ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

「ブッダ・イン・ミャンマー」

「ブッダ・イン・ミャンマー」 ¥600+税

LEDによって、文字通り後光がさした仏像の数々。
ミャンマーでは、いつからか(といっても、LEDの普及以降のはず)LEDで神々しさを表現するお寺が出てきて、今も増加中。

世界遺産に登録すると、文化財として現状を維持しなくてはならないので、わざわざオファーを断り、そのときどきの最高の素材や技術を使って進化を続けるミャンマーのお寺たち。
光と熱量を調節しやすいLEDを使って、それぞれの仏像にあわせた照明を誂えているとか。

仏教が伝統、習慣として残っている日本と違って、生活に根ざし、人や時代とともに変化する仏教国ゆえのダイナミックな仏教アートを、2018年に取材した輝かしい仏像やお寺の写真とともに紹介したのがこの冊子。

お寺や仏像の基本知識、お参りの方法の簡単なガイドやヤンゴン、バガン、マンダレー各都市の主なお寺の模様を収録。

A5判24pages

町田ひろみ イラストエッセイ+写真「カンガルーの恋人」

町田ひろみ イラストエッセイ+写真「カンガルーの恋人」¥600+税

2017年9月から1年間、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在した町田ひろみの旅日記。

海がきれいで、水平線から星がのぼるのがみえるゴールドコーストと、西側の川にワニがいたりする自然豊かなカナナラに滞在。
手描き新聞風のイラストエッセイと写真とがセットになって1見開き1テーマで、すごろくのように?旅と滞在の記録がすすんでゆきます。

カポエイラを習ったことをきっかけに、体に関心を持って観光地でマッサージの仕事に就き、世界各地からやってくる様々な体に触れながら、体に刻まれた風土や歴史に思いをはせたり… ひとつの興味が次の関心をひきよせ、次々と新しい扉が開かれてゆきます。
アボリジナル文化に触れたり、移動しながら植生の違いを感じたり。もちろんカンガルーも出てきますよ!

タイトルまわりは一冊一冊銀色で手描きです。

B6判28pages

あまなつ通り商店街 写真歌集「底を這う」

あまなつ通り商店街 写真歌集「底を這う」¥926+税

用を足すときに撮った便器たちの写真の中に短歌を配置した、写真短歌集。

居酒屋などのトイレに立って、用を足しつつ眺めた便器写真群の間に日々の生きづらさを詠んだ短歌が配置されています。

「泥水を啜る思いで生きているただただただただただ生きている」
「夏初月滲む寒さに身を震わせあてどなく歩く午前四時半」

B6判20pages 本文カラー

ネルノダイスキ「またとない機会」

ネルノダイスキ「またとない機会」¥500+税

短篇漫画集「エソラゴト」「であいがしら」などのネルノダイスキの最近のコピー誌やラトビアの雑誌s!への寄稿作品など6編をまとめたもの。

体のパーツが巻いた紙のようになっている宇宙人に遭遇した主人公をピンチを乗り越えることができるのか?
ミクロの視点で眺めた巨大ボビンと糸の世界
文字通り真っ黒なブラック企業での仕事…
読み切りの3つの短編と交互に、不動産物件探しで珍しい家を内見するシリーズもの3本が構成されています。

A5判60pages

澤井昌平 イラスト集「人物と風景」

澤井昌平「人物と風景」¥2000+税

澤井昌平が、出先や移動の途中でもクロッキー帳に描きとめた人物や人物たちが作る景色をまとめたイラスト集。
部屋の中、飲食店で、あるいはテレビやSNSで観た人物風なものもあり。

ときとして、アーティストや画業に対して人からなげかけられた言葉も書き留められており、苦悩や葛藤が伝わることも。

A5判240pages