ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

ビートグループ専門誌「トップ・ギアー!マガジン」はタイトル通り飛ばしてる

「トップギアー!マガジン」創刊号 ¥840

 昭和プロレスマガジンを編集・発行しているミック博士が、プロレス同様、マニアックに蓄積してきたビートグループに関するデータを公開するジンを、溺死ジャーナル500に刺激され、突貫作業で作り上げました! 10年前に自身が10部ほど発行したミニコミ「ジェリーとペイスメーカーズ大百科」をベースに最新情報を追加したものだそうです。
 ”レコードコレクターズが取り扱わないマニアックなビートグループ”を扱う方針で、資料性に重点が置かれております。
 創刊号の特集はジェリーとペースメイカーズということで、バンドストーリー、リリースリスト、英・米・加・日の四カ国のディスコグラフィー、アウトテイクやリミックス、映像資料、メンバーのパーソナルデータ、全曲&チャートリストなどを調べ上げています。ほかに、ディスクレビュー「ザ・フーの日本盤紙ジャケ・シリーズ」、連載「レコードどうでもいいお話」コーナーでは当時のレコードの裏に印刷されていた各社の広告を見比べています。
 タイトル通り、創刊号から、いきなりトップギアーに入っているマニアックな雑誌です。
A5判80P

評論+漫画の同人誌 「走馬燈 創刊準備号」

マンガ空間 走馬燈 0.1  ¥240

 対談形式での私漫画や漫画におけるリアリズムを論じつつ、同人たちの短編作品を掲載。
執筆陣は夜業タダシ、遠藤嬰児、斉藤種男、夜野他人、佐々木実、西野空男、キミイルキミナル。
各作品にはクレジットがなかったり(画風で推察はできますが)、表紙に黄色のトレーシングペーパーを使って二重に仕立てるなど内容・造本にもこだわりがうかがえます。
 まだ創刊準備号ということで、以後、年2回の予定で「悪循環から」「菅野修」「アブダクションと換骨奪胎」などの特集を出してゆくそうです。
A5判36P

オムニバス雑誌 POWDER

POWDER MAGAZINE(粉末) ¥?500 特典DVDつきは¥700

 パウダーといっても季節がら想像するスキー雑誌ではんく、美大生グループが作ったコミックとレビューやインタビューの雑誌。
Asideから読むとオムニバスマガジン、Bsideから読むとコミック誌という造りで、同人の作品の中からセレクトされたコミック作品を掲載。
 オムニバス部分では、若者にとっては却って新鮮な?オヤジギャグを実際のオヤジに取材して分析したり、古道具屋「ニコニコ堂」店主にして、そのキャラクターが多くの人をひきつける長嶋康郎(つげ義春の「無能の人」のモデルとも噂され、お店のフリペ「ニコニコ通信」ほか著書もあり、作家・長嶋有氏の父でもいある)にマイペースにみえる仕事ぶりと生き方を拝聴する。
 お店レビューもあり、中央線系の市場大介さんも店員をしていた古着と古本のお店「アニマル洋子」や国分寺の音楽ショップ「超山田堂」、古着店「アンティーク・ジョン」、古道具+喫茶「月ノ光」などを取材。
B5判96P
長嶋康郎さんの著作「ニコニコ通信」¥1890はタコシェでもお取り扱いしてます。

冬のくらしのヒントがいっぱい「日々10」

日々10「堀井和子さんのパンケーキ&ホットケーキ」¥735

冬の食卓のヒントが詰まった10号目。
–ギャラリー・イラスト訪問では「桃居」をイラストレポ。表紙の折り畳まれた内側に描かれているので見落とさないで!
–堀井和子さんのパンケーキ&ホットケーキ
冬のティータイムに合うパンケーキとホットケーキを写真で工程を追いながら、コツとともに伝授。
–土佐・高知の皿鉢料理に学ぶおもてなしの心
では大皿にふんだんに盛りつけた高知の郷土料理を紹介しながらおもてなしのヒントをさぐります。
ほかにも、桃居・広瀬一郎さんが注目している陶芸作家・西川聡さんの工房訪問、器の履歴書 三谷龍二「ノアール長方皿」、米沢亜衣さんが作る「イタリアの日々のごはん」、聞き書き・江戸前鮨の仕事「かき」など。
B5判40P

Letter 3号「 パジャマで過ごす夢見る時間」

Letter 3号「パジャマで過ごす夢見る時間」 ¥630

 楽しい夢を見るために、あるいは一日の最後のくつろぎの時間や読書や編み物のために、すてきなパジャマを着てみたら…というわけで、パジャマ姿の楽しいひとときグラビア、オリジナルのパジャマの作り方、ショップ紹介、おすすめおやすみグッズ、眠りについてのトリビア的おはなし、などなど。
 手作り靴屋さんUZURAの高橋収・宏美さんに靴作りをはじめる経緯から靴作りについてを訊く。定番の靴も写真で紹介。 
 ほかには、ラブアタックイブの松山テルオインタビュー、や乙女探偵、まぼちゃんジャーナルなどの連載も。
A5判48P