カテゴリー別アーカイブ: 書籍

ネルノダイスキ  初単行本「ひょうひょう」

ネルノダイスキ 「ひょうひょう」(アタシ社) ¥1300+税

これまで、コミティアで販売するために同人誌に描いた漫画9編に描きおろしを加えた10本を収録した、待望のネルノダイスキの商業ベースでの初の単行本。

点描のような細かい描写とシンプルなキャラクターなどいくつかのレイヤーが重なるアーティスティックな絵でシュールな世界が描かれています。

収録作品は—
車の修理に行く
コーサ
エソラゴト
アザーサイド
朝が来る
日々雑感
家葬
へのへのもへじ
皿TRIP
おおざっぱな面々

A5判228pages(アタシ社)

大横山飴「落ちない雨」

大横山飴「落ちない雨」(茜新社)¥1296+税

ジャンル的には成人漫画になりますが、その詩的表現や文学的描写で注目を集める大横山飴のデビュー作を含む初作品集。
“成年向けでの仕事はこれでおしまいになると思う”と作者自身が発言しているので、貴重な初期作品群になるかも?!

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やわらかな鬼才は土と精液のにおいをエロ漫画に持ち込んだ。

学生時代のざらりとした性欲を描いたデビュー作「雨宿りの人」をはじめ、
7作品240Pに作品解説を加え収録した初作品集。

【収録作品】

『雨宿りの人』
『the backseat of she』
『ゆらゆら』
『夜の想い』
『夕暮れに帰った日』
『ずっといっしょ』
『最近あったこと』

A5判240pages 茜新社


Trevor Brown トレヴァー・ブラウン「La Nursery Noire」

Trevor Brown トレヴァー・ブラウン「La Nursery Noire」 ¥2800+税

トレヴァー・ブラウンが、自らブックデザインを行い、自身のBaby Art Productionから発行した画集。

見開きの右側には完成作品、左側には着想メモ的なスケッチや下描きの組み合わせで40点以上の作品を収録しているほか、ランダムにスケッチも収録しています。

実は数カ所、印刷屋さんの規制で印刷できなかった部分があり、白い円形の無地になっていますが、本にはさまっているトレヴァーが別途作成したステッカーを読者が貼ると完成させることができて、結果的にちょっとギミックな造りになっています。

A4判96pages 限定500部。*サイン入り

横山裕一 Yuichi YOKOYAMA 「プラザ PLAZA」

横山裕一 Yuichi YOKOYAMA 「プラザ PLAZA」(888ブックス)¥2200+税

ネオ漫画家が描く 200 ページ超の爆発的時空間 〈全体主義の祭典〉
ー生まれ変わるならもう一回自分になりたい 駄目な場合はブラジル人になりたいー

ヨーロッパでも絶大な人気を誇るネオ漫画家、 横山裕一の3年ぶりの新作。

ベルトコンベアーのように左から右に動く壇上で演じられる壮大な演目と、熱狂する観客の大歓声が交錯する爆発的時空間が描かれています。 ブラジルの祭りから発案されたと本作は宇宙の起源、 アニミズム、 神々、 奉納、 祭典、 全体主義を謳いあげる一大スペクタクルです。

横山作品の特徴でもある 「ドドド」 「パカパカ」 などの擬音を、 本作では全てのコマに加えるという法則を設け、 実践。 さらに強固な横山ワール ドとしてお楽しみいただけます。

巻末には、アーティスト自身による総論やページ単位の解説がついています。

昨年はパリ、 パレ ・ ド ・ トーキョーでのグループ展参加や作品が国立近 代美術館所蔵となり、漫画、 グラフィック界のみならず、 現代美術の世界 でも注目度が高まっています。

ブックデザインは、 これまで横山作品の装丁や展覧会ビジュアルのデ ザインを手がけてきた服部一成。 横山の前作 「アイスランド」 も手がけ、 同書は 2017 年東京 TDC 特別賞を受賞しています。

297mm x 225mm x 20mm 232pages
※一般流通とは異なる、アーティストが気に入っている絵を使用したカバーをかけた限定品になります。サイン入り

●よこやまゆういち/美術家、 マンガ家
1967 年宮崎県生まれ。 武蔵野美術大学油絵科卒業。
ファインアートの制作を 行っていたが、 2000 年以降 「時間が表現できる」 とマンガを発表。
後に 「ネ オ漫画」 と称される独創的な作品は、 様々な分野で高い評価を得る。
マンガ 作品集に 『ニュー土木』 『トラベル』 『世界地図の間』 『ルーム』 『アイスランド』 等。
画集に 『横山裕一カラー画集』 『ファッションと密室』 『「ISI PRESS vol.3 Yuichi Yokoyama」 等。
欧米でも翻訳出版されている。
2016 年 「世界が妙だ! 立石大河亞+横山裕一の漫画と絵画」 (広島市現 代美術館)、
2018 年グループ展 「CHILDHOOD Another banana day for the dream-fish」 (パレ・ド・トーキョー、 パリ、 フランス) 等
国内外の個展、 グルー プ展多数。


横山裕一「プラザ PLAZA」刊行記念展■パールブックショップ&ギャラリー
2月9日 (土) −24日 (日)
12、 18、 19日休 / 13−19時
渋谷区西原2−26−5 幡ヶ谷駅徒歩5分、 代々木上原駅徒歩10分 https://www.facebook.com/888books

月刊ドライブインが一冊にまとまりました! 橋本倫史『ドライブイン探訪』

橋本倫史『ドライブイン探訪』(筑摩書房)¥1700+税

日本中に道路網が巡らされ、人と物の行き来が盛んだった時代、サービスエリアやパーキングとは別に、車やバイクで乗り付け、食事や休憩をとれる個人経営のお店がロードサイドに多数誕生しました。
しかし、地方の衰退や通信網の充実、旅客産業の発達…と様々な事情で平成が終ろうとする人、ドライブインも年老いた経営者たちの引退とともに姿を消してきています。

著者の橋本倫史は、2011年から北海道から沖縄までのドライブインに出向き、店の成り立ち、時代背景、歴史を丁寧に聞き取り、リトルプレス『月刊ドライブイン』に毎号2店舗ずつ12号にわたって、時代の移り変わりに翻弄されなが夫婦や家族で店を続けてきた人たちのレポートしました。

8年の時と、12冊のリトルプレスを通してまとめて取材内容を、単行本化にあたり加筆修正して、一冊にまとめました。

【目次】

まえがき
プロローグ
酪農とドライブインの町 直別・ミッキーハウスドライブイン

Ⅰ ハイウェイ時代

かつてハイウェイ時代があった 阿蘇・城山ドライブイン
東海道はドライブイン銀座 掛川・小泉屋
クルマで巡る遍路道 ドライブイン27
千日道路の今 奈良・山添ドライブイン

Ⅱ アメリカの輝き

一九六六年のピザハウス かつて都心にドライブインがあった
グッド・オールディーズ 平塚・ペッパーズドライブイン
オレンジ色の輝き エイアンドダブリュ株式会社
沖縄で感じるハワイ 本部町・ドライブインレストランハワイ

Ⅲ 花盛りの思い出

観光バスはどこまでも 能登・ロードパーク女の浦
レトロなオートレストラン 群馬・ドライブイン七輿
トラック野郎のオアシス 福島・二本松バイパスドライブイン
ドライブインのマドンナ 千葉・なぎさドライブイン

Ⅳ 移りゆく時代に

きたぐにの冬 青森・わかばドライブイン
目的地はドライブイン 栃木・大川戸ドライブイン
一本列島の夢 児島・ラ・レインボー
採掘のあとに 筑豊・ドライブインかわら

Ⅴ 店を続けること

霧に包まれた道 津山・ドライブインつぼい
雪に覆われた道 南魚沼・石打ドライブイン
海辺 岩手・レストハウスうしお
川辺 小山・ドライブイン扶桑

エピローグ
戦後 鹿児島・ドライブイン薩摩隼人

あとがき
参考文献

四六判320pages
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橋本倫史(はしもと・ともふみ)
1982年生まれ、広島県東広島市出身。ライター。
構成を担当した書籍に坪内祐三+福田和也『羊頭狗肉 のんだくれ時評65選』(扶桑社)、谷川俊太郎+箭内道彦+宮藤官九郎『ボクらの時代 自由になる技術 80歳詩人の言葉を聞く』(扶桑社)、宇野常寛+濱野智史『希望論―2010年代の文化と社会』 (NHKブックス)、向井秀徳『厚岸のおかず』(イースト・プレス)などがある。
2007年、リトルマガジン『HB』を創刊。その後もいくつかのリトルプレスを手がけ、2017年春に『月刊ドライブイン』を創刊。