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海外コミックフェスレポ POPOREPO vol.1 はじめてのTCAF!

POPOREPO vol.1 はじめてのTCAF!(popotame)¥700+tax

2018年5月、北米で最大級のToronoto International Comic Arts Festival=TCAFに初めて参加した書店ポポタムさんとアーティストたちによるレポート&ガイド。

参加を思いたってから、準備をして、フェスを楽しみ、日本に帰るまでを参加者たちが、漫画や文章で報告しています。

mississippiが、参加の経緯から申し込みを経てトロント到着までの準備編を、嶽まいこが到着から設営と2日にわたるフェスの様子を、自身の体験に即して、お役立ち情報とあわせてコミック化。会場の雰囲気や出来事が、臨場感たっぷりに再現されています。

これに、POPOTAME店長大林えりこが、TCAFMEMOと題して短いコラム形式で気になるトピックを説明しています。
ふじむらいづみのNY書店マップ(トロントから飛行機ですぐ!)、コニコ(カヤヒロヤ・高橋由季)による会場周辺のトロントマップもついています。
一緒に参加したタコシェの中山もレポートを書いています。

参加申し込み方法、エアチケットや宿の確保、本の発送や持ち込みと通関のあれこれ、日本のコミックフェスとの違い、など、TCAFや海外のブックフェスに興味のある方におすすめ!

ーー内容ーー

マンガ「TCAFに行ってきたよ!」
準備篇:MISSISSIPPI(ミシシッピ)
本番篇:嶽まいこ
寄稿「はじめての海外ブックフェア」中山亜弓(タコシェ)
コラム「TCAF MEMO」大林えり子(ポポタム)
Toronto Map(コニコ)
New York MAP(ふじむらいづみ)
参加者コメント:みんなの旅の思い出!

イラスト・カット:高橋由季
ぱらぱらマンガ:ふじむらいづみ
装画・デザイン:カヤヒロヤ(コニコ)
編集発行:大林えり子(ポポタム)

A5判24pages

香港 反逃亡犯条例デモ関連ZINE「FREEDOM-HI カタログ」

香港 反逃亡犯条例デモ関連ZINE「FREEDOM-HI カタログ」¥93+tax

香港から、中国大陸、マカオ、台湾への容疑者引き渡しを簡易にする「逃亡犯条例改正案」に対して、中国政府にとって都合の悪い行動や言論の取り締まりにつながると危惧した香港住民たちが、2019年の6月に103万人を動員するデモでもを行ったことから本格化した市民運動。

毎週末に開催されるデモは200万人を動員するまでに拡大する一方で、条例を撤回しない政府や催涙弾などを使って抗議市民の取り締まり強化し逮捕者や負傷者も多数出した警察に対して、抗議者の一部がアグレッシブになり衝突を繰り返し事態は紛糾。

事件の発生や変化する事態に合わせて、香港人の驚異的な反射神経と行動力・発信力でzineが爆誕しました。
逃亡犯条例とは? 何が問題で、なぜ反対するのか?に始まり、デモ参加者のための催涙弾やペッパースプレイへの応急処置、緊張や不安状態が続く中でのメンタルケア、親との問題共有、海外組からの故郷香港への応援、空港占拠の際に海外からの旅行者に向けた事情説明などなど、
ネットと紙の間を行き来しながら、SNSの隙をぬって広がり、世界各地で展示もされるデモ関係のzine。
香港のzineコレクティブ、ZINE COOPのコレクションによるものです。2019年6月ー8月の年表と解説つき。

2019年9月渋谷で開催されたGallery Xで開催されたTHE M/ALLのイベントSURVIVEでの展示に合わせて作成されました。

A3判四つ折り

mississippi 「CINEMA WALK #1 特集 ニューヨーク! ニューヨーク」


mississippi 「CINEMA WALK #1 特集 ニューヨーク! ニューヨーク」¥1200+tax

漫画やイラスト、絵本で活動するアーティストmississippi。
2019年5月に、はじめてニューヨークに旅するにあたり、準備段階から、NYが舞台の映画を見て、絵日記に記録し、帰国後も、その余韻にひたるように鑑賞と記録を続けたことから生まれたzine。

そんなわけで2019年の数ヶ月間に、そのときの気分でアーティストが選んだ21本のNY映画の印象的なシーンと感想で構成されています。

リソ印刷で、単色〜3色で刷られていますが、様々な組み合わせで色を効果的に入れているのも楽しめます。NYシネママップつき。

これを見ながら、NY旅を想像したり、NYを思い出しながら映画を見るのも楽しい。

mississippi(ミシシッピ)
画家・コミック作家。京都市在住。
京大美術部在籍中より平面作品の発表を始める。当時の専攻はアメリカ文学。
書籍・CDなどのイラストレーションを手掛ける他、New Galerie(パリ)、Druckdealer(ハンブルク)、トランスポップギャラリー(京都)、ブックギャラリーポポタム(東京)などで個展多数。
また、国内外のアーティストとの交流を活かしたコミック・ジン「sinta」、「KyoCo」を主宰、展示やイベントの企画も行う。

B6判48pages ステッチ綴じ リソ印刷

歩きながら考える step09 行きどまり、歩いてその先へ

歩きながら考える step09 行きどまり、歩いてその先へ(歩きながら考える)¥1000+tax

エディタースクールの仲間たちで2004年に創刊したスモールプレス「歩きながら考える」。15年間、歩いたり立ち止まり発行を続けて9号目。刊行以来初めて、「歩く」ことを中心に据えて取材を行い、サイズもひとまわり大きくなり、ページ数も増えました。
編集しながら、考えが行き詰まったとき、歩くことで心が解放される事を実感し、取材した人たちそれぞれの歩き方を集めた号。

特集:行き止まり、歩いてその先へ

滝口悠生(作家)エッセイ「歩くこと、書くこと、思い出すこと」
参加者と散歩をしたのち、その残像から文章を書くワークショップを行う滝口による散歩の効能。

柴田元幸(翻訳家)×熊谷充紘(編集者)対談「物語をたずさえて、西へ東へ。」
柴田元幸が、いま日本全国で精力的に朗読会をする理由は?

中山英之(建築家)インタビュー「それから、それから?」
ギャラリー間で行われた個展の話を端緒に、「建築」の独自のとらえ方について。

深井佐和子(キュレーター)エッセイ「歩き、愛し、生まれ直すこと」
安東嵩史(編集者)論考「信頼へ遡行する言葉」
後藤繁雄(編集者)エッセイ「お墓探しの、つれづれに。」
エレナ・トゥタッチコワ氏(アーティスト)Walking Imagination

182mm*182mm 104pages

カルチャー & タトゥーマガジン「SUMI(スミ)vol.1」

カルチャー & タトゥーマガジン「SUMI(スミ)vol.1」¥463+tax

タトゥーを入れている人も、入れてない人も楽しめるタトゥー×カルチャーマガジン。

エッセイ、インタビュー、町の情報ガイドなど。
登場するのはタトゥーを入れたアーティスト、紹介されているお店はオーナーのタトゥーの有無にかかわらずタトゥーに寛容な場所。

音楽やファッション、お茶やラーメンとともにタトゥーが誌面に登場し、ときには背景になったり、ときには前に出たりで様々な話題が楽しめます。

内容はーーー
[エッセイ]菊地成孔「サウナと銭湯」
[インタビュー]DOGMA Violence & Entertainment
[フォト]cover girl annie the clumsy
JNKMN×中華そば屋 伊藤
THE BARBA TOKYO(バーバー・神田)
TEA BUCKS(ティースタンド・代官山)
押上温泉 大黒湯(銭湯・押上)

A5判32pages