ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

雑誌でもzineでもない読み物—なnD 5 「3月東京」

なnD 5 「3月東京」¥700+税

「nu」戸塚泰雄と「DU」小林英治と「なんクリ」森田真規の3編集者が共同編集する文芸誌。
雑誌でもzineでもない読み物として、今回は「2017年3月東京」と題して27(組の人物)の話を収録。
3月中に出会った、書店主、編集者、アーティスト、ミュージシャン、映画監督などに
町で出会って、ちょっと立ち話、ちょっとお茶しながらお話の延長のようなショートインタビューを27本収録。
3/2から3/18までの間に27本、連日インタビューして月末に発行した、そのスピード感やカジュアル感をお楽しみください。

インタビューーーー
樽本樹廣(書店店主) 百年
山田智子(編集者) 『パンの人』(フィルムアート社)
冨井大裕(彫刻家)
近藤恵介(画家)
樽本周馬(編集者)ドーキー・アーカイヴ・シリーズ(国書刊行会)
三宅唱(映画監督)
宮本恵理子(編集者・ライター) 家族ノート
富田克也(映画監督)+相澤虎之助(映画監督・脚本家) 『バンコクナイツ』
菅野信介(ジャークチキン屋店主) 武蔵小山 アマラブ
宮田文久(編集者)
大川景子(映像作家)
北沢夏音(ライター)
テンギョウ・クラ(ストーリーテラー) ザ・東京ヴァガボンド×上野
asuka ando(ミュージシャン)
米山菜津子(グラフィック・エディトリアルデザイナー) YYY PRESS/『GATEWAY』
Mother Tereco(ミュージシャン)
Weekend farmers(農家)
のむみち(古書店員)+瀬戸雄史(古書店店主) 古書往来座
ヨシムラヒロム(イラストレーター)
キデンセン(フリーペーパー編集)
小山田圭吾(ミュージシャン)
村尾輝忠(映像ディレクター)
荻原魚雷(ライター)
ユニス・ルック(アーティスト)
瀬田なつき(映画監督) 『PARKS』
樋口泰人(boid 主宰)
土居伸彰(ニューディアー 代表)
小森はるか(映画監督) 『息の跡』
高橋和也(書店店主) SUNNY BOY BOOKS
前野健太(シンガーソングライター)

コラムーーーー
グラスパーゆきこ
阿久津隆(fuzkue)
谷内栄樹
檀上遼
岸本洋和
福田教雄(スウィート・ドリームス・プレス)
片岡ハルカ(100yenLABEL)
森山裕之(スタンド・ブックス)
三品輝起(FALL)
迫川尚子
近代ナリコ

編集:森田真規(『なんとなく、クリティック』)、戸塚泰雄(『nu』)、小林英治(『DU』)
編集協力:高橋政宏(Uhirauhira)、菅原祐樹
デザイン:nu
表紙&扉作品:ユニス・ルック

文庫 152pages

インディーズ文芸誌 Witchenkare vol.08 そろそろ未来はめくるめく

Witchenkare(ウィッチンケア) vol.8 そろそろ未来はめくるめく ¥1000+税

インディーズ文芸創作誌ウィッチンケア(キッチンウェアのアナグラム)第8号。
本誌から生まれた読み物を収録したペーパーバックシリーズ”ウィッチンケア文庫”もはじまり、プロアマ問わない書き手の試作&思索の場、課外活動の場として、ますます目が離せなくなってきました。

今号はーー「野宿野郎」編集長で「お店のようなもの」をしている、かとうちあきの
友達と二度目のセックスしている最中に彼氏に踏み込まれた、ちょっと間抜けな修羅場?を描いた小悦や荻原魚雷の、進学校に入学したものの成績がふるわず、不良にもなれずに悩んだ末にアナキストになった結果、文筆業へと続く青春記、エルシャラカーニで漫才をしている清和太一による“相方”という愛憎だけは語りつくせぬ存在についてのエッセイ、『ジャニーズと日本』の著者・矢野利裕が、自身の新米教師体験から導く発話を中心とした身体論、などなど、創作、評論、エッセイetc.32本が詰まった文芸のお楽しみ袋というか福袋です。

CONTENTSーーーー
目次
開沼 博/ゼロ年代に見てきた風景 パート 4
朝井麻由美/消えない儀式の向こう側
清和太一/穴を掘る人
荻原魚雷/わたしがアナキストだったころ
木村綾子/てのひらの中の彼女
古川美穂/とつくにの母
矢野利裕/先生するからだ論
中野 純/すぐそこにある遠い世界、ハテ句入門
武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー
かとうちあき/間男ですから
円堂都司昭/『ノートルダムの鐘』の壁
水谷慎吾/小さなミューズは突然に
武田 徹/宇多田ヒカルと日本語リズム
木村重樹/瀕死のサブカルチャー、あるいは「モテとおじさんとサブカル」
松井祐輔/出版流通史(編集中)
多田洋一/いくつかの嫌なこと
大西寿男/朝(あした)には紅顔ありて──太一のマダン
小川たまか/強姦用クローンの話
西牟田 靖/北風男
柳瀬博一/国道16号線をつくったのは、太田道灌である。
長谷川町蔵/三月の水
美馬亜貴子/ダーティー・ハリー・シンドローム
久保憲司/いいね。
野村佑香/32歳のラプソディ イン マタニティ
谷亜ヒロコ/捨てられない女
須川善行/『ことの次第』の次第
ナカムラクニオ/断片小説
我妻俊樹/お尻の隠れる音楽
中島水緒/山の光
吉田亮人/写真集を作ること
東間 嶺/生きてるだけのあなたは無理
仲俣暁生/忘れてしまっていたこと
参加者のプロフィール

写真:徳吉久
アートディレクション:吉永昌生
校正 組版:大西寿男
編集/発行:多田洋一

A5判204pages

写真雑記 ネルノダイスキ「ひびのきづき」

ネルノダイスキ「ひびのきづき」¥463+税

「エソラゴト」「であいがしら」などのコミックアーティスト、ネルノダイスキによる、フォトエッセイ?集。
twitterにアップしたスナップ写真とそれにまつわる雑感を綴ったテクストをセットにして1ページごとに収録。twitterよりも、文字数を多めに書き直してあります。

歩いていてふと目にとまった、「おや?」な店の看板や妙な主張をする張り紙、置き物や動物、あるいは自分でベビースターラーメンを使って描いた数字、ラーメンの袋をジャケの代わりに入れてみたCDケース…
超現実トマソンのように、町の中でみかける何気ないものもアーティストの目を通してみると、新たな意味や働きを持ったり持たなかったりで俄然面白くなります。作品とはまた違ったアプローチの創作があったり…。

シュールな世界を描く作家の発想や創作のヒントを見るような冊子です。

A5判100pages

まるやまひとみ「パンの本」」「もっと! パンの本」

まるやまひとみ「パンの本」¥278+税

食べ物を中心にイラストレーターとして活動するまるやまひとみが、大好きなパンについての、体験やおすすめを詰め込んだジンシリーズ。

いつも自宅で作っている丸パンのレシピ、パン食の副菜も含めたメニュー、お気に入りおやつパンやサンドウェッチの具。
おすすめアレンジトーストの具、好きなパンのこだわりの味わい方などをたくさんのイラストとともにギュギュっと詰め込んでいます。

本文はクラフト紙に一色印刷、表紙のパンはツヤプリ加工になっています。

B6判8pgaes



まるやまひとみ「もっと! パンの本」¥370+税

ページ数が増えたうえに、中央の見開きページはクラフト紙に白と茶、つまりパンの中身と皮色の二色印刷で、色々なパンの特徴がリアルに描き分けられています!カンパーニュのまわりの白い粉とかまで !!

パンとどんなものを組み合わせ朝食にするか、ジャムやバターをはじめとしたパンのおともたち、チーズやマヨネーズをベースにしたオリジナルスプレッド、パンの乗せて焼くと意外においしいもの、紅茶orコーヒーに合うパン、パンの耳活用術、とろけるチーズに一工夫レシピなどなど、パンをおいしく楽しく食べるあれこれが詰まっています。

B6判12pgaes 表紙のパンのイラストはツヤプリ加工になっています。


ビュー(ex大谷秋人)「TORI」

ビュー「TORI」¥200+税

2017年2月発行のイラスト+コミックのジン。

名刺大ほどの紙に、「とり」の絵を描きはじめ、それがたまってきたときに「とり」の漫画を描いたそう。

「絵と6p漫画が二本入ってる24pの本です。
絵だけでも漫画だけでもなく一体化してる本にしました。
漫画で描いてないところを絵で補完するようなイメージ。
特に2本目の漫画、読んで欲しさがある」
とのことです。

B6判24pages

あわせて、このジンに使われた原画を小さな額に入れたものも少しお預かりしました。(額つきで¥1080から)。ミニミニTORI展といった感じですので、店頭でぜひ、あわせてご覧ください。