中野在住、ブロードウェイ界隈を歩いては中野ライフを満喫している銀杏BOYZの峯田和伸さんに、自身のブログ“朝焼けニャンニャン”をまとめた初の単行本『恋と退屈』出版を記念して、サイン本を作っていただきました。(タコシェヴァージョンのサインです)
連日メンバーとスタジオに籠もってのハードな録音の日々から、CDが発売になり全国ツアーに出るやアクシデントの連続で肋や脚を骨折しつつ、汗と血と(そのほかいろいろな汁物)を出しながら日本中を駆け抜けた2004年から2005年の日々が綴られています。
ライブや録音の合間に思う、恋のこと、友達のこと、音楽のこと、山形での中高生時代のこと、上京しての学生生活とバンド活動、折々の心の模様が描かれています。
個人的に、この本の中で印象的な場面は—–納得いかないライブの後で、一緒に写真をとってほしいとやってきた二人組の女子に八つ当たりして、彼女たちのインスタントカメラを道に叩きつけて壊して立ち去るものの、自分のした理不尽な仕打ちに気づいて、怯えまくり涙している女の子たちを探し出し、謝り倒してインスタントカメラを買って写真をとった夜、ひとり布団の中で情けない自分に涙する&翌年のライブで彼女たちに再会して感謝するやら喜ぶやら、なんていうところです。
もっとエロいお話、感動的なお話もたくさんあるのですが(人の死、友との別れ、恋のことなど……)、なんとなくこの部分を紹介してしまいました。
『恋と退屈』(河出書房新社)¥1890 (190×130 432Pもあります!)
月別アーカイブ: 2006年10月
6枚組CDボックス「夢の隊列」予約受付中
JUST A NORTHERN SONG-夢の隊列 2005 LIVE IN 北海道 ¥8000(税込)※定価10000円のところ予約価格です。
1994年に発足した音楽集団・オフノートに参加するミュージシャンによる2005年の北海道ライブをおさめた6枚組の限定500のCDボックスです。11月19日に発売予定で、ただいまご予約受付中!
参加ミュージシャンは、日本フォーク・ロック史上、惨然と輝くはちみつぱい(ex)、渡辺勝。サイケから喫茶ロックまでオルタナティヴ京都を体現するオクノ修。低迷する日本のジャズを震撼させたフェダイン(ex)、川下直広。カオスに満ち溢れたパンク+タンゴ=PUNGO(ex)、向島ゆり子。越境するリズムトライアングル、サイツ(ex)の狙撃手、船戸博史。コンポステラ(ex)からストラーダまで音楽を音楽する、関島岳郎。関島の盟友、亡国の民の調べを奏でつづける異能の人、中尾勘二。
ここに在北海道で独自の作風で漫画表現に新たな地平を切り拓いた鈴木翁二と北の大地にフォルクローレの新風をおくる名手、福井岳郎が合流したライブが「夢の隊列」です。
コンテンツは—–
DISC-1「てのひらのなかのうた」オクノ修(オクノ修、船戸博史)
DISC-2「漂浪者の肖像」川下直広(川下直広、渡辺 勝、船戸博史、関島岳郎、中尾勘二、向島ゆり子、福井岳郎)
DISC-3「Q-ヲンラヂヲ」ローフィッシュ(船戸博史、関島岳郎、中尾勘二、向島ゆり子)
DISC-4「星の栖家」コンポステラ
DISC-5「ヨアケノウタ」碧エルテル(渡辺勝、川下直広、関島岳郎、中尾勘二、船戸博史、向島ゆり子、福井岳郎)
DISC-6「ラーモネード響和国」鈴木翁二&6月25日自由的傾向音楽隊(鈴木翁二、渡辺勝、、川下直広 ,関島岳郎、中尾勘二、船戸博史、向島ゆり子、福井岳郎、太田裕剛)
ジャケットのペインティングは6枚とも鈴木翁二。
本秀康ピンバッジ入荷!
2007年のカレンダー、手帳入ってます
2007年用のカレンダーや手帳が入ってきています!
毎年好評、技法やデザイン、紙や形まで変わって、そのヴァリエーションを楽しませてくれる山口マオさんの壁掛けカレンダー。¥1260
定番の卓上カレンダー。¥609
さらに、おしゃべりする手帳! WOMEN’S DIARYも入荷しています。
様々なテーマでの女性のホンネが飛び出す雑記がところどころにあって読み物としても楽しく、また月経周期表、公立女性センターリスト、DV相談支援センターリストなどもついていて便利です。¥1575