画集」カテゴリーアーカイブ

画集 PAÑOS Chicanos Prison Art チカーノの刑務所アート

panos表紙

PANOS  –Chicano Prison Art(Le Dernier Cri)¥2200

これまでも、ガーナの映画ポスターを早くに画集にするなど、ユニークな地域アートや無名の作家の作品を紹介してきたフランス、マルセイユの出版アート集団Le Dernier Criが、またまたやってくれました。チカーノの監獄アート画集です!

スペイン語でハンカチを意味するpañuelosにちなんだ、パニョスアートは、40年代に、テキサスやニューメキシコ、南カリフォルニアの刑務所から生まれました。インクやワックス、あるいはコーヒーで、綿のハンカチに描かれたイラストによって、服役囚たちは塀の外にいる近親者たちにメッセージを託す事を可能にしました。そして、そのスタイルや暗号コードは、刑務所内で代々、受け継がれてきました。

19.5cm×20cm 58p
表紙はセリグラフ5色刷り、本文オフセット 1000部限定
(実際の表紙の刷色は、画像より明るく蛍光を帯びたビビッドな色です)

PANOS

PANOS

宮鼓/撫子「愛國倶楽部 第肆巻」

愛國倶楽部4

宮鼓/撫子「愛國倶楽部 第肆巻」¥500

宮鼓と撫子の女性二人が、日本史の中の狂気や残虐をモチーフに、逆説的に美や愛を表現したカップリング画集第四弾にして最終号。

宮鼓はその得意分野「戦争」から戦中・戦後の国民生活を、撫子は「拷問」の中から江戸刑罰に焦点をあて、極刑の火あぶりから蛇責などマニアックなものまでを描いています。
巻末には二人のアイドル談義と八百屋お七の墓を紹介するなでしこ新聞を収録。
A5判26P

壱号から参号もござます。

お買い得本「あかいはこ」「心霊大全」

あかいはこ

佐伯俊男彩色画集「あかいはこ」(ワイレア出版)¥1680

エロスとグロテスクの浮世絵的美学をポップとシュールな解釈で表現するアーティスト・佐伯俊男。ファンの間で幻の画集と呼ばれ長らく復刻を待ち望まれていた、氏の最高傑作「緋筐」(1972年刊)の、復刻画集が35年の歳月を経て刊行。本書の最大の見所はオリジナル版のアートディレクター、長友啓典によるリメイクで、単なる復刻版ではなく、絵の順番、装丁など、全く違う体裁で登場します。
5775円(税込み)のところを1680円で。

アジロ綴り/カバー密閉帯つき
A4判変型(27.4cm×21.2cm) 128P(すべて袋とじ)

心霊大全

中岡俊哉「心霊大全ー20世紀の超自然現象世界」(ミリオン出版)¥1260

著者の半世紀にわたる心霊世界、超自然現象の研究成果を総括した心霊写真集。付録のcd-romは科学者立ち会いのもとロンドンで録音された幽霊の肉声、ブラジルの悪霊払いの音楽、テッド・セリオスの念写実験映像、ブラジルで撮影した診療治療の現場レポート、など貴重な音源や映像を収録。8400円(税込み)のところを1260円に。

A5判508P 函入り、CD-ROMつき

石原豪人 妖怪画集

石原豪人 妖怪画集

石原豪人 妖怪画集(復刊ドットコム)¥5250

妖怪・怪奇を中心に、妖しいイマジネーション溢れる作品群で一世を風靡した、不世出の天才挿絵画家、石原豪人。
日本の妖怪・世界の怪物・巨大生物・エロ怪人・異空間の怪など、彼の代表的な傑作イラストをここに集大成。
未公開の貴重な原画をはじめ、『日本妖怪図鑑』『世界妖怪図鑑』など往年の名著や、少年・少女雑誌に寄せたイラストも多数収録した初の豪華画集が、ついに刊行!
豪人本人の写真や手記、家族インタビュー、資料データなども充実収録した、ファン熱望の一冊!!

内容の一部:
◇日本の妖怪(天狗・河童・ろくろ首・雪女・猫又・九尾の狐・一つ目小僧・海ぼうず・火吹き鳥・座敷童子・女郎蜘蛛・羅生門の鬼・濡れ女・ほうこう・おんもら鬼・さがり・獏・閻魔大王・天井下り・ずんべら ほか)
◇西洋の妖怪(吸血鬼・ゴーゴン・ケルベロス・フランケンシュタイン・半獣人・ベルベル・デベス・バジャノイ ほか)
◇巨大怪獣(ウルトラ怪獣・殺人タコ・雪男 ほか)
◇エロ怪人(貝男・夢魔 ほか)
◇死後の世界
◇怪人ストーリー(冷凍怪人・吸血こうもり博士・砂男 ほか)
◇異空間の怪(魔境・原始・未来)
◇晩年の怪奇作品(人面豚・人面犬 ほか)
◇豪人の手記
◇家族が語る石原豪人
◇豪人の貴重写真
◇詳細資料編(書誌と年譜)ほか

A4判 120P
石原豪人 妖怪画集

石原豪人 妖怪画集

石原豪人 妖怪画集

牛島章雄編「映画ポスター作品集」

牛島章雄編「映画ポスター作品集」

牛島章雄編「映画ポスター作品集」¥368

表紙のタイトルはカラーテープで切り貼りした、明らかな手作り本。しかも、「田山正行」映画ポスター作品集だったり「田口正生」映画ポスター作品集だったり「日山正弘」映画ポスター作品集だったり、一見、同じようでいて全部名前が違っている! いったい誰の作品集!? そして最後のページの献辞もやっぱりバラバラ…。

肝心な中身は全て映画のポスター、といっても、これらはすべて架空の映画。しかもオリジナルはすべてボールペンによって描かれたモノクロ画だそう。

だいたいA4判26P

牛島章雄編「映画ポスター作品集」