書籍」カテゴリーアーカイブ

編著・中村孝司「みかんの面白いむき方大百科」

編著・中村孝司「みかんの面白いむき方大百科」(スモール出版)¥945

「音頭大全集」「日本語訳詞の洋楽カバーおもしろ大百科」「男子にオススメの少女マンガ大百科」「ラップ歌謡大百科」などユニークなテーマでレコードやコミックをカタログ的に紹介したビジュアルブックで話題を提供してきたスモールライトの中村孝司氏が、今度はみかんのむき方に特化した本を作りました!
個人的に20年研究を続け、すでにyoutubeで実演映像を発表した作品を含む24種のむき方のウルトラテクニックが図解されています。むき方の工程を丁寧に写真と文章で解説、ちょっとしたコツなども親切に指導してくれます。またページの下にはみかんの豆知識が書かれていて、房についているあの白いスジが実はみかんに栄養を送る管のなごりであるなんていうトリビアもいっぱい。さらに、自身でむき方を考案するためのレクチャーも出ています。単にみかんをむくのが面白くなるだけでなく、みかんへの愛着が深まる一冊です。
四六判78P

なお、ご近所ということもあり、ジャ〜〜ン、このように中村さんのご厚意で実際の作品を店頭で展示しております。生ものですので、たぶんクリスマス限定?数日間の展示となりますが、とても美しく仕上がっておりますので、どうぞお店にいらした方はお見逃しなく!!

友川カズキ歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく

友川カズキ歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく(ミリオン出版)¥3990

12月18日より、ヴィンセント・ムーン監督によるドキュメンタリー映画「花々の過失」が公開になる友川カズキさんの歌詞集が刊行されました。

60年。消尽し得ぬ叫びの残響。伝説の「生きてるって言ってみろ」から、ちあきなおみに提供した「夜へ急ぐ人まで」、怒涛の怨歌「死にぞこないの唄」、最新作「先行一車」まで。幻の名曲「セメント」の他、2010年の新作も完全収録。破れギターを手にした現代の遊行詩人、その魂の遍歴と現在地がここに──。

「心地よいものだけに囲まれて心地よく生きたいだけなら勧めない。苦しみと美しさと優しさの極限を知りたいなら、絶対に聴かないわけにはゆかない」(森達也)

Contents
【歌詞1974-2010】生きてるって言ってみろ/青春/死にぞこないの唄/おじっちゃ/夜へ急ぐ人/木々は春/無残の美/夢のラップもういっちょう/青い水 赤い水/先行一車……その他、自筆歌詞ノートも掲載!
【撮りおろし写真】「ある歌手、或いはギャンブラー」
【新作絵画・秘蔵写真】
【ディスコグラフィー・年譜】
【対談】友川カズキ×西村賢太「人災的邂逅」
A5判255P 函入り

【特典DVD】(全120分)
●「大事な小さい紙」2006年欧州ツアー秘録:サーカス/ジャン・ジュネに訊け/おじっちゃ/ぜい肉な朝/似合った青春/ピストル/訳のわからん気持/カラブラン/グッドフェローズ
●「出鱈目な夜」2010年ライブ映像:花あそび/三種川/海みたいな空だ/顕信の一撃/シシャモ/先行一車/青い水 赤い水/絵の具の空/明るい空/赤いポリアン/生きるって言ってみろ/~bonus truck~ワルツ
●独占インタビュー「川崎にて」

三島由紀夫と一九七〇年代

三島由紀夫と一九七〇年代(鹿砦社)¥1200

ある謎の余韻ーあの年の「事件」について=板坂剛

2010年、いま、振り返るミシマ その意味と価値、あの”狂乱”の時代を再検証する!=板坂剛×鈴木邦男

〈解題〉遥かなる〈一九七〇年〉

参考資料映像DVD『MISIMA』(1985年日米合作・120分)—-この映像「MISHIMA a life in four chapters」は製作総指揮ルーカス&コッポラ、監督ポール・シュレイダー(「タクシー・ドライバー」の脚本「キャット・ピープル」監督)、で緒形拳(三島役)出演、沢田研二、永島敏行、佐藤浩市らが脇を固める大作で日本未公開、日本版のビデオ化、DVD化もされていない作品。ちなみに音楽はフィリップ・グラス、美術は石岡瑛子。

A5判127P

かとうちあき「野宿入門」(草思社)

かとうちあき「野宿入門」(草思社) ¥1050

タコシェでも、人気のミニコミ「野宿野郎」の編集発行人かとうちあきさんの本「野宿入門」が出ました。自身が野宿をするようになった経緯から、実体験を通じての野宿のハウトゥを写真&自筆のゆる〜いイラストととあわせて紹介しています。野宿のおともにちょうどいい新書サイズです。忘年会シーズンも近いので、これを読んで、終電を逃してもあわてない人になろう。

これにあわせて、ミニコミ「野宿野郎」もバックナンバーを揃えております。こちらはかとうさんをはじめ、野宿好き、(あるいは野宿するはめになった方)たちの、経験と知恵がたくさんつまっています。

今、タコシェで「野宿入門」か「野宿野郎」をお求めの方に、かとうさんのゆるキャライラストの缶バッジをさしあげます。

辰巳ヨシヒロ「劇画暮らし」

辰巳ヨシヒロ「劇画暮らし」(本の雑誌社)¥2520

「辰巳ヨシヒロ氏の提唱する劇画は、マンガの世界に初めてリアリズムの視点を導入した画期的なものだった。マンガを子供の世界から飛躍させ、現在にいたるまで発展させたのは、辰巳さんの功績であることを忘れてはならないと思う──つげ義春」

1950年代、マンガに革命が起きた。ユーモアやデフォルメを極力排した「マンガ」でない「マンガ」。若く血気盛んな一群の作家たちが、それまでにないリアリティを追求した実験作を次々に発表し始める。荒々しくも斬新なその作品群を、彼らは「劇画」と呼んだ。その後のまんが表現に決定的な影響を与えた劇画の提唱者・辰巳ヨシヒロによるもうひとつの戦後マンガ史。

少年時代の手塚治虫との出会い、大阪での貸本まんが家デビュー、さいとう・たかをや佐藤まさあき、つげ義春らまんが青年たちとの交友、まんが出版社や古本屋経営の顛末、海外での高い評価、進行中の映画『TATSUMI』のこと。
トキワ荘出身作家たちとは違う、オルタナティヴな表現世界を生み出した鬼才が歩んだ劇画道とは? 昭和三十~四十年代を背景にしたまんが青年たちの群像劇であり、戦後マンガ史というべき内容になっています。

——

劇画に関しては、同じく辰巳ヨシヒロ「劇画漂流(上)(下)」(青林工藝舎)、松本正彦「劇画バカたち!」(青林工藝舎)などもあわせてどうぞ!