漫画」カテゴリーアーカイブ

ひよどり祥子「死人の声をきくがよい4」

死人の声をきくがよい 4

ひよどり祥子「死人の声をきくがよい 4」(秋田書店)¥553+税

チャンピオンRED(秋田書店)連載中のひよどり祥子先生の「死人の声をきくがよい」第4弾、2km先まで血の海!!。

いつも眠そうで存在感がない主人公の高校生・岸田純は、霊が見える特殊能力の持ち主で、
怪現象ややっかい事を呼び込む霊感体質。彼が危機に巻き込まれると、
幼なじみだった美人幽霊の早川さんが無言のうちに何らかのサインを出して純を助けようとする…。

純と彼が属するオカルト研究会の面々は、相も変わらず厄難に巻きこまれます!
純だけが、巨大ななめくじ状の生き物を町のそこここに見るようになったり
またしても海外の父親からやっかいなプレゼントが届いたり、
3話を通して、純とオカ研の面々が、霊道から、とんでもない世界にひきずりこまれてしまうお話も。
巻末に、シリーズとは別の読み切りがついています。

18.2cm×12.8cm 194pages(秋田書店)サイン入り

ヨウコ・ヌオラ著 ハル吉訳「カウガール・ナニの冒険」

カウガール・ナニの冒険

ヨウコ・ヌオラ著 ハル吉訳「カウガール・ナニの冒険」(峠の地蔵)¥1400+税

美しい自然とムーミンの国、フィンランド発、ヨウコ・ヌオラ(男)による、隣国スウェーデンを舞台にカウガールのナニが活躍する18禁コミックです。
スウェーデンのジャングルを馬に跨がり駆け抜けるナニ。そこで猛獣に襲われた、ターザンのようなマッチョな男に出会ったり、女ボスに捕われたりしながら、エロティックなアドヴェンチャーに身を投じては、快楽にふけるナニ。と、お話は荒唐無稽ですが、独学で描法を確立し、何年もの年月をかけて丹念に描き込まれた本作は、途中で実験作品のようにタッチが変わったり、バカバカしいストーリーと対極の緻密な点描や線に覆われた女体が、毛深いんだ砂鉄が生えたんだかわからないくらいに迫力満点!!!
そんなカウガール・ナニのセックス&冒険&ロックンロールな日々をご覧ください。成人向けです。

訳者による解説と著者インタビューつき。

ヨウコ・ヌオラ Jouko Nuora
1963生まれ。フィンランド、フォルッサ在住。
93年から漫画家、イラストレーターとして独立。
98年にナニ1巻を発売、03年に2巻
08年にはフィンランドを代表するメタルバンド、ロルディと共同で
ロルディ漫画を製作。11年には自伝漫画「Kultainen nuoruus」(青春時代)が
フィンランド.コミック.ソサエティの100周年記念コンペティションで第一位を受賞。
「Kultainen nuoruus」の2巻を執筆しながら、美術講師、漫画講師をつとめる。
元ハノイロックス、現在はマイケル・モンロー・バンドのサミ・ヤッファとはクラスメイトだった。

翻訳 ハル吉
1973年生まれ。漫画家、翻訳家

カウガール・ナニの冒険 カウガール・ナニの冒険

黄島点心「甘露に肩想い 2」 サイン本

甘露に肩想い2

黄島点心「甘露に肩想い 2」(双葉社)¥620+税

高校卒業したての18歳の女の子、甘露は片想いばかりで、彼氏いない歴18年。が、優しいファミレスの店長を一目で好きになり、そのお店でバイトをはじめることに。しかし、そんな甘露を密かに片想いする人がいて、その一途な想いは甘露の肩に人面瘡として宿り、おぞましさに誰にも相談できずに、甘露の心と体を蝕む。一方、親友の菊華は、甘露の想い人、店長の晴さんとの距離を縮め、あやしいツーショットを目撃したことから、二人の関係を疑い、さらに苦しみはつのる!
やがて晴さんの過去が明かされ、追いつめられた甘露に、意外な展開が!

肩に憑りついた人面瘡とのちょっとホラーだけど胸キュンなラブコメです。「月刊アクション」連載作品。

B6判154pages 
※サイン本は在庫がなくなり次第終了となりますのでご了承願います。

怪奇短編劇画集 蝸牛 創刊号

蝸牛 vol.1

怪奇短編劇画集『蝸牛』創刊号(セミ書房)¥1300+税

「1965年ぐらい、貸本業界がニッチもサッチもゆかなくなっていたときに出版された架空の貸本怪奇短編集」というコンセプト?で、作った創作漫画同人誌。表紙もあえて、古本の質感をデザインしています。

【目次】
川勝徳重「首猫島」
祟山祟「誘拐犯」
高木ひとし「わたしの人形」
大江留丈二「80年代ホラー専門誌の思い出」(エッセイ)
黒川じょん「鬼神峠の怪事件」

A5判186pages