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Girls' comic at our best! vol.03 特集:岩本ナオ

Girls’ comic at our best! vol.03 特集:岩本ナオ  ¥400

 タイトルの通り、少女漫画を題材として評論やエッセイの専門ジン。これまでB5判コピー仕様だったのが、オフセット印刷のA5判冊子に。内容的にも、これまで特集に特化して記事を集めてきたを、この号から特集以外の内容もひろく掲載することになりました。
 
 今回の特集は2004年にデビューし、最近では『町でうわさの天狗の子』で注目の岩本ナオ。
現在の少女漫画シーンでの岩本ナオの重要性を探ります。
●座談会「天狗会議’08」(卯月四郎・高柳紫呉・野上智子・野中モモ・真悠信彦・峰尾俊彦・やごさん・柳田・sayuk)
●岩本ナオ(だいたい)全作品レビュー(sayuk)
●レイト乙女ちック・ゴーズ・オン!(sayuk)
●岩本ナオのやさしい世界(高柳紫呉)
●天狗のお面の下はニヤニヤ(柳田)
●「友達からはじめ」ること、「友達でいい」こと(sayuk)
●岩本ナオ私見(真悠信彦)
●「ふわふわ」のリアリティ(sayuk)
●少女マンガのモデル化に関する試論(高柳紫呉)
その他の記事は——————————–
●衛藤ヒロユキ『魔法陣グルグル』ってほとんど少女漫画じゃない?という対談なのです。(見月みーすけ×sayuk)
●わたしたちの「黒い羽」問題――ヤマシタトモコ「恋の心に黒い羽」をめぐって(sayuk)
●ときに作品のテクニカルな部分にこそ本当の気持ちは宿ったりして/三嶋くるみ『ろりーた絶対王政』について(月読絵空/春になるまで待って)
●『NERVOUS VENUS』(を、今読むこと)について(sayuk)
●と語る○○先生。(sayuk)
A5判58P

昭和プロレスマガジン16

唱和プロレスマガジン16「プロレス夢のオールスター戦」 ¥1000

 くめどもつきせぬ昭和プロレスの世界…!
 これまで団体別に特集を作ってきた昭和プロレスマガジンだが、今回は初の試みとして、昭和54年の新日本プロレスと全日本プロレスを軸に国内外のマット界の勢力分布図が大きく変わった転換期のビッグイベントを特集。多くの映像資料を見直しての労作です。
 「昭和54年ヒストリー」では、夢のオールスター戦実現までのリング上とリング外での各団体やレスラーの戦いぶりを追いつつ、イベント当日8月26日以後の本番の模様を検証。裏話や後日談も紹介。
 あわせて「新日本プロレス・シリーズの歴史 昭和54年」と「全日本プロレス・シリーズの歴史 昭和54年」を収録。また当時の新日本と全日本のレスラー名鑑やワールド・プロレスリング放送記録も。
B5判108P

書評王の島 vol.02

書評王の島 vol.02  ¥900

  先日入荷した1号に次いで、新刊の2号目が入荷しました!
 池袋コニュニティ・カレッジで行なわれている豊崎由美さんの講座「豊崎由美の書評の愉悦」から生まれた書評本!
 講師と名乗りながらも、課題図書に対して毎回、無記名で書評を書き、全員で好評し、その週の”書評王”を選ぶというユニークなシステムで御本人が王座についたことは少なく、ことほどさように一筋縄ではゆかない書評の面白さをゲストや参加者とともに、誌上に再現したのがこの本。
 インタビューは『肝、焼ける』で44歳のデビューを飾った朝倉かすみさん。最近ではゴス系の本の装丁などでも活躍のデザイナー・ミルキィ・イソベさん。
 編集者たちを招いての座談会「書評メッタ斬り!」、マーク・Z・ダニエレブスキーの膨大なフィクション『紙葉の家』を豊崎由美がどのように読んだかを、その読書メモや完成した書評を見ながら探る。(付箋の使い方やチェックの方法など、便利なノウハウなども公開)。
 1号と同様に読書しかできない無人島で読む本を紹介するレビュー集「38人の島、38冊の本」(石原荘一郎、佐々木敦、永江朗、枡野浩一、仲俣暁生、らが参加)、書評王に輝いた12のレビューを収録。
(1号から値段がかわっていますがそのぶん増ページで内容も充実です)
A5判88P

映画時代 02「山下耕作の世界」

映画時代 02「山下耕作の世界」 ¥500

任侠映画の巨匠、否、将軍、山下耕作を特集! 監督の没後10年、同じ時代を生きた監督やスタッフが少なくなる中、貴重なインタビューを収録。
内容は—
【序 文】
はじめに〜石井紫(ラピュタ阿佐ヶ谷支配人)
【インタビュー】
鈴木則文(『関の彌太ッぺ』チーフ、『兄弟仁義』『緋牡丹博徒』脚本)
〜東映京都撮影所の“兄弟仁義”〜
【寄 稿】
山下耕一郎(山下耕作・長男)
〜「映画における味と色気〜息子から見た山下耕作に関する一筆」〜
【論考&エッセイ】
『関の彌太ッぺ』〜極私的英雄論 松山賢二郎
『博奕打ち 総長賭博』〜脚本家・笠原和夫とのギリギリのせめぎあい 島田慎一
『女渡世人 おたの申します』〜おお、あまりにも美しい『畸形』よ…… 南木顕生
あたりまえのひと 新宿昭和館の山下耕作 若木康輔
山下耕作映画祭について 尾塚禎久
【レビュー】
ラピュタ阿佐ヶ谷“山下耕作ノ世界”(11/9〜12/20)上映作品一挙レビュー
『関の彌太ッぺ』『続花と龍 洞海湾の決斗』『続兄弟仁義』『博奕打ち 総長賭博』『極道』『緋牡丹博徒』『大奥絵巻』『日本女侠伝 侠客芸者』『緋牡丹博徒 鉄火場列伝』『昭和残侠伝 人斬り唐獅子』『日本女侠伝 鉄火芸者』『日本侠客伝 昇り龍』『日本女侠伝 血斗乱れ花』『女渡世人 おたの申します』『ゾロ目の三兄弟』『まむしの兄弟 刑務所暮し四年半』『山口組三代目』『山口組外伝 九州進攻作戦』『極道VS不良番長』『日本任侠道 激突篇』『ピラニア軍団 ダボシャツの天』『泣いて笑って涙して ポコアポコ』
※『前科者』『夜明けの旗 松本治一郎伝』『わかりあえる季節』は作品データのみ。
【その他の山下耕作作品×14作品】
『兄弟仁義』『戦後最大の賭場』『博奕打ち いのち札』『博奕打ち外伝』『釜ヶ崎極道』『海軍横須賀刑務所』『あゝ決戦航空隊』『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』『強盗放火殺人囚』『戒厳令の夜』『夜汽車』『竜馬を斬った男』『アナザーウェイD機関情報』『極道の妻たち 覚悟しいや』
【執筆陣】
山下耕一郎/石井紫/松山賢二郎/島田慎一/南木顕生/若木康輔/尾塚禎久/モルモット吉田/千浦僚/村田吉聰/安倍まりあ/オギミユキ/佐藤洋笑/港岳彦
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【連 載】
柏原寛司の日本のハードボイルドを訪ねて――検証・日本テレビ火曜9時――
好評連載第二弾! 名作『大都会』を取り上げた創刊号に続き、藤竜也主演の粋なハードボイルド『大追跡』、松田優作の名作『探偵物語』、渡瀬恒彦主演のスーパーポリスアクション『大激闘』、勝新太郎主演の壮大な実験作『警視―K』、そして藤竜也&草刈正雄の洒脱な『プロハンター』…現在も語り継がれる名作アクション・ドラマ群を、その作り手である脚本家/映画監督・柏原寛司とプロデューサー・山口剛が大いに語る。熱い映像に漲る男達の心意気に瞠目せよ!
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A5判54P

奇刊クリルタイ 3.0

奇刊クリルタイ 3.0  ¥650

 前号では「非モテ系」を特集した奇刊クリルタイが、ボリュームアップしたうえにお求めやすくなって、新しい号を出しました。インタビューや座談会が充実。
コンテネツは—–
・座談会『脱オタ・中二病と世代論』(ゲスト:p_shirokuma)
クソタイメンバー(republic、Masao、junkMA)VS白クマ!語られざる脱オタの歴史と中二病をめぐる激論!
・インタビュー上原仁『ロストジェネレーション世代におけるサバイブとWeb2.0』
マッチョに非モテが「出会った」!ブロガーにしてマイネット・ジャパン社長の上原仁に聞く、ネットとロストジェネレーション、そしてそこでサバイブするには。 近江商人JINBLOG http://www.ceonews.jp/
・インタビュー吉田アミ『「受け手2.0」をめぐるサブカルチャー世代論』
吉田アミが語る「世代論と受け手2.0」!「ネットで表現すること」とは何なのか解き明かす。「サムいって言えばいい」! 日日ノ日キhttp://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/
・インタビュー真魚八重子『サブカル系ロスジェネライフプラン、もしくは2足の草鞋のすすめ』
OLとライターの二足のわらじを履く真魚さんに聞いた、文化系の生き方指南。兼業ライターって結局どうなの? 
アヌトパンナ・アニルッダ
http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/
・インタビュー荻上チキ『非モテ×はてな×メディア』
はてなで非モテを語られる理由、そして人文系の存在意義について、そして自らメディアを立ち上げるわけ。荻上チキ氏に聴く
荻上式BLOG http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/
個人原稿
・parsley『乙女男子≠モテ』
・Masao『創作 a GO GO!』
・hreatless00『愛されたいと願ってはならない』
・repon『ネット発の人との出会い』
・republic1963『「怒れる小さな茶色い犬」に関する覚え書き』
・setofuumi『漠然としているが具体的な劣等感』
・キール『体育会系組織における文化系問題』
・megaane『ジオラマボーイ・パノラマガール』
・吉川にちの『脱オタ眼鏡365(度・日)』
B5判68P