編集者まかせだった筆者が、3年前の展覧会で豆本を作ってことからはじまるCatChipsシリーズと名付けた一連の作品を紹介。封筒や栞がついていたりで本まわりの工夫が楽しいシリーズです。

●「AMUと豆本」AMU:友達の誕生プレゼントに似顔絵制作過程をパラパラ豆本にして贈ったら好評だったことから着付けをパラパラ豆本にするなど工夫に磨きをかけ、豆本でアクセサリーやストラップまで作る、アクティヴな豆本創作秘話。

●「アンデルセンの鞄の中」杉田有美子:メグミルクのサイトで牛乳パックを使ったミニ絵本の作り方をみつけたことから固いパック紙と格闘しつつアンデルセンの豆本を作るまでの苦難のストーリー。

●「私の豆本づくり」さかいやすこ(谷中あずき堂):豆本づくりの入門書を見ながらグループ展に出品ことから、様々な作家とのコラボを行ない、作品にあわせた形の本作りを考える編集の喜びを語るエッセイ。

●「ミウラ折り豆本」相沢LEE美和子:以前に製本講座を受けたものの、その後本作りと無縁でいた筆者に田中栞氏が豆本展参加をすすめたことから、できるだけ作業を減らすアイデアを捻り出した筆者。本型ロケットを表紙に見立てて本文を差し込む省略技を考えたり、折り畳んだ紙を一ひっぱりで広げたり畳めるミウラ折を使った豆本など裏技開発をあかす。

●誌上製本ワークショップ「布表紙の絵本を作る」田中栞:見開きページを二つ折にして裏同士を張り合わせることでのどが開ききって絵柄がきれいに見える構造の本の作り方を分割写真で丁寧にレクチャーします。

●「いとしのミニサイズ」小林映子:当初はフランスの雑貨好きから、フランス本のテイストを紙に凝った豆本で表現していたのが、次第に革装なども手がけ15年のうちに90種の豆本作家が、素材や印刷方法の変化にも触れながら作品を一挙に見せる。

●「豆本はじめまして展を開催して」イワタノリエ:名古屋でハンドメイド雑貨店n.r.e.-planを運営する筆者が、名古屋あげてのブックフェアに参加するにあたり手頃な大きさの店内にふさわしく豆本展を企画。全国から参加者が集まったイベントの内容と交流をレポート。

●「豆本作りは自分さがし」木月禎子(山猫や):中学を卒業する息子たちに伝えたくて新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」で豆本を作成したことから、豆本の交流会や講習を経験し、和紙と版画を活かしたスタイルを確立するまで。

●「豆本詩人は夢を見る」流川透明:インターネットで詩を発表しながら、紙の本に詩を綴りたいという思いから豆本の入門書を見ながら本を作り、最近では作りたい豆本の形にあわせて詩作も行なうなど、豆本を通した創作とネットワーク体験談。

●「うみうさぎ堂的豆本生活」ハム子(うみうさぎ堂):2007年のまめまつりに参加したことから、イベントを発表の場に、本作りを続け、ぬいぐるみ用の豆本フィルムを模した折り本などを作る筆者が、本作りのお役立ちグッズまで披露する。

A5判64P

太田螢一 Tシャツがオンラインショップで選べます

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太田螢一画伯が、Tシャツ用に、イラストを描き、自らセレクトしたシャツに手ずからシルクスクリーン印刷した、貴重なお手製Tシャツを、オンラインショップにアップしました。全品に、お手製の「太田被服」タグとさげ札(手刷り)がついています。お値段は2000円代〜3000円代までで、とってもリーズナブル。Tシャツの画像をクリックすると、一覧が表示されます。

 これまで、シャツの色やサイズがまちまちで通販が難しかったのですが、個々にサイズを表示して紹介してますので、お手持ちのお気に入りシャツがあれば、着丈や身幅をはかって目安にするとよいでしょう。

参考までに、anvilのTシャツのサイズを出しておきます。アメリカ製なので国内サイズよりちょっと大きめです。

XS    着丈61cm 身幅43cm

S       着丈67cm 身幅46cm

M     着丈70cm 身幅52cm

L     着丈78cm 身幅53cm

 店頭でもお求めになれます。一点しかないものが殆どですので、売切れの場合はご容赦ください。