漫画」カテゴリーアーカイブ

凡天太郎「凡天太郎劇画作品集 不良少女篇」

梵天太郎劇画集 不良少女篇

凡天太郎「凡天太郎劇画作品集 不良少女篇」(凡天劇画会)¥1300+税

凡天太郎の代表的な連作、現代不良少女伝シリーズを単行本化。
おんなと刺青とキャットファイト、凡天太郎のエッセンスがつまっています。

【収録作品】
『現代不良少女伝/フーテンお京』新星社「漫画OK」1967年10月12日号
『現代不良少女伝/いれずみお桂』新星社「漫画OK」1967年10月26日〜12月7日号
『現代不良少女伝/ハマの牝犬』新星社「漫画OK」1967年12月21日〜1968年3月28日号

凡天豆百科 ファッションの巻
装丁:植地毅&メチクロ(MHz)

A5判192P 2012.12 凡天劇画会

小田ひで次「小田ひで次個人誌版 御遊戯2」

御遊戯2

小田ひで次「御遊戯2」¥857+税

『拡散』『ミヨリの森』『平成マンガ家実存物語 おはようひで次くん!』などで知られる鬼才・小田ひで次による30年ぶりの同人誌の第2弾。
1月発行のコピー誌『手作り版 御遊戯』をもとに書き下ろし加筆・再編集したオフセット版。
宇都宮文星短期大学「文星紀要」掲載作の『世界の外で oyugi-Ⅸ』や、構想10年!『OL魔女 山ノ内邦子 パイロット版』、『おはようひで次くん特別編!ひで次くんの妄想と諦念』などの書き下ろし作品を収録。

●「世界の外で oyugi-Ⅸ」
●おはようひで次くん!特別編「ひで次くんの妄想と諦念」
●「OL魔女 山ノ内邦子 パイロット版」
●「世界の外で oyugi-extra story」
●あとがき
「昨年、ひょんなことから30年ぶりに同人誌を作ることになったわけだが、その流れで今年1月には手作りのコピー誌にまで手をつけてしまった。そしてさらにオフセット誌にするべきだと(後略)」

B5判 28pages
タコシェ限定特典【朗読劇『グスコーブドリの伝記』のためのイラストペーパー】付

御遊戯2 特典

逆柱いみり「NAKOKAPPA ネコカッパ」

NEKOKAPPA(ネコカッパ)表紙

逆柱いみり「NEKOKAPPA(ネコカッパ)」(Editions IMHO)¥1200+税

21世紀の奇想絵師・逆柱いみりが描き下ろす、衝撃の単行本。
新キャラクター「ネコカッパ」の目から見たポップでグロテスクなワンダーランド。

ひなびた温泉街か東南アジアのどこかのようなエキゾチックでレトロな景色の中を、逆柱いみりの代表キャラ、ネコカッパがロードムービーのように、やって来ては去ってゆきます。

フランス語訳されていますが、擬音が多いサイレントっぽいマンガで、テクストが少なめなので、お試しください。
日本版は河出書房新社より2002年に発行されましたが(定価2100円)、品切・重版未定となっています。

14.7cm×21cm 164pages(カラー口絵8P)

川勝徳重「十代劇画作品集」

川勝徳重「十代劇画作品集」函入

川勝徳重「十代劇画作品集」(セミ書房)¥952+税

画雑誌『架空』(セミ書房)や『幻燈』(北冬書房)に寄稿する川勝徳重が、20才になったのを機に、これまで同誌で発表した劇画に、書き下ろし作品を加えてまとめた処女作品集。『架空』を発行するセミ書房から出ました。限定300部。

《目次》
縁の下の蝸牛/遺言状(書き下ろし)/本のはなし/福助小噺/白夜(書き下ろし)
夏目房之介「平成の若旦那・川勝徳重君について」
著者あとがき

 「彼の印象は、もうはじめから「変り者」で、少し話せば「こいつは生まれつきのディレッタント(趣味人)だ」と思わせ、しばらく見ているとその挙動から「なるほど現代的な若旦那って奴だな」などと腑に落ちるような妙がある」(夏目房之介)

A5判164pages 並装 函入

十代劇画作品集 本体

川勝徳重「十代劇画作品集」

川勝徳重「十代劇画作品集」

川勝徳重「十代劇画作品集」

葛飾二本立て!? かつしかけいた、金子朝一「東東 Toh Toh vol.01」/かつしかけいた「かつしかしか(に版)」

東東 Toh Toh vol.01

かつしかけいた、金子朝一「東東 Toh Toh vol.01」¥476+税

ひとコマ漫画のようなイラスト『かつしかしか』のかつしかけいた(葛飾西部出身)と、『DIORAMA』にも寄稿する金子朝一のよる、漫画とレポやコラムでお送りする“葛飾”。
二人で、金町から四ツ木まで、葛飾区を北から中央に縦断するように二人で歩きながら、その模様をレポしたり、それぞれ、漫画やイラストで、葛飾の日常風景を切り取ったり、コラムで葛飾を語ります。

寅さんと両さんの二大キャラに代表される下町葛飾。しかし、実際にはそんなドラマチックな事もない23区部周縁の暮らしや、複合ショッピングセンターArioの出現や東京理科大学の新校舎オープンが葛飾をどう変えてゆくのかを考えたりと、東京のイーストエンドを定点観測しながら、描写します。葛飾区外の人には、ありそうでない、なさそうである不思議な町の景色かも!?

A5判48page

かつしかしか(に版)

かつしかけいた「かつしかしか(に版)」¥571+税

江戸川と荒川とに挟まれた、東京の北東に位置する葛飾区に育った著者が、下町というありふれた言葉では括りきれない景色や、住民たちにとっては当たり前に見過ごしている風景は、1コマ漫画のように情景+吹き出し入りにセリフとともに描いた作品集。

ありきたりな、しかし葛飾区民にとってはランドマーク的な陸橋や川岸の景色や京成線の駅などを背景に、人々とその会話の断片がリアルに今回も描かれています。
2011年3月、雨で東京(特に北東部で)放射能事故の影響が現れた頃の、いつもと変わらぬ景色と人々の不安を切り取ったようなシーンも。
それらすべて含めて葛飾な作品。

A5判36pages

かつしかしか に判