界遊 02 特集:古川日出男「迂回と越境の文学」/アニメ監督、山本寛「真・アニメ新世紀宣言」 ¥800
「対話」をキーワードに創刊した1号から、バージョンアップを経た第2弾
【特集1】 古川日出男「迂回と越境の文学」
・作家、古川日出男2万字インタビュー
・コラム「〜から見た古川日出男」
・演出家、篠田千明 from 快快
・ミュージシャン菅原慎一 from シャムキャッツ
・文芸評論家 田中和生
【特集2】 2D or NOT2d, バット アニメーション
・アニメ監督、山本寛2万字インタビュー「真・アニメ新世紀宣言」
・三つ巴アニエレビュー「ストライクウィッチーズ」
・FLB座談会 一章 アニメとは?
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・マンガ家、岩岡ヒサエ描き下ろし作品掲載
・中原中也賞受賞詩人、最果タヒによる書き下ろし新作掲載
・詩人、小林レント書き下ろし新作掲載
B5判116P
「ミニコミ」カテゴリーアーカイブ
ふきながし 05「みんなのコーヒー」
ふきながし 05「みんなのコーヒー」 ¥630
仙台在住の女性3人によるユニット(sifflez)が、自分たちの気になるテーマを自らのネットワークと足で身近に取材し、編集する小冊子「ふきながし」。
これまでは、プリンタ出力したものを手製本してましたが、好評につき部数を伸ばし、今回からはオフセットになり、よりキレイな誌面になりました。(でも紙や布、木目などを地に敷いてのレイアウトや初回限定のおまけ封入などの手作り感はそのままです)
今回のテーマはコーヒー。コーヒーに関する蘊蓄は専門の本や雑誌におまかせして、自分目線で身近な店、コーヒー好きを取材。心地よいお店の紹介、喫茶店やコーヒーに目覚めてしまった愛好家たちの意見、そしてかつてあった喫茶店の記憶を止めるために関係者をあたりと、店や人を巡るうちに、点と点がつながり、コーヒーをキーワードにした街の景色が浮かびあがります。そしてついには「ふきながしブレンド」作りに挑戦!
内容は—–
【特集】
街の喫茶店①
コーヒーコラム
街の喫茶店②
「茶茶」のこと
探訪 「ふきながし」ブレンドをつくる!
一日限りの「くちぶえ喫茶室」
コーヒーの道具
【連載】
セラピーな暮らし 足立陽子
おやつの時間 菅野世志乃:チーズケーキ
本日も私の台所から。 小里文子:山椒とオリーブのいなりずし&満月団子のそばの実豊饒あん
季節の布あわせ 吉岡ユリコ:ポーチ、ふきながし携帯羊毛ストラップ
my:eco 岩佐ゆみ
music 前沢健二
movie 森合広
book 前野久美子
せつノス 吉岡ヒデオ
B6サイズ 28P 初回限定切り絵つき
(切り絵はなくなり次第終了しますので、ご了承ください)
そして、この「ふきながし」をふくめた、クラフト感あふれる、キュートでおしゃれなリトルプレス約50点をたくさんの誌面やおまけの写真とともに紹介する本も入荷しました。
柳沢小実「リトルプレスの楽しみ、のつづき」(PIE BOOKS) ¥1680

おしゃれな本が多いですが、タコシェでお取り扱いさせていただいている本もまだまだ紹介されていますので、こちらもよろしく。
巻末でタコシェは「おしゃれじゃないものもたくさんみつかる」店として,紹介していただきました!
K8 vol.01 サヨコ、OTO、いとうけいこ
K8 vol.01 サヨコ、OTO、いとうけいこ ¥630

毛利嘉孝×萱野稔人の対談を掲載し、好評だった準備号に引き続き、この社会をいかに生きるかの提言を行なうミニコミK8。
1号は100年に一度の経済危機だからこそ、見極められる市場原理の破綻、彼らが作り続けてきた音楽のように普遍な人間らしい生き方をサヨコ、OTOにインタビュー。
サヨコ(ex.ゼルダ) インタビュー
OTO(ex.じゃがたら) インタビュー
五所純子「三半規管のリンパ液には機関車が沈んでいる」小野祥子「釜ヶ崎のミラクル 紙芝居劇むすび――『紙芝居ライブ〜おじさんとわたし〜』レポート」
いとうけいこ インタビュー「21世紀 天国注射の朝」
天国注射の朝と宴 ギャラリー
カンバセーションピース 其の二 :岩淵弘樹(『遭難フリーター』監督兼派遣社員)×戸塚泰雄(『nu』編集発行人、デザイナー)
四六判80P
ところで、この本の発行人、児玉さんは九十九里海岸を臨む千葉県・長生村にインドカレーのお店”こだまや”を3月12日にオープンしました。K8の提言の実現の場にもなる地元の、あるいは直栽培の野菜を使ったカレー屋さんのようです。茂原駅の方になります。都心からはちょっとかかりそうですが、海に行くときなどに、どうぞ!
日々 15
日々 15 ¥735

●ギャラリー・イラスト訪問
「ギャラリー やまほん」
(表紙を折り返した中に描いてあるので見落とさずに!)
オーナーが自宅倉庫を自ら改装して作った気持ちよい伊賀のギャラリースペース
●無農薬無化学肥料の野菜作りを始めた
石毛恵美さんの日々
—東京生まれで、東京で会社員生活を送っていた石毛さんは40歳をすぎて単身山梨に移り、無農薬無化学肥料で農業をはじめた。そんな石毛さんのもとに20年来の友人でエッセイスト石田千さんが訪ねてゆく。
—エッセイ「ジャガーとばったがいる畑」石田 千
・私のキャラクタースクラップ帖 久保百合子
・「バルセロナオリンピックのマスコット」
●花店「小路苑」の主吉田耕治さんの花の不思議と魅力
神楽坂にある花店「小路苑」の魅力の秘密を探るため、店主・吉田耕治さんの花の仕入れからお店に並ぶまでを密着取材。吉田さんが生けた花の写真からもその魅力は伝わってきます。表紙も小路苑のキングプロテアの花。
・飛田和緒の印象に残った「いただきもの」
・うつわの履歴書 三谷龍二「枝楊枝」
・米沢亜衣さんが作る「イタリアの日々のごはん」
・桃居・広瀬一郎さんが注目している長峰菜穂子さんの工房を訪ねる
・公文美和の写真日記「おいしい日々」
・連載 おいしいを作る人:「群林堂の豆大福は青春の懐かしい味」
・日々のお気に入り「花器」
・本棚探訪 堀部篤史「ちょっとピンぼけ」
B5判40P
本の手帳 06「本好きが語る本の蘊蓄詰め合わせ」
本の手帳 06「本好きが語る本の蘊蓄詰め合わせ」 ¥1050

そこに書かれている事だけでなく、本という形やそれにまつわるアレコレが好きな田中栞&大貫伸樹両氏による本好きが好きになる冊子。
豆本や蔵書票などアクセサリー的要素をガーリーに追究する田中編集号と、装釘やデザインを検証したり歴史を辿って蘊蓄を語る大貫編集号とが交代に発行されますが、今回は大貫氏による特集号。
●大貫伸樹「佐野繁次郎の装丁本と、横山利一『機械』『時計』の装丁」
●中村惠一「挿絵画家竹中英太郎のデビューの頃」
●田坂憲二「小津本紳士録 2」
●坂口博「黒田静男と「芸林」」
●滝口富夫「再読 天平の甍――初老書籍製作者の昔語り」
● 堀口稔「『新聲』の記事から」
中綴じの綴じ目に近いページにゆくほど版面をノド(本の中央)に小刻みに近づけてどのページも同じレイアウトに見えるように”いい仕事”をしている佐野繁次郎装釘の横光利一著「機械」を、細かく写真で検証しながら佐野装釘が極みを堪能!
また挿絵画家・竹中英太郎誕生秘話とでもいうべき、初期の動向と画風を確立する過程を探るなど、蘊蓄がいっぱい。図版も通常の書評の書影と違って大きく使われていて贅沢。
A5判64P
