月別アーカイブ: 2006年8月

『日本のゲイ・エロティック・アート Vol.2』入荷!

 ゲイ・エロティック・アートを集めた作品集『日本のゲイ・エロティック・アート Vol.2』が入荷しました。
 ゲイ雑誌創世記のアーティストを紹介したVol.1は、拷問&緊縛をテーマにした男責めイラストを中心に収録していましたが、今回はがらりと趣向を変えてファンタジー系、つまり「ゲイ的理想世界」の変遷をたどったセレクション。子供向け書籍の怪獣妖怪イラストでも知られる石原豪人(林月光名義)を始め、日本のゲイアートを代表する一人であり、エキゾチックな日本趣味や仏教美術の要素を作品に取り入れた長谷川サダオ、『薔薇族』『さぶ』の表紙イラストを手がけたゲイ雑誌の顔・木村べんらの作品を収録しています。マッチョでありながらミステリアス、キッチュでありながらエロティックに迫る兄貴たちの魅力をご堪能ください!

●田亀源五郎編『日本のゲイ・エロティック・アート Vol.2』 
ポット出版刊/A5判上製函入り 224P/4725円
「日本のゲイ・エロティック・アートVol.1」に続く第2弾。Vol.1は、ゲイ・エロティック・アートがいつ誕生し、どのように発足したかを追った。そして、このVol.2では、1970年代から現在に至るまで、ゲイ雑誌で活躍しているアーティストを紹介、それらの作品からゲイのファンタジーが時代的にどのように変遷してきたかを探る。編者による各作家の解題も収録。収録作家:長谷川サダオ、木村べん、児夢(GYM)、林月光(石原豪人)、天堂寺慎、遠山実、蔵本彪
関連書籍
●林月光 a.k.a 石原豪人『月光秘宝館』 850円
戦後を代表するイラストレーター ・石原豪人は、昭和50年頃から最晩年まで、林月光の別名で、ゲイアートやSM系ポルノを描きました。これはその林月光名義での初の画集で“さぶ”“JUNE”に掲載されたゲイアート30点あまりと“SMスピリッツ”“SMマニア”“SM秘小説”“SMファン”“S&Mスナイパー”“SMクラブ”などに掲載されたSM系ポルノ20点あまりを収録しました。ほかには、漫画家にしてゲイエロティックアートの研究家でもある田亀源五郎さん、先生の晩年に編集を担当されたS&Mスナイパー編集長・渡邊安治さん、創生期のSM誌やゲイ雑誌『さぶ』『JUNE』などで編集者として長く仕事をともにされたサン出版の櫻木徹郎さんに、それぞれ林月光という作家とその作品についてインタビューを行い収録しました。
●田亀源五郎編『日本のゲイ・エロティック・アート 01』 4725円
三島剛、大川辰次、船山三四、平野剛ら日本のゲイ雑誌創生期に活躍したゲイ・イラストレーターたちの作品を紹介。田亀源五郎氏によるゲイ・エロティック・アート史概論、作家論も英文対訳で収録されている。

DVD『ザ・ダム』入荷しました

ダムめぐりDVD『ザ・ダム』が入荷しました。

『ザ・ダム』 3990円
山陰から突如現れる巨大建造物! 衝撃の放水映像! これが噂の“ダムめぐり”だっ! 有名ダムマニア・サイトの管理人・萩原雅紀氏と、本作の企画・監督を務める石川順氏が、藤原ダム、矢木沢ダム、奈良俣ダム他、群馬県にある5つのダムをめぐり、ダイナミックなその魅力を徹底解剖する。特典映像として、米国フーバーダムのプロモーション映像を収録。80分

マリオン・ペックの図録が入荷しました

ローマのギャラリー“モンド・ビザッロ”によるマリオン・ペックの最新図録が入荷しました。マーク・ライデンのパートナーとして、その世界を共有するマリオンですが、彼女は学生時代、アメリカとローマでアートを学び、両国の間をその後も行き来しています。今回の図録は、ヴィクトリア朝時代の故人のポートレート(美しく描かれて、お墓に飾られたり、お部屋におかれ、故人との関係や愛を思い出すよすがとなる肖像画です)、特に無垢な幼い人や動物のそれに心を動かされたマリオンが、不在に寄せる愛のかわいい形として描いたもの。愛らしくもどこかかなしいムードが漂う、センチメンタルな子供と動物の画集になっています。
180×230 60P ¥3570

古泉智浩さんの新刊と上映会のお知らせ

初のSF&ホラー作品集『これが未来だぜ』(青林工藝舎)が12日頃発売、8/16売りの“漫画アクション”からゾンビ漫画『ライフ・イズ・デッド』の連載もはじまり、さらに8月下旬には『青春☆金属バッド』が映画化・公開される予定の古泉智浩さん。
実は数年前から機材を手に入れ、自ら短編映像を撮影・編集する映像作家でもあります。そこで、この新刊や新連載、映画公開を全部記念して、最新映像を含めた三作品を上映しながら、合間合間に映画や漫画についてをお話しをする、トークと映像のイベントを行います! 
日時:2006年9月1日(金) 19:30開演 19:00開場
場所:なかのゼロ 視聴覚ホール(東京都中野区中野2−9−7)
JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から線路に沿って
新宿方向に8分ほど歩くと右手にあります。
※タコシェではないので注意してください。
料金:¥500/¥700
タコシェで、『これが未来だぜ!』をお求めのお客様は500円。
本をお求めの際に当日精算券をお渡しするか、500円にて鑑賞券を販売いたします。
オンラインショップでチケットつき単行本お求めになれます。こちらをどうぞ!
【上映予定作品】
『雑音★エクスプロージョン21』2003年制作 26分
『巨大戦闘メカ・ガロハロ』2004年制作 19分
『ゾンビの森』2006年制作 15分(予定)

Tシャツちょぼちょぼと

夏期限定 Tシャツコーナーに丸尾末広さんの今年のTシャツを少しアップしました。丸尾さんのコーナーにも以前からのとまじってアップしています。
ところで、この丸尾さんイラストのTシャツ、これまでYouthサイズのみの展開だったので、女性のご利用に限られていたのですが、今月末に丸尾さんの「薔薇色の怪物」の復刻にあわせて色紙やグッズを展示する際に、男性にもご利用いただけるよう、SサイズMサイズを特別にご用意していただくことになりました!
これまで、お問い合わせが多かった男性用ですので、8月末からのフェアの際にぜひ、チェックしてください。