日別アーカイブ: 2008 年 11 月 24 日

文芸誌 破滅派

 雑誌の不振が取りざたされる中、WEBでまず作品を無料公開した後、まとめて雑誌として発表刷るという形で同人活動をする、WEB生まれのオフラ人文芸誌「破滅派」。
 ユニークなコンセプトが先行していた創刊号に比べて、分業化もすすみ、雑誌へゲストも充実、充実してきています。
破滅派 002  ¥500

【短編競作】
手嶋淳「町」
佐藤「階下」
紙上大兄皇子「鬼築家の素敵な食卓」
大谷雅宏「たった一度の表情」
柿人不知「春の思い出」
児島啓祐「つけものいし」
32MB「沈黙の音の中で」
竹之内温「ダブル・プラトニック・スウィサイド」
【特集】
学歴社会にモノ申してみる
 ほろほろ落花生「RE:現代文(解答編)」
品格の時代にモノ申してみる 
 深川潮「娼婦の品格」
【エセー】
エマニュエル・イタ子「痛女痛信(最終回・イショ)」
山谷感人「K氏の休日・序」
伊須方里峰「祈られ、折られる」
【詩】
小堀龍一「右肩上がりの青春」
【特別寄稿】
高橋文樹「働きながらじゃ作家になれない、働くな!」
A5判112P
破滅派 003 ¥500

【巻頭漫画】
今日マチ子「破滅ちゃんと堕落くん」
【特集:掌編競作】
掌の破滅派〜川端康成オマージュ
紙上大兄皇子「雷国」
深川潮「風景」
大谷マサヒロ「ココデハナイドコカ」
今川久古「シューゲイザー・レビー彗星」
児島啓祐「旧懐」
トッチィ・メル「ていうかさ」
【創作】
竹之内温「樒、雨の日」
手嶋淳「大人の休日」
大谷マサヒロ「ユビキタス社会における、ある人たちの話」
ほろほろ落花生「対話篇」
児島啓祐「雨の傷跡」
谷田七重「海辺のざんげ部屋」
伊須方里峰「ソノ身、美カラズヤ」
【新潮新人賞受賞第一作】
高橋文樹「泣きながら、ポークソテー」
【評論】
詠み人知らず「癒しの楽園としての『ARIA The ORIGINATION』」
【ルポルタージュ】
悪辣外道和尚・紙上大兄皇子「地方の破滅派は、今。」
四コマ漫画 タイツ「ハロー・ペティ」
A5判112P