書籍」カテゴリーアーカイブ

山本タカト集成 巻之弐

山本タカト集成 巻之弐

山本タカト集成 巻之弐 (エディシオン・トレヴィル)¥18900

黒サテン生地で統一され著者のサインとナンバーを入れた「殉教者のためのディヴェルティメント」「ヘルマフロディトゥスの肋骨」「キマイラの柩」三巻を豪華な帙函(防虫香付き)に収めた愛蔵版。2006年〜2010年の作品をおさめています。
限定220組
直筆サイン、エデイションナンバー入り (一般書店での取扱いはありません)
(タコシェにあるナンバーは、末広がりでおめでたい88.90.92.94.96.98.ジャスト100.102.104)

山本タカト集成 弐

「モンティ・パイソン 関西風味スケッチ集」

モンティ・パイソン関西風味スケッチ集

text 東野ひろあき 監修・須田泰成「モンティ・パイソン 関西風味スケッチ集」(プリズムギフト) ¥1365

ちょっと前に入荷したのですが…遅ればせながらご紹介します。

60年代末にBBCのコメディ番組から生まれた伝説のコント集団モンティ・パイソン。シュールでブラック、ばかばかしくもアナーキーな笑いは、ビートルズのメンバーも魅了し、日本でも劇作家の宮沢章夫やKERAも公言しているように、世界中のクリエーターたちに影響を与え続け、パイソニアンなるマニアたちを生んでいます。

オリジナルには、ヨーロッパ文化に根づいたもモチーフやイギリス独特の言い回しなどベタなものがたくさん出てきますが、そのベタな部分をあえて大阪に移して大阪弁でやってみたら…という思いつきを、朗読会とう形で実行したうえに、本にまとめてしまったのがコレです。
缶入りハムのスパムをキムチに置き換え、凶器代わりのバナナはモダン焼きに、様々な種類のチーズが挙げられるチーズショップはこれまた銘柄が多い発酵系ということで酒屋さん…というように、大阪のソウルフード?にとってかわり、登場人物の職業も噺家になったりと、とことんこだわり、オリジナルとの対比も楽しいけれど、オリジナルを知らなくてもまた楽しく奥深いです。表紙も帯をとると、モンティ・パイソン関西風味というかタイガースや太陽の塔が入っていて関西喜劇モンティ・パイソン風味でしょ!?
脚注は、ちょっとおせっかい?あるいはちゃちゃいれ?な関西のおばちゃん風味“カンサイキベディア”となっており、関西独特の表現やアイテムを説明してくれています。巻末には、関西風味注釈対談 松尾貴史×東野ひろあき(放送作家、脚本家)×須田康成(「モンティ・パイソン大全」)がついています。
B6判 208P

前野久美子 編著「ブックカフェのある街」

出版者でも自費出版でもない、新しいレーベル市民出版のレーベル仙台文庫が創刊されました! 東北の中で地域に根ざした活動をする人たちの本を市民のボランティアが企画・編集に参加し、市民から拠出もつのるという新しい試みの出版、その第一弾として地元でブックカフェ「火星の庭」を営む前野久美子さんの本が作られました。ブックカフェ、市民出版、古本市などのブックイベントと仙台のブックシーンも興味深いですね。

ブックカフェのある街

前野久美子・編著「ブックカフェのある街」(メディアデザイン)¥987

仙台で開店10周年を迎えた古書店+カフェ「火星の庭」店主、前野久美子さんが、ブックカフェの魅力や作り方、また地元に根ざした本に関するイベントを作りながら本でつながった人々との愉しい日々、〝本が似合う街・仙台〟の歩き方を語ります。自分でお店を始めたい人、本の話をするのが大好きな人におすすめ!

内容は—–
第一部 ブックカフェの小さなドア 前野久美子
イントロダクション
火星の庭物語
私が出会ったブッくカフェ

第二部 街と人と本と
イントロダクション
1.街の中の本の風景
〈いろいろなブックカフェ〉
書本&cafe magellan ・高熊洋平/stock gallery&atelier・吉岡英夫
〈本をつくる人に会う〉
圭書房・留守晴夫/アトリエ葉・岡田とも子/仙䑓文化・渡邊慎也
〈夜の文学散歩〉案内人・佐伯一麦

2.街のなかの本の記憶
文学のかけらをさがして、まち歩き
仙台を通過した作家「岩野泡鳴」
江戸時代の仙䑓を生きた只野真葛という女
俳人・佐藤鬼房と塩竈

コラム 「尾形亀之助/菅原克己/古山高麗雄」 荻原魚雷

あとがき

第一部は前野さんによる火星の庭やブックカフェのお話。第二部はインタビューや寄稿で構成されています。

新書P240

前野久美子(まえの・くみこ)
「book cafe 火星の庭」店主。1969年福島県生れ。
調理師、出版社・書店勤務等を経て、2000年に夫の前野健一さんと、古書店と喫茶が融合した「book cafe 火星の庭」を開店。
自身がヨーロッパの都市で出会ったブックカフェという存在を仙台に根付かせた。店内でライブや美術作品の展示を行うなど街の交差点的な役割も果たし、週末には他県からも多くの来店者がある。

関根敏也、小出ゆきみ「パリから向かうフランス映画の港町」

関根敏也、小出ゆきみ「パリから向かうフランス映画の港町」(リヴル・アンシャンテ)¥1890

本当のタイトルは「パリから向かうフランス映画の港町 ジャック・ドゥミとヌーヴェル・ヴァーグの故郷を訪ねて ロシュフォールから、シュルブールまで」。そして内容もタイトル通り! ヌーヴェル・ヴァーグことにジャック・ドゥミ好きから、映画にゆかりの地を旅することにしたコンビは、約2週間の間にパリを振り出しに北へ南へと大移動。行った先々で目にした映画のシーンと同じ光景が印象的だったことと、記念に撮った写真の出来映えに、ついに本を作ってしまいました! パリに関するヴィジュアルブックは多いけど、地方への行き方を含めた案内は少ないので、映画と映画に縁の深い場所を、現在の佇まいと映画のシーンとあわせて紹介しているので、旅×映画の本として楽しめて使えます。

ジャック・ドゥミ作品だけでなく、パートナーであるアニエス・ヴァルダやヒロイン、カトリーヌ・ドヌーヴの作品、また同じエリアで撮影された名画もあわせて紹介しています。個人的には、ロシュフォールから少し足を伸ばして「冒険者たち」の舞台となったエクス島を訪れているところに感激。あの要塞が! 頭の中にはもうフランソワ・ドゥ・ルーベの音楽が流れてきます!

コンテンツは—–

シェルブール、ロシュフォール、ナント、ニース、エズ・ヴィラージュ、エクス島、サン・トロペ、アンティーブ、モナコ…。フランス大西洋岸から、ノルマンディー、プロヴァンス、コート・ダジュールを映画とともに巡る至福の旅。

ジャック・ドゥミとヌーヴェル・ヴァーグの夢の世界へ、今、飛び立とう!

<旅とともにジャック・ドゥミ〜ヌーヴェル・ヴァーグの深淵を探る、シネフィル垂涎の一冊>

*『ロシュフォールの恋人たち』『シェルブールの雨傘』『ローラ』『天使の入江』『ジャック・ドゥミの少年期』『都会のひと部屋』『冒険者たち』『素直な悪女』『泥棒成金』『ペイネ愛の世界旅行』『サン・トロペ警官シリーズ』『コートダジュールの方へ』。50〜60年代の映画の舞台となったフランスの港町の「今」の姿を一挙公開!
*パリからフランスの地方都市へのアクセス方法、詳細なロケ地マップはもちろん、作品データ、映画の1シーンが瞬く間に蘇る美しいフォトグラフを多数掲載。
*紀行書、ヴィジュアルブックとしての機能に加え、ジャック・ドゥミ資料集としても価値のある一冊。

<ヌーヴェル・ヴァーグの舞台となった港町の「今」を、フルカラーで掲載>

◇カトリーヌ・ドヌーヴ、フランソワーズ・ドルレアック演じる、美しき双児姉妹が歌い踊ったロシュフォールのアパルトマン
◇カトリーヌ・ドヌーヴが少女のように微笑みかけたシェルブールの雨傘店
◇アヌーク・エーメがコケティッシュな笑顔を魅せたナントのラ・シガール〜パッサージュ・ポムレ
◇ジャンヌ・モローが歩いた南仏ニースのプロムナード・デザングレ〜モナコ・カジノ広場
◇ジョアンナ・シムカスが想いを馳せ、アラン・ドロンが眼に焼き付けた大西洋岸の離島、エクス島、フォール・ボイヤール
◇グレイス・ケリーとケイリー・グラントがコンバーチブルで激走した断崖の村、エズ・ヴィラージュ
◇ブリジット・バルドーが裸足で歩いたサン・トロペの海岸通り〜ブラッスリー・セネキエ
◇ペイネ、ピカソが愛した港町アンティーブから臨む美しい地中海

<目次>

Cherbourg シェルブール
○雨に塗り込められた、愛と別れの港町『シェルブールの雨傘』の舞台を訪ねて
○作品紹介『シェルブールの雨傘』
○シェルブール・マップ

Rochefort ロシュフォール
○愛と花、人生と幸福を歌う、出逢いの港町『ロシュフォールの恋人たち』の舞台を訪ねて
○作品紹介『ロシュフォールの恋人たち』
○ロシュフォール・マップ

ile d’Aix エクス島 −−ロシュフォールからワンデイ・トリップ
○『冒険者たち』の舞台、フォール・ボイヤールとエクス島を訪ねて
○作品紹介『冒険者たち』
○エクス島・マップ

Nantes ナント
○愛と幸福、ドゥミの青春が交差する港町、ヌーヴェル・ヴァーグの真珠『ローラ』の舞台を訪ねて
○作品紹介『ローラ』『都会のひと部屋』『ジャック・ドゥミの少年期』『恋路』
○ナント・マップ

Jacques Demy ジャック・ドゥミについて
○作品紹介『アニエスの浜辺』『ミシェル・ルグラン 風のささやき』『ジャック・ドゥミ、結晶の罠』
○ジャック・ドゥミ作品年譜

Nice ニース
○うたかたの愛と欲望、栄華と寂寞が交差する南仏の港町『天使の入江』を訪ねて
○作品紹介『天使の入江』『輝ける女たち』
○ニース・マップ

Eze Village, Monaco エズ・ヴィラージュ、モナコ −−ニースからワンデイ・トリップ
○『泥棒成金』『天使の入江』の舞台、エズ・ヴィラージュ〜モナコを訪ねて
○作品紹介『泥棒成金』『コートダジュールの方へ』
○エズ・ヴィラージュ・マップ
○モナコ・マップ

St-Tropez サン・トロペ −−ニースからワンデイ・トリップ
○『素直な悪女』『ルイ・ド・フュネスのサン・トロペ警官シリーズ』の舞台、サン・トロペを訪ねて
○作品紹介『素直な悪女』『大混戦』
○サン・トロペ・マップ

Antibes アンティーブ −−ニースからワンデイ・トリップ
○ペイネ、ピカソが愛した、地中海を臨む美しい港町、アンティーブを訪ねて
○作品紹介『ペイネ愛の世界旅行』
○アンティーブ・マップ

著者

関根敏也
クラブDJ、イヴェント・オーガナイズをはじめ、映画、音楽、旅に関する文筆を手がける。都内クラブで14年続く老舗DJパーティー「ボーイ・ミーツ・ガール」主宰。

小出ゆきみ
グラフィック・デザインからプロダクト・デザインまでを幅広く手がける。60~70年代のフランスカルチャー、フレンチポップス、ヌーヴェル・ヴァーグをこよなく愛す。

A5判116P

BCT best of オレッち

BCT best of オレッち(STUDS) ¥1200

神戸で1人、あることないことを思いのままにノートの裏に書いた記事の数々をフリー・ペーパーにして配布する男・オレッち。約10年間で34冊が発行され、バンドマンやイラストレーター達の間でも話題となった、そのフリー・ペーパーの名は…『BCT(ビシット)』! オレッちが産み出すローテクな手書き文字やレイアウト。そして独自の表現に満ちた文章は、読後、何とも言えない印象を与える…。本書はその34冊から選りすぐった記事を復刻掲載し、書き下ろし、撮り下ろし、対談などを加えたベスト・オブ・ベスト。
もてたくて?革ジャンが女子から敬遠されがちと知り、いともあっさりファッションの路線変更をしてしまう経緯を綴り、パンクスのアイデンティティに疑問を抱かせてくれたり…素朴な疑問や発見をストレートにぶつけてくる妙なコンテンツ満載! また、90年代神戸パンクシーンをリアルに捉えた側面もあり。人気イラストレーターのロッキン・ジェリービーンなど3人のイラストレーターが本書のために書き下ろし。オレッちの盟友JAPAN-狂撃-SPECIALのベーシストであり特攻隊長でもあるなめんなよーかいとの対談も収録。その他、各復刻掲載記事に関する書き下ろし解説、新ネタ、名言集などを収録。

A5判132P