カテゴリー別アーカイブ: 雑誌

文芸ムック「たべるのがおそい vol.5 ないものへのメール」

文芸ムック「たべるのがおそい vol.5 ないものへのメール」(書肆侃侃房)¥1300+税

小説と翻訳と短歌の文学ムック。
特集は「ないものへのメール」。記憶にないもの、名前のないもの、関係ないものetc. に、柴田元幸、大前粟生、黒史郎、蜂飼耳ら4人の書き手が文章を寄せています。
翻訳は、チベット現代文学の若手期待の星、ツェワン・ナムジャと、イングランド系アイルランド人作家エリザベス・ボウエンの2短編です。

■巻頭エッセイ
酉島伝法 「おさまりのよい場所」

■特集:ないものへのメール
大前粟生 黒史郎 柴田元幸 蜂飼耳

創作
今村夏子 大田陵史 岸本佐知子 齋藤優 澤西祐典 米澤穂信

■短歌
内山晶太 小原奈実 仲田有里 フラワーしげる

■エッセイ  本がなければ生きていけない
石井千湖「窓のない部屋から」
北原尚彦 「ドロナワ古本コレクター」

■翻訳
ツェワン・ナムジャ 星泉 訳 「ごみ」
エリザベス・ボウエン  西崎憲 訳「ジャングル」

A5判176pages

台湾発のアジアのドキュメンタリー漫画誌「Monsoon vol.1」

Monsoon vol.1(漫工出版 Slowork Publishing)¥2500+税

台湾を拠点とするSlowork publishingが創刊した、アジアのアーティストたちによるドキュメンタリー漫画雑誌Monsoon熱帯季風。

漫工=Sloworkの名前の通り、シルクスクリーンを使った丁寧な少部数出版で良質のドキュメンタリー漫画を発行してきた版元は、台湾が文化的影響を多く受けてきた中国や日本以外に、アジアのモンスーン地帯を視野に入れ、作家と作品の発掘し、これからの漫画文化と文化圏を育てるドキュメンタリー漫画の雑誌を作りました。熱く広くアジアに吹く風となるように、その願いをタイトルに込めて。

ドキュメンタリーといっても社会問題や歴史だけでなく、日常観察、自然、フォークロア、建築など様々のモチーフをドキュメンタリー的なアプローチで描いています。

作品やによって紙を変えたり、シルクスクリーンで印刷したイラストを綴じ込んだり、光沢紙や銀のインクの効果を狙った印刷があったり、丁寧で贅沢な造りです。

漫画だけでなく、レビューもあり、マルタ出身のアメリカの作家ジョー・サッコの「パレスチナ」「Safe Area Goražde」とともに、日本のドキュメンタリー漫画として花輪和一「刑務所の中」(牢獄中)が紹介されています。いぶし銀地にスミで印刷された刑務所内の風呂場の見開きページが印象的です。

26m×18.5cm 148pages
カラーページが大半で、折り込みページやシルクスクリーンの綴じ込みページあり。

↓ 創刊前にクラウドファンディングのために作られた予告編

試し読みはこちらから>>>>>

表表紙見返しと、シルクスクリーンにより銀のインクで印刷された扉

鶏のさばき方の詳細が図解されています

作品によって紙も異なります。奥は折りたたみページ、手前はツルツル光沢紙に銀の印刷。

イスラエル発 性をテーマにしたインディペンデントマガジン Forno

Forno magazine issue11 ¥2000+税

イスラエルの写真家Lilac Madarが編集・発行する”性”をテーマにしたアートジン。
広告を撮らずにインディペンデントに特集ごとにfornoのために、アーティストたちに自由に作品を制作し寄稿してもらっています。年1くらいの割合で発行。

毎回、お題があって、11号のテーマはBUTTOCKS、おしり。
イラスト、コラージュ、写真、コミック、様々な表現で様々なアーティストが作品を寄せています。
日本からカツマタヒデユキ、永井コージが寄稿。

A4判40pages

バックナンバーもあります。(発行元でストックのあるもののみ)

ラトビア発のコミック誌 š! #31「Visitors」

š! #31「Visitors」¥1018+税

ラトビアの首都リガから発信されるコミック誌。
創刊から10年の間に、国外から60を超えるアーティストをリガに受け入れてきたkuš!。ある人たちは展示やワークショップのため、ある人たちは観光や旅で。あるいは、自身も展示やブックフェアで国外を訪ねる機会が増えたkuš!。
そんなエキサイティングな訪問体験を誌上で分かちあうべく、来訪者たちとラトビアの作家に、Visitorsをテーマに読み切り作品を描いてもらいました。
日本からは香山哲が参加しています。

表紙: Aisha Franz (Germany)
執筆者: Aisha Franz (Germany), Anna Sailamaa (Finland), Emelie Östergren (Sweden), Inés Estrada (Mexico), João Sobral (Portugal), Jyrki Nissinen (Finland), Kerija Arne (Latvia), König Lü. Q. (Switzerland), Léo Quievreux (France), Liana Mihailova (Latvia), Līva Piterāne (Latvia), Marie Jacotey (France), Matti Hagelberg (Finland), Mikkel Sommer (Denmark), Nicolas Zouliamis (Belgium), Olive Booger (France), Powerpaola (Ecuador), Renata Gąsiorowska (Poland), Tetsu Kayama (Japan), Titas Antanas Vilkaitis (Lithuania), Vivianna Maria Stanislavska (Latvia)

A6判164P 無線綴じ フルカラー 言語は英語

SPECTATOR スペクテイター41号 つげ義春 探し旅

SPECTATOR スペクテイター41号 つげ義春 探し旅(幻冬舎)¥1000+税

私小説の手法をマンガ表現に取り入れ、唯一無二の名作を世に送り出してきた稀代の天才漫画家・つげ義春。

作家本人へのインタビューや知人関係者への取材、論考などを混じえながら創作の根源に迫った「つげ義春」特集の決定版。当時者たちの証言や文献なでその歴史を遡るとともにネットで盛り上がった名シーンの元ネタさがしなど最新の研究・検証の成果がまとまった、ガイドブックにして決定版!!

CONTENTS

◆「つげ義春 インタビュー 「貧乏しても、気楽に生きたい」つげ義春氏の近況」取材構成・浅川満寛
◆秘蔵史料 つげ義春にの漫画スケッチ

◆漫画再録「おばけ煙突」「ほんやら洞のべんさん」「退屈な部屋」

◆「劇画の新たな展開 つげ義春の登場」構成・文 浅川満寛
◆「つげ義春の幼年時代」作画・河井克夫

◆「つげと僕が二〇代だった頃 遠藤政治氏に聞く」取材・構成 浅川満寛

◆「名作の読解法ーー「ねじ式」を解剖する」対談構成・藤本和也・足立守正
◆「つげ義春の「創作術」について」文 高野慎三
◆「いきあたりばったりの旅 正津勉、つげ義春を語る」聞き手・編集部
◆「日常系について」文・ばるぼら
◆「川崎長太郎のリアリズムとつげ義春のリアリズム」文・坪内祐三
◆「あの頃の、つげ義春とぼく」文・山口芳則
◆「つげ義春氏との想い出」文・菅野 修

つげ義春 略歴
1937(昭和12)年、東京都葛飾区生まれ。小学校卒業と同時に兄の勤め先であるメッキ工場へ見習工として就職。16 歳の頃から漫画を描きはじめ、65 年から漫画雑誌『ガロ』で作品を発表。代表作に「紅い花」(67 年)、「ねじ式」(68 年)、「ゲンセンカン主人」(68年)、「無能の人」(85 年)など。

B5判240pages おまけに(表裏表紙のイラストの)ポスターをおつけします!
(通販の場合は、折り畳み封入になります)おまけポスター終了いたしました。ありがとうございます。