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バンド発のプロモーションコミック誌! 快速東京「快速マガジン 第2号」

快速マガジン2号

「快速マガジン 第2号」(felicity ARAYA JAPAN)¥3333+税

多摩美の出身のロックバンド快速東京が、その音楽力とアート力を活かして企画・制作・編集するプロモーション・コミック誌。2nd.アルバム『ロックインジャパン』 を記念しての発行。楽曲をテーマにしたにマンガを作家に描いて貰うバンド発の漫画本。でもレビューやインタビュー、コラムもいろいろ収録しています。
初のDVD作品『東京ビデオ』とのセット販売。
2012年12月に開催したワンマンライブの完全ノーカット版、初公開ミュージックビデオ『変だぜ』、
YouTubeで話題を呼んでいる『東京てれび!』のDVD特別編を収録。

収録内容—-
【漫画】
いえたん「でんパ」
泉田岳「ヒマ、惑星東京」
usi「コンピューター」
城井文平「テーマ」
木幡蓮(最後の手段)「超新曲」
榊原ミドリコ「パピプペパンク」
さかなまさし(快速東京ドラム)「ゾンビ」
ジュン・オソン「ネジ」
関根あここ「変だぜ」
せきやゆりえ「メタルマン」
とくながあきこ「ロックンロール」
ゆーた いわくら。「ワガママ」
矢野マンガ「矢野マンガ」

【寄稿、インタビュー協力】
甘噛みマガジン/Kazuto Maekawa (Electric Eel Shock)
/鹿野淳/下津光史(踊ってばかりの国 / The Acid House.)/少年アヤちゃん/鈴木歩積(told)
武田俊(KAI-YOU)/テクマ!/中尾憲太郎 (Crypt City / younGSounds)/野田努(ele-king)
藤原一真(快速東京ベース)/三田格/フェリさん

編集長:福田哲丸(快速東京ボーカル)
デザイン:一ノ瀬雄太(快速東京ギター)

B5判172pages+DVD

※快速東京
008年、多摩美術大学の学生同士で結成。その後、吉祥寺を中心に活動し、2010年にはFUJI ROCK FESTIVALのROOKIE A GO GOステージに出演。翌年2011年1月に初の正式音源となる1stアルバム「ミュージックステーション」をリリース。

三条友美「寄生少女」

三条友美「寄生少女」

三条友美「寄生少女」(おおかみ書房)¥1260

エロ劇画を中心に漫画を紹介するブログ“なめくじ長屋奇考録”が、商業誌で掲載されながら、単行本化されない名作を書籍化する自主制作レーベルおおかみ書房を立ち上げました。その第一弾がこれ、三条友美のホラー短編集です。

劇画界の巨匠・三条友美の「月刊ホラーM」(ぶんか社)に2005年から2010年の間に連載した作品の中から、少女と怪虫の交尾&受胎のように過激さと加虐描写ゆえに単行本未収録となっていた作品12本を収録。全編単行本未収録作品です。さらに描き下ろし、作品解説も新たに収録。

【収録作品】
へび人形/真夜中のイタズラ/友情怪談/マミーちゃん/変身させて/催眠あそび/蟲病院/デリバリー彼氏 90分の恋人/シャカシャカぴえろ/彼氏はケダモノ/寄生少女/きりきり同盟(以上「ホラーM」より)
友美と劇画狼のさくひんかいせつ
真夜中のイタズラエピソード0(描き下ろし)
エクトプラズムちゃん(描き下ろし)
私は寄生少女(描き下ろし)
A5判208pages

漫画誌 大西真人/三好吾一「バス」

バス

大西真人 三好吾一「バス」(山坂書房)¥286+税

時流に左右されず、地道に自分たちの漫画を描く、を信条に漫画同人誌「山坂」を発行する
山坂ヨサンセン(三好吾一、大西真人のユニット)から二人の作品集が出ました。

収録作品は
■大西真人 「浮雲先生」(パン/水まんじゅう/海)
■三好吾一 「デート」

大西は、日常会話の中の妙な脱線や余談のさらなる余談のそのシーンを
三好は動物園に行って動物を見てない妙なデートを描いています。

A5判28pages
※山坂書房の銘入り鉛筆(HBとBの二本セット)つきです。

大西真人「浮雲先生」

三好吾一「デート」

バス 銘入り鉛筆

関根美有「いままでのまりちゃん」

いままでのまりちゃん

関根美有「いままでのまりちゃん」(エベレストライブラリ)¥571+税

「ママール・フ・モモール、なりに」や「ずばぬけたバラ」などのジンがタコシェでも人気で、アックス新人賞佳作を受賞した関根美有さんの最新作品集が届きました。
自主制作したコピー誌「まりちゃん」(2010刊)、「もっとまりちゃん」(2011刊)、「やっとまりちゃん」(2012刊)をまとめて、おまけマンガと解説をつけたものです。

公務員のまりちゃんは、いつでもどこでも、どうでもいいようなことに考えを巡らす、空想世界と現実を行き来するような女の子。
それは小さい頃に、お母さんがお父さんと別れて家を出ていってしまったり、学生時代に勉強熱心でなくバンドでドラムなどやっていたことと関係あるのかもしれないし、あまり関係ないのかもしれない。
とにかく、まりちゃんは、ごはんを作ったり、日常の音を拾い集めながら、街や職場で誰かを観察したり、本を探したり読みながら、突然、空想の世界や過去や未来に飛んで、解決というゴールを目指すでない考えを巡らせます。

そんなまりちゃんに通じる、エベレストライブラリによる解説の文章もまた魅了的。
(まりちゃんがドラム担当だったことから)「ドラマーはバンドの背中を見守る観察者である。
観察者は考察者となる」など、その視点は日常のリズムをしっかり刻みながら、観察、考察する作者にも重なります。読者はまりちゃんや関根さんの思考を辿りながら、気持ちよく日常を逸脱して再び日常にソフトランディングすることができるのです。
※最初の説明の際に、解説文を作家によるものとしておりましたが、編集・制作を担当するエベレストライブラリスタッフブロガーさんによるもものです。お詫びして訂正いたします。
A5版104pages
「Prologue-Gymenopédie-」でも関根さんの作品がご覧になれます。

もぷ子「すごく短い話たち」「おらが村にもプーンが来た」「イッテルビーム」

「何かを見つめる怒れる少女」で小学館IKKIデビュー、comicリュウで「夏の味」銅龍賞を受賞したもぷ子の自主制作ジン3種。

すごく短い話たち

最新作「すごく短い話たち」¥300+税

タイトルの通り、1~2ページのすごく短い?短編9本を収録。
ふと思いうかんだヘンな考え、日常の中の一瞬の思いなどを切りとったような9シーンです。
「強風注意報」「返信」「シュール来たりなば」「赤い手」「屋根の上」「ドレミを知らない子供」「全速力」「鏡の中のどじょう」「若気の至り」
A5判20pages

おらが村にもプーンが来た

「おらが村にもプーンが来た」¥300+税

子供には見えないけれど大人には見えるというプーンがやってくると、人々は活気づく。ある者は神輿をかつぎ、ある者は踊り、ある者は供え物を作り、熱狂の中、祭りに興じる…。
言葉にできない祭りのあの高揚とその後の日常を描いた短編。
A5判24pages

イッテルビーム

「イッテルビーム」¥400+税

大学の学祭用い描いた「ガマの穂」、力の抜け具合が気に入っている「こむそうさん」、未来の生活や部屋を様子を描いてみた「A.D4056」の3本を収録。
A5判32pages