写真集」カテゴリーアーカイブ

写真集 露光零(つゆみつれい)「ALIEN BIKYAKU 美脚星人 3」

露光零(つゆみつれい)「ALIEN BIKYAKU 美脚星人 3」¥1818+税

CG加工、一切ナシで、上半身がない下半身だけのオブジェのような後ろ姿ばかりを、露光零(つゆみつれい)さん
自らがモデルとなり撮影した写真集。

今回は、上半身は水平に保って後ろから見えなくするポージングや撮影風景が裏表紙に出ています!

華やかでセクシーな服の魅力を伝えるべく、自身がモデルとなり、着用写真を撮っていた露光さんは、自身のキャラ(顔)が写り込むのを避けていたが、あるとき、たまたま上半身が隠れたお辞儀ポーズの後ろ姿を撮ったところ、自身の理想形を見いだし、以後、お気に入りの洋服と靴を魅力的に見せる美しい景色とポーズを追究し、写真を撮り続け発表しています。

衣裳が映える、自然で活力に満ちた脚を作りながら(筋力とバランス力が必要だそう)
古民家で、浜辺で、天の川の下でチャレンジ続行中。

A4判16pages

LIBERATION DAYS – Laibach and North Korea

LIBERATION DAYS – Laibach and North Korea (timeless editions) ¥3909+tax

1980年にいまはなきユーゴスラビアで誕生したバンド、ライバッハは、
2015年に北朝鮮の日本統治からの解放70周年に際して平壌でコンサートを開催。
世界的な話題に。

なぜライバッハと北朝鮮、何をどう演奏する?
そして誰が聴くのか??

その経緯や舞台裏を含めたドキュメンタリー。

20×27cm 上製196pages

タイの地獄寺写真集 Stephen Bessac「NAROK」 ステファン・ベザック「ナロック」

Stephen Bessac「NAROK」 ステファン・ベザック「ナロック」(timeless edition)¥¥4545+tax

フランスのハードコア・バンドKickbackのヴォーカル、ステファン・ベサックによるタイの地獄寺写真集。

アジアの秘境をめぐるHuting Asia と銘打たれたシリーズの第一弾。

10年前に訪れたバンコクでHell Gardenを見て以来、タイ北部に集中する地獄寺10箇所を巡り撮りためた写真をまとめたもの。

冒頭に地獄寺の歴史、地獄の構成やキャラクターなどの説明もあります。
このテーマを扱った最初の英語の本となります。
等身大、あるいはそれ以上の大きさの地獄のキャラたちの彫刻や地獄絵図満載です。

18×24cm上製 256pages

八画文化会館叢書vol.11 けんちん『ゲタバキ団地観覧会』

八画文化会館叢書vol.11 けんちん「ゲタバキ団地観覧会」(八画編集部)¥1000+tax

ゲタバキ団地とはーー
昭和30年代、1階に商店や事務所、上層階に住宅が入った建物をゲタバキ住宅と呼んだことから、著者のけんちん氏は同時代に建てられた公団や公営住宅の総称として「ゲタバキ団地」を採用。

覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、著者は電気風呂愛好家として、この八画文化会館叢書シリーズのvol.9で200軒の電気風呂を案内していますが、同時に団地が好きすぎて、自身も団地に住み、200人以上の団地引っ越しをサポートしてきた団地ソムリエでもあります。

そんな氏が関西圏を中心に2005年から2019年にかけて撮影したゲタバキ団地の写真とともに、その魅力を伝えます。
一階の商店の看板、エントランスのタイル、屋上の遊具、地形にあわせた壁面デザインなど、ディテールまで、個々の物件の注目ポイントを紹介しています。

街中に多くあるゲタバキ団地。これを知ったら、まち歩きがこれまでよりちょっと楽しくなるかも!?です。

A5判 横綴じ 32pages オールカラー

八画文化会館叢書vol.10 服部亜弓『モーテル☆エロチカ 消し忘れ廃墟ラブホテル選集』

八画文化会館叢書vol.10 服部亜弓『モーテル☆エロチカ 消し忘れ廃墟ラブホテル選集』(八画出版部)¥1000+tax

著者の服部亜弓さんは、ここ10年ほどラブホの撮影をしているが、この昭和遺産のオープン当時の姿を知ることの難しさを痛感していた。

しかし、経営者の夜逃げなどで、備品もそのままに突然廃墟となった物件は、閉鎖当時の様子のみならず、崩れ落ちた部分から、さらなる過去に遡れることに気づき、廃ラブホの撮影にのめり込むようになったそう。

昭和40~50年代に列島各地で花開いた「ラブホテル」は、「サカサクラゲ」と呼ばれた連れ込み宿から進化し、アメリカの「モーテル」にも影響を受けつつ、日本特有の性愛空間として定着。
だが、1985年には、風営法改正による規制で「ラブホテル」から「ファッションホテル」へと移行し、回転ベッドや鏡張りなど趣向を凝らした部屋は減って、簡素化していった。

およそ20年の間に威容を誇った昭和遺産ラブホテルは、チープなのにゴージャス。ユーモラスなのにエロチック。
時代と顧客のニーズに応えて進化し、独特の性愛文化を繰り広げた。

現存するラブホが、ラブホの到達点なのに対して、廃ラブホは、進化の途中で、その時代の姿をとどめた遺跡。タイムトリップ空間に漂う、性愛のエネルギーとユーモアを味わうことができます。

A5判 横綴じ 32pages オールカラー