ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

PLANETS 05 特集 テレビドラマが時代を映す ―ゼロ年代テレビドラマの肖像 入荷しました!

PLANETS 05 特集 テレビドラマが時代を映す ―ゼロ年代テレビドラマの肖像 ¥1575
最近では「ゼロ年代の想像力」(早川書房)も発表し、ますます言論活動を活発化している宇野常寛が編集・発行する「PLANETS」の第5弾が出ました!
 最近では文学、テレビというメディアを通してゼロ年代を論じるPLANETS。今回もNHK朝の連ドラ、俳優・大森南朋、三木聡、小谷野敦らに取材し、テレビを番組としてではなく作品として語ります。

デウスエクスマキな食堂08夏号 「首都高B食バトル」

デウスエクスマキな食堂08夏号 「首都高B食バトル」 ¥1000

 路上観察を兼ねた食べ歩き、”路ケ飯”のレポートを夏冬ごとに発表しているデウスエクスマキな食堂シリーズ。
 かつては水の都であり、水運が街を発展させたといっても過言ではない東京。しかし運送手段が河から鉄道を経て車へと移行する東京五輪前夜、私有地ではない河や幹線道路の上に高速道路が敷設された。かつての水の路の上に架設された現在の陸の道を、ペーパードライバーの編者が自転車から見上げながら巡っては、途中途中でグルメした今回の特集。
 特に、メニューは絞っていませんが、おもに東東京を巡っているため結果的にもつがたくだん出てきます。
 廃墟、工場萌え、団地…と、21世紀になってから新名所が次々に開拓されていますが、高度経済成長の力強さを具現化した首都高、ジャンクションは、鋼鉄が美しい曲線を描いたり、幾何学模様が織りなされ、次々に繰り出される写真は圧巻です! これで高速道路に萌える人もきっといるはず!
B6判88P

週刊車窓 2008上半期

週刊車窓 2008上半期  ¥500

 どくしんしゃによるどくしんしゃのためのろくでもないざっし、略して「どくろく」を発送する武蔵野ヘルスセンターさんが毎週末に発行しているフリーペーパー「車窓」を半年分まとめたものが本になりました。
 通勤で利用する中央線の吉祥寺〜中野間の電車の窓から見える看板、建物、植物などなど、目にとまったものを、描写しながら雑感を綴ったものですが、都会の電車の中から感じる四季のうつろいや、そういえばあった電車の遅延や事故、なんとなく見覚えのあるローカルな広告や建物などが思い浮かびます。中央線に乗らない人でも、線路際の草木や、学校などへの注がれる筆者のまなざしに、都会のそこかしこに、誰のためともなく存在しているあれこれへのエールを感じたりもします。
 各号のページ裏には、その当時の心境なども、編集後記的に書かれていて、毎週のフリペを御覧になっている方にもまた違った味わいがあるかと。日常の小さな旅モノとしてもお楽しみいただけます。
A5判60P

音頭大百科

音頭大百科  ¥483

 日本の夏や祭りを盛り上げる“音頭”。その中から、河内温度や秋田温度のような古典的なものは敢えて除き、音頭と名のつく曲をジャケ写と解説つきで200枚、欄外の50枚とあわせて250の音頭を紹介。
 中にはコステロ音頭(エルビス・コステロ)のように勝手に邦題で音頭がつけられてしまった音頭といえないような曲も含まれているが、それもこれも含めて音頭という、音頭の懐深さを紹介しようというもの。
 意外な人が音頭を歌っていたり、音頭とはミスマッチなものが音頭にされていたり、いろいろな発見があります!
A4判12P

畸人研究25 「アール・ブリュット・宮間さん」

畸人研究25 「アール・ブリュット・宮間さん」 ¥630

 最近では、グルメ特集などを組み、本来の畸人色が薄らいでいた「畸人研究」ですが、久々に手応えのある畸人さんのレポートです!
  最近、アウトサイダー・アート、アール・ブリュットがますます注目を集めてますが、十数年にわたり、様々な街のクリエーターを調査して発表してきた畸人さんの中でも、畸人研究学会とのおつきあいが特に長い宮間さんが、なんとこのジャンルの総本山的なスイスのローザンヌのアール・ブリュット・コレクションからお呼ばれしてしまったのだから、もうたいへん!
 横浜寿町で、廃品やいただきものを利用したデコラティヴなかぶりものを身につけて、自転車で街を軽快に走り路上パフォーマンスをする宮間さんは、これまでも時々、”奇人枠”での取材を受けることはあったものの、都築響一氏の取材や紹介もあって、老いてますます創作に燃える老人を特集した「快走老人」展に招聘され、アート界に遅まきながらデビュー。
 そして、これを観たスイスのアート・ブリュット・コレクションの館長さんから、作品のみならず、パフォーマンスも含めて、宮間さんが展示に招待され、70才をすぎて世界に羽ばたくことに。
 そんな世界制覇?までのここ数年の宮間さんの軌跡と、スイスでのオープニングパフォーマンスや展示を含め、渡航から帰国後の模様までを、宮間さんと長い間交流し、その流れでサポーター&マネージャー役を引き受けるベテルギウス則雄とその妻が同行レポートする。
A5判36P
 ローザンヌの展示の模様は、Collection de l’Art Brutのホームページに、日本語ヴァージョンとあわせて出ています。宮間さんの活躍ぶりや現地での歓迎ぶりも伝わってきます!