イリナ・イオネスコ×横町慶子写真集『je ne saia pas』 ¥7350(¥12500のところ)
フランスの女性写真家イリナ・イオネスコが97〜98年にパリと東京でロマンチカの看板女優である横町慶子を撮りおろした500部限定の写真集。
反自然的な美の王国の作り手である写真家と、 エロティックなファンタジーを高度に練り上げたガーリー・ショウを行うロマンチカとの出会いは物珍しく、ビザールでありながら、どこか懐かしく郷愁に誘われるような写真群を生み出した。
A3銀ニスプリント15枚。特製布張箱入り。
定価12500円のところ、エディション外・横町慶子によるサインなし、なので7350円にて販売。
「写真集」カテゴリーアーカイブ
ルドルフのキモい写真集+CD!
ルドルフ・エバー『KOTSCHLEUDER』 5040円
ノイズ・ミュージシャンであり、パフォーマーであり、外科医学画家(解剖と脳手術)の学位を持つ画家としても活動するスイス人アーテイスト、ルドルフ・エバーのカード写真集+オーディオCD。サディスティック・サーカスでのゲロ吐き、生魚を潰して暴れたライブ・パフォーマンスなどで客をどん引きさせてきたルドルフだけに(汚すぎて日野繭子さんに叱られた過去アリ)、今回の作品も汚くて気分が悪くなるようなビジュアルが満載です。血なんだか精液なんだかゲロなんだかよくわからない粘液と肉塊がぐちゃぐちゃ。18禁。ドイツで100部限定版として制作され、うち10部くらいが日本に入りました。
写真誌youngtree press入荷しました
youngtree press no.6 “New Life Issue”
A4変型 289×224 56P ¥840
youngtree pressは、若木信吾さんがはじめた写真誌。携帯やデジカメで気の向くままに撮るプライヴェート写真でもなければ、雑誌や写真集に載る商業ベースの写真とも違う、その間にある個々人の大切なものをドキュメンタリー・スタイルで表現した、写真とテキストで構成される雑誌です。
一見、私的でありながら、この時代と人々の営みを克明に記録すべく、長い目で人や世界や雑誌を捉えようとする若木さんの姿勢が根付いています。
第6号の特集は「New Life Issue」。二人の若手カメラマンの、海外に飛び出しての新たな生活が紹介されています。
木原由起子さんの「RAGANA」では、大学を卒業して、写真の勉強のためにロンドンに渡ったものの写真学校も卒業し肩書きのないまま焦燥感を抱え海外にとどまる私は、ふと思いついた「魔女」を取材しようと、ヨーロッパで最後にキリスト教を受け入れただけに土着性が強いに違いないという勘だけで、ロクな準備もないままリトアニアへ向かいます。民俗博物館で出会った民間医療や魔女の仕事を研究する女性リタは、そのいい加減さに当初にべもない対応だったのに、なぜか正体不明の旅行者を魔女の元へと案内します…。リタの案内で魔女を巡り、リトアニアに通ううちに、何ものでもなかった私が見つけたものは…?。
福田喜一さんの「EAST OF THE SUN」は、砂漠化が進む内蒙古で、植林事業を行っているお姉さんのもとに、助っ人兼カメラマンとして出向き、現地の人たちと過ごした滞在記。砂漠に藁を碁盤の目状に植え込みながら、そこに草を植え、草原や牧草地を甦らせようとする地道な植林作業。肥料となる羊糞の運び出したり、放牧を手伝って羊たちを追ったり。モンゴル人の長の家での歓迎会では、現地の風習でとことん飲まされ喰わされ討ち死?、部屋では蠅の羽音につきまとわれ、車に乗ればぬかるみにタイヤをとられ止まっては押しの繰り返し、星と疎らな民家の明かりだけを頼りに夜道を歩く…。だけど不自由なんて感じる間もないほど、食べて働いて撮る日々は、たいへんそうなのにどこか楽しそうなんです。
いずれも写真に対する説明やキャプションはなく、カメラマン自身の手記と、その物語を背景にした印象的なシーンが写真として掲載されているのも特徴です。バックナンバーもあわせて入荷しています。
いまや身体改造先進国!日本の改造最前線が本になりました。
日本の身体改造ムーブメントの全記録 ケロッピー前田「スカーファクトリー」(クリエイション・ブックス)¥4500+税 ご予約開始!
21世紀に入ってから、相次ぐ身体体改造アーティストの来日で、実践者が急増し、一大ムーブメントをおこした日本! その実践者であり、数々のアーティストを招き紹介してきたケロッピー前田氏が、海外に向けて日々進化する日本の身体改造を紹介したのがこの本です。
97年にスティーブ・ヘイワース氏の元でインプラントを施してもらい、日本初の身体改造記事を発表して以来、身体改造世界大会「モドゥコン」へ参加し、海外アーティストを日本に招聘・レポートすることで、日本の身体改造ムーブメントを牽引してきた前田氏。
医療用メスの魔術師ルーカス・スピラ氏、インプラントの開発者スティーブ・ヘイワース氏、焼印の達人ブレア氏、ボディ・サスペンションの第一人者アレ ン・フォークナー氏らが来日し、潜在的に改造願望を持った人たちが出会い、日本の身体改造ムーブメントが始動。
自ら舌を切り裂いて達成したスプリット・タン、全身をデザインされた傷跡で飾るスカリフィケーション、皮膚下に20個以上の素材を埋め込んで作られた バイオメカ・インプラント、乳首を切除するニップル・リムーバル、親指のアンピュテーションなどなど、日本の改造人間たちは世界の改造シーンでも 注目される存在となり、日本から発信できるアンダーグラウンド・カルチャーの一つになるほど成長を遂げています。
主な内容◇日本の改造人間たち◇ルーカス・ジャパン・ツアー2002−2005◇トライバリスティック・ギャザリング◇インプラントの開発者スティーブ
来日◇ブレアの焼印祭り◇間宮英三◇トーチャー・ガーデン・ジャパン◇山本英夫◇駕篭真太郎◇ケロッピー前田展「鮮血の美」etc.
※年内に発売の予定です。
御希望の方は、店頭かメールかカートにて、「スカーファクトリー」希望の旨とお名前、お電話番号、メールアドレス等をお知らせください。
毛皮族関連商品入荷!
江本純子が率いるエンターテイメント・テロエロ歌劇団、毛皮族の写真集、ベアブリックが入荷しました。
毛皮族は、立教大学演劇サークルでの活動を経て江本純子、町田マリーを中心に2000年9月に結成。エンターテイメント性溢れる、聖俗取り込んだエロバイオレンスな 熱狂的狂騒舞台が特色の、イカサマか本気か疑惑のテロエロ歌劇団。旗揚げより急進的に観客動員を伸ばし続け、活動4年目の公演『DEEPキリスト狂』で 4000人を動員、5周年にあたる2005年に、下北沢本多劇場にスピード進出。演劇公演の他、DVDやCDを発売するなどして、その活動を多岐に広げてます。
●神藏美子『毛皮族写真集・毛』 296×200 40P/1500円
『脳みそぐちゃぐちゃ人間』の公演記念パンフレットとして製作された、スペシャル写真集。写真家・神藏美子が毛皮族を撮り下ろした秘密のフォトセッション!!
●毛皮族ベアブリック ジュンリー/マリー 各1000円
毛皮族公演『脳みそぐちゃぐちゃ人間』を記念して、BE@RBRICK《毛皮族モデル》が誕生。怒りのジュンリーモデルと安らぎのマリーモデルの2タイプあります。
●毛皮族DVD『スーパーヒッツダンスコレクション』 3465円
カラオケ歌ってダンスして、汗かきまくりのニプレス!! 毛皮族がスーパーヒット歌謡曲を歌って踊る、振り付けカラオケDVD。51分+特典36分
関連商品
●杉本青子『脅迫・毛皮族』 A4判 112P/2940円
2000年9月の旗揚げ以来、過剰なまでのサービス精神とエンターテイメント性溢れるパワフルな熱狂的狂騒的舞台を繰り広げる疑惑の芸能社・毛皮族。彼女らの魅力を独自の視点から伝えるべく、脅迫と銘打ち公表するモダーンフォーカス写真集。
●毛皮族DVD『毛皮族』 4500円
ジュンリーこと江本純子が主宰する、イカサマか本気か疑惑のテロエロ歌劇団・毛皮族。旗揚げ当初から聖俗取り込んだエロバイオレンスな狂騒舞台を繰り広げ、虜となったファンの数は計り知れない。結成5周年を記念し、2000年9月の第1回公演から2004年第12回公演までの秘蔵映像ダイジェストほか、撮りおろし映像を、溢れぬかといわんばかりの贅沢さでもって収録。
●毛皮族DVD『銭は君』 4800円
宝塚よりエロくて倒錯的、でもうんとチープでお下劣な歌劇を送る毛皮族の5周年公演をDVD化。銭の国ヌッポンで愛欲まみれの吉原遊郭で夜な夜なアバンチュールを貪る銭源は実は借金地獄の中、一方、神聖を信じる青年サンキュー柏木はけたたましい笑声エントロピーで飢餓的浄福感を押し売り。そんあ部足りの浮浪転変を、「吉原炎上」「源氏物語」「罪と罰」とスクランブルしながら吐き出すエロテロ競艶歌劇。
●江本純子『股間』 四六判上製 288P/1680円
劇団・毛皮族主宰、江本純子が綴った恋愛小説。大学に入学した重信ジュリが、演劇サークルの部室のドアを叩くところから物語は始まる。芝居の魅力にとりつかれていくジュリと、そこで出会う劇団の女の子たちとの恋愛模様。やがてジュリは恋人ヒデコと劇団「毛布教」を旗揚げ。“演劇”と“恋愛”の狭間に揺れながら、演劇人生を邁進していく…。全編を通して著者自身の姿が重なる「半分冗談私小説(笑)」。