漫画」カテゴリーアーカイブ

ラトビア発のコミック誌による日本漫画特集 š! #32「Japan」

š! #32「Japan」¥1018+税

ラトビアの首都リガから発信されるコミック誌š!の32号はまるまる日本特集!!

ガローAx、USCA、架空、山坂など様々なオルタナ系のコミック誌を縦断しての執筆陣に加えて、大木貴子のようにこれまでマンガを殆ど描いていないイラストレーターにも寄稿を依頼して、独自の視点で編まれた日本の漫画特集です。
ラトビアkus!経由で日本の漫画を再発見。

表紙:逆柱いみり
執筆者: キクチヒロノリ、逆柱いみり、石川次郎 、ジュン・オソン、古郡加奈子、河井克夫、かなまち京成、ミシシッピ、ネルノダイスキ、西岡兄妹、ヌトグラン、田中六大、大木貴子、ひうち棚、崇山祟、川勝徳重、西村ツチカ、山崎若菜、嘉江、横山裕一、立山柚子、 König Lü. Q

A6判164P 無線綴じ フルカラー 言語は英語

*なお、この特集の発行を記念して、2018年9月8日より表紙の逆柱いみりさんの絵や新作の展示と、参加作家さんたちの書籍や自主制作本のフェアを行います。


手差ユニッツのコミック冊子「甲突川を歩く」

手差ユニッツ「甲突川を歩く」¥700+税

学生時代から、自身が描いたマンガを手差し印刷して冊子を作って不定期に発表している手差ユニッツの、2016年から2018年の作品をまとめたもの。

生まれ故郷鹿児島の祖父の家を訪れた際の、何気ない会話や散策のシーンを描いた短編「甲突川を歩く」「枇杷を採る」のふるさと2作品を巻頭に収録。
老人らしい? 知恵の言葉と気ままな言葉をまだら状に繰り出す祖父の姿が孫の視点から描かれています。
鹿児島愛のおすそわけ、地元民になじみのおすすめスポットの地図つき。

パンクのコピーバンドをしていた、何者でもなかった学生時代…ジョー・ストラマーの訃報に接した冬の一日の、およそパンクでない
物語「walk out to winter」。
ほかにも、彼女の事が気になって受験勉強がはかどらない高校生の受験前後を描く「僕は停滞気味」。リュックの中に膨張する宇宙を背負う男の子と彼が気になる女の子の物語「宇宙を背負った男」。

子供の頃から身近な人たちを主人公にマンガを描いて、周囲に見せていたという著者が、昭和のテイスト漂うタッチで、いまも身近な人を登場人物にしながら、成長した分、前よりちょっと遠く高い視点から描いた短編の数々。
ちょっと頼りない君を、静かに見ている人がいて、心の中で応援したり、懐かしんでいるかもよ…という、何でもない日常に隠れたひだまりみたいな場面が描かれています。

B6判70pages

秋元机 「unreadable comic」シリーズ & 架空段ボールジャケット「EJACKE 2」

秋元机 AKIMOTO Tsukue「絵ジャケ EJACKE 2」¥1200+税

アジアや海外文化に影響を受け奇妙なエキゾチズムを追究し、海外旅行の興奮を再構築するマンガ家、秋元机がレコードサイズににカットしたダンボールに、ドローイングやコラージュをほどこした
シリーズ作品”絵ジャケ”から16点を収録した作品集。

段ボールにもともと印刷されたロゴや絵、数字や記号を利用しながら、創作との境目が一見わからないようなコラボぶりでレコードジャケットみたいな段ボールみたいな不思議な世界を作っています。
折り目やテープの跡もそのままに、まるでそこに段ボールがあるようなつくりです。

表紙は巻ダンボールに、アーティストが自らシルクスクリーンで印刷しています。

22.5cm×22.5cm  36pages



秋元机「unreadable comic vol.1」¥600+税

アートやイラスト、クラグトなどのジャンルにまたがるマンガ家、秋元机のコミックジン。

架空の言語で描くコミックシリーズ第一弾はミャンマー風テクスト。
東南アジアの露天で二束三文で売られているいようなチープなマンガ雑誌のイメージで、なんともいえない後味のヒーローもの?をお届けします。

B5判16pages


秋元机「unreadable comic vol.2」¥600+税

架空の言語で描くコミックシリーズ第二弾はロシア風?
戦う巨大な怪獣やロボット? 親しげな男女、ハードボイルあるいはミステリーな空気…、
なんか知りたい、すごくそそられるけど読めないその感じと読後感をぜひぜひ味わっていただきたいです。

B5判16pages


呪みちる 短編集「顔ビル/真夜中のバスラーメン」

呪みちる「顔ビル/真夜中のバスラーメン」 (トラッシュアップ) ¥1400+税

ホラー漫画家・呪みちるの単行本未収録だった近年の作品を集めた、最新短編集!

2003〜2017年の間に発表した「ピアスの白い糸」や「魔法のダイエット」など都市伝説をモチーフにした作品を中心に編纂。

イベント、サディスティック・サーカスのために描きおろしたイラスト2点もカラーで収録。巻末に餌食姫による各作品の解説つき。

「さあ、今すぐページをめくれ! 恐怖という名のサーカスが、白と黒で描かれた極彩色のカーニバルがはじまる! 」黒木あるじ(作家)

【収録作品】
「秘密のダイエット」、「顔ビル」、「第3京浜の追跡者」、「宇宙耳かき」、「ヤキトリ奇談」、「アメリカのコート」、「真夜中のバスラーメン」、「地下街の怪」、「ピアスの白い糸」、「雲脂肥育法」、「七色の脳みそ」

A5判240pages (トラッシュアップ)

「顔ビル/真夜中のバスラーメン」発売記念
呪みちる サイン会
2018年9月2日(日) 16:00〜

本書をタコシェでお求めのお客様にサイン会の整理券を配布します。
行き違いを避けるため、通販での整理券つきの書籍の発送は27日までにお申し込み分までとさせていただきます。発送は、先行発売予定日の8月23日以降となりますのでご注意くださいませ。

田中六大 「六大日記 ラバンバ」「星をひろわなかった話」

田中六大 「六大日記 ラバンバ」 ¥800+税

絵本、漫画、イラストで活躍する田中六大が自身のブログで発表した4コマ(ときどき8コマ)の日記漫画をまとめたもの。

食材を買いに出たスーパーで締切を思い出したときの焦燥感、人の一生や世界の広さを思って、ふと感じる無常、無邪気すぎる息子とお母さんっ子の娘の幼い二人に翻弄される日々…などが淡々と描かれています。

七五三の写真を撮るときに、笑顔を撮ろうとおもちゃや鳴りもので、もりあげる写真館の人の前で少しも笑わない娘、「大丈夫ですよ、この顔もかわいいんで、とフォローする妻、それを見ていて後で描く作者…オチはないけど、それぞれの
行動や性格がほんわか面白く、どこか懐かしかったり、共感してしまう日記です。

A6判124pages
※表紙裏に作家によるデッサンがついています。(絵柄はそれぞれ異なります)

田中六大「星をひろわなかった話」¥400+税

鴨沢祐仁の没後10年、画集「XIE’S CLUB BOOK」発売を記念して青山のビリケンギャラリーで開催されたトリビュート展
「鴨沢祐仁とイナガキタルホの世界」の際に作られた小冊子。

「一千一秒物語」「クシー訓の夜の散歩」に着想した夜の散歩のお話。

A6判16pages 100部限定
※表紙裏に作家によるデッサンがついています。(絵柄はそれぞれ異なります)