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DVDブック 伏見直樹「ジゴロVSパワースポット」

ジゴロVSパワースポット

伏見直樹「ジゴロVSパワースポット」(東京キララ社)¥3000+税

新宿ジゴロ・伏見直樹が芸能生活40周年を記念して、著書と新譜を携えて日本全国47都道府県にパワースポット対決の旅に出る。
報復絶倒! 涙あり、人情あり、お色気あり、熱唱ライヴあり、伏見十勇士あり! スーパーポジティブ新宿ジゴロのアタック精神は全営業マン必見! 前代未聞、自撮りのドキュメンタリー・ロードムービー。

【DVD】映像を彩る豪華出演陣!
DVD出演:飯島洋一/久保新二/都築響一/豊川譲/永田一直/渚ようこ/根本敬/本郷直樹/三上寛(敬称略50音順)

【BOOK】今をときめくサブカル文化人集結!
「新宿ジゴロ・伏見直樹」とは何者なのか!?
幻の名盤解放同盟(根本敬/湯浅学/船橋英雄)、永田一直、河村康輔、中村保夫による、128ページに渡る「伏見直樹解体新書」!

初版1000部限定・根本敬による「ジゴロ双六」付!!
A5判128pages DVD(106分)+A3判双六

ジゴロVSパワースポット ジゴロVSパワースポット

敢えて定石は打ちません! ハル吉「現代音楽ディスクガイド 350 ~旋律と律動~」

現代音楽ディスクガイド 350

ハル吉「現代音楽ディスクガイド 350〜旋律と律動〜」(峠の地蔵出版)¥1500+税

現代(20~21世紀)のクラシック音楽(通称現代音楽)の中から、ミニマル・ミュージックを中心にメロディ、リズム、ハーモニーのあるCDを約350枚紹介。筆者の好みで、オーケストラ曲が多く、合唱曲、オペラ、吹奏楽はほとんど載っていません。

音楽において「メロディ、リズム、ハーモニーのある」のは当たり前のようだが、現代音楽界の常識はむしろ逆。これに疑問を呈したテリー・ライリー、スティーブ・ライヒ、フィリップ・グラスらが始めたミニマル音楽も約50年(ライリーが『イン・C』を発表したのが一九六四年)を経て、その影響を受けた作家たちも増えている(久石譲も)。同時にミニマルにも影響されず独自のクラシック音楽を書いている作曲家にも注目。しかし、十二音技法、偶然/無調/スペクトル音楽、作曲家ならカールハインツ・シュトックハウゼン、ジョン・ケージ、ピエール・ブーレーズ、マグヌス・リンドベルイ、一柳慧、武満徹、湯浅譲二、細川俊夫などは敢えて割愛。
副題を「旋律と律動」にして「和声」を入れなかったのは、アジア系作曲家の場合に和声の無い(けど素晴らしい)曲が多いため。
現代音楽はミニマルを含めても、音源が廃盤・入手困難になりやすく、ジャケットやレーベルを替えて再発されていたり、国内盤が出ている(た)物もあるので、ネット検索でヒットし易いようアルバム名は原題通りにする一方、曲名は読み易さと雰囲気を考慮して出来るだけ翻訳してあります。CDでは入手困難でもYou Tubeのおかげで音源だけならかなりマイナーな物まで聴くことができるようになりました。(一部ジャンル違いの物も掲載していますが、“それは新しい音楽世界への窓だと思ってほしい”、とのことです)。

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井生明・春奈&マサラワーラー「南インドカルチャー見聞録」

南インドカルチャー見聞録

井生明・春菜&マサラワーラー「南インドカルチャー見聞録」(阿佐ヶ谷書院)¥1700+税

南インドに二年半住んで、インドの芸能や工芸を追ったり、音楽シーンを見てきた井生明・春菜夫妻のまちかど倶楽部と、アーティストの武田尋善とミュージシャンの鹿島信治からなる人気のインド料理ユニット・マサラワーラーのインド偏愛の4人が、それぞれの得意ジャンルから、南インド(タミル・ナードゥ州、カルナータカ州、アーンドラ・プラデーシュ州、ケーララ州)をご紹介。

タージマハルやガンジス川などの観光名所が多く、ナンやタンドリーチキンで知られる北インドとは違った印象が豊富な写真から伝わってきます。マッチラベルや町中のグラフェティにみるインドのグラフィックやアート系出版、映画はもちろん、家でも作れるインド料理レシピ、お寺やお祭りの心得など、インドの舞台裏が垣間みれます。巻末には筆者の一人、井生明と女優・山口智子の特別対談もあり。
カレー好きの編集人が始めた阿佐ヶ谷書院の第一弾単行本となります。

各章紹介
第一章 南インドを歩く
第二章 祈りと祝いの南インド
第三章 魅惑の南インド料理
第四章 南インドの濃厚な伝統文化芸能
第五章 映画からみる南インド
第六章 南インドの暮らしと娯楽
第七章 日本で南インドを楽しもう

A5判144pages オールカラー

【著者プロフィール】
井生明・春奈(いおうあきら・はるな) まちかど倶楽部
井生明は、写真家にして、まちかど倶楽部代表。カルナータカ音楽を中心とする南インドの芸能や、それに関連して北インド及び東南アジアの芸能、タミル人の様子など幅広く撮影する。その他、テレビ番組のコーディネートや時には英語・ロシア語の通訳としても活動する。まちかど倶楽部は、井生明と春奈の夫婦ユニット。インドを中心とする芸能のライブ企画、南インドの音楽や踊りなどの芸能を現地で取材した写真と動画で紹介するイベントを多数企画。インドで仕入れた生活道具や布小物を販売する「南インドまちかど雑貨店」も展開。

マサラワーラー
武田尋善(たけだひろよし)
1977年生まれ。何故かインドに興味をもってしまい、ヒンディー語を習ってしまう。芸術活動として絵画、パフォーマンスなどなんでもかんでも挑戦する。2008年には急速にインド熱がぶり返してカレーばかり作り、鹿島信治とカレーユニット、マサラワーラー結成。

鹿島信治(かしましんじ)
1977年生まれ。何故かシタールを買ってしまい独学でシタールを始める。2001年ドラム&シタールユニットContiを結成。変拍子、ポリリズムを多用しライブハウスで活動中。2008年には武田尋善とのカレーユニット、マサラワーラーを結成。

竹内正実「続 テルミンを弾く」

続 テルミンを弾く

竹内正実「続 テルミンを弾く」(Mandarin Publishing)¥4500+税

日本におけるテルミン演奏の第一人者・竹内正実さんにより教則本。
2002年に出た「テルミンを弾く」から12年を経て続編となる中~上級者を対象としたものです。

…というと敷居が高い感じがしますが、しっかりとしたメソッドと、著者独特の完成で語る理念のミックスが、演奏するしないにかかわらず面白い一冊。正しい姿勢を作るために、セグウェイをおすすめしたりと、テルミンもユニークですが指導もまたユニークなのです。

「腕の良い大工を育てる編」では、テルミン式演奏法の基本的な考え方であるポジショニングや、フレーズの中でポイントとなる音程跳躍において”狙いをつける”こと、揺れを抑える静的な制御などについて解説。

「詩人を育てる編」では、ともすると判然としない、アーティキュレーション(音楽の表情付け)の付け方について、構成する技法をひとつづつ加えることで、解りやすく説明しています。

模範演奏や練習曲の動画や音声はネットで視聴可能。

A5判 70pages リング綴じ

続 テルミンを弾く

(内容見本の図版は著者のサイトからお借りしました)

関根美有「白エリと青エリ」「育む茶室」

白エリと青エリ

関根美有「白エリと青エリ」(タバブックス)¥1000+税

リトルマガジン「仕事文脈」を発行するタバブックスのサイトで連載された、家族を通して高校一年生が垣間みる仕事ワールドを、瑞々しく、かつ暖かに描いた関根美有、初の単行本。
エリは、曾祖父、祖父母、両親、姉兄…の大家族と暮らす高校一年生。
職人、駆け出し翻訳家、料理人、主婦、芸人、接客業…と、それぞれの仕事を持つ家族が働く姿を愛情を持って見つめながら、仕事という人の営みを描きます。
社会問題として描ききれない仕事の部分が、作者のエスプリによって描かれています。
描きおろしの、あとがきまんがつき。
A5版並装120pages

育む茶室

関根美有「育む茶室」¥278+税

半エッセイ的なマンガコピー誌。
庭の一角に建てられた、犬小屋みたいなお手製茶室の目線で、茶室の生みの親であり、里帰りするたびに茶室に入ってひとり寛ぐ”母”の様子をひと月ごとに10ヶ月にわたって描いた漫画。

茶室が生みの親を、自身の中に宿しながら、その微妙な体や感覚の変化を感じつつ、静かに見守る中で“母”もまた別の人格を宿し、育んでゆく…。

以前の作品「片想い家」では、一人前の“家”になれずに人間界で自立に向けた修行に取り組む「ベンブ君」のお話を描いていた関根さんですが、ふたたび、人を容れる建物の目線で、自立のその先の世界を描きます。
ラフな線で描かれた半エッセイ的なコミックは軽妙だけど、そこで問われたり、呟かれることは、しみじみ~な感じです。

A5判40pages