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東京スカイツリー専門誌登場! スカイツリーreport

skytree

スカイツリーreport no.1 2009冬  ¥200

引越を考え始めた時期に、スカイツリー建設計画を意識した編集人は迷う事無く、ツリーのお膝元に新たな物件をおさえ、工事の着工から完成までを見守ることに。今日のように塔が認められる前、つまり基礎工事からその模様を記録し、自らのブログ、スカイツリーtodayで公開中!

この創刊号では、基礎工事から240mまでの足跡を現場写真や塔の成長写真でしっかりレポート! 鉄筒の注入作業や夜間作業など、地元ならではの密着取材。さらには、地上観察に飽き足らず、ついにはウォッチャー仲間とヘリをチャーターして上空からの観察&撮影も敢行。また、スカイツリーを撮影するためのおすすめスポットの紹介や、地元の通だから知っている名所(というか知らないと確実に見落とすものばかり!)、スカイツリーが仲間入りすることになる世界の先輩塔レポートも。第一回は、塔の中の塔?エッフェル塔! もちろん現場主義の編集人は、この塔のためにパリを初訪問。その構造についてしっかり観て、人々をひきつける魅力のワケを分析しています。
B5判14P

なお、次号はタワー建築に大活躍のクレーンを特集したり、ドバイや上海の塔をレポートするそうで、ますます楽しみです!

文芸誌 東京天竺02「特集:色気」

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文芸誌 東京天竺02「特集:色気」¥840

 文化学院小説ゼミの有志が創刊した同人誌で、小説やエッセイ、漫画などを掲載しています。
小説家・長嶋有さんの受講生たちもあり、そのネットワークも援用して様々な取材も試みています。

内容は——
●桜井秀俊インタビュー『色気のある音楽』(前半) 
 桜井秀俊(真心ブラザーズ)with 中村航 長嶋有

●小説『蜜経新聞販売店にてアーバンライフ』 菱井真奈
 女学生まに代は新聞販売店で辱めを受けながらも健気に新聞をお配りする。過酷な日々の中彼女は究極の愛情表現に辿り着く!
 
●小説『ミルピスのおねいさん』 新井美希奈

●レポ『ナカゴー稽古場リポート』 米光一成
人気上昇中の劇団ナカゴーにてゲームデザイナーの米光一成44歳が役者に初挑戦!

●漫画『オバケデイズ』 鎌田順也
ナカゴー演出家 初ホラー漫画。

●桜井秀俊インタビュー(後半)

●小説『裏庭』 福島侑子
 初めて自転車に乗るのにふさわしい日だ。トモコが練習していると……。

●小説『ロマンチック、プライマル』中田怜子
 あたしはムチをふりおろす。理想のエロスとは違う生き物本来の匂いを含んで。

二児の父親であり、敏腕編集者でもある丹羽健介さんの映画で語る
●『こんな男に気をつけろ、あるいは色気のある論理の誘惑』

エロ過多に物申す!妄想してなんぼでしょ!
●『おいでよ、BLの森』 田中杏子

妬み、嫉み、プラモ屋むすめの美脚論
●『美脚と私』 高田和加子

●小説『ここから君へ』 高橋啓佑
 ある日突然、俺の言葉はバラバラになってしまった

●色気に関するアンケート、略して色あん(総勢30人!)

A5判204P

はなうた 03

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はなうた 03  630円

 毎回、ひとつの色をテーマに、そこから広がるイメージを日常からつむぐ「はなうた」。今回のテーマカラーはレモンイエロー、表紙もレモンイエロー一色、表紙の窓はひとつひとつ手作業でカットしてそうです。巻頭特集のモチーフの一部がここからチラ見せされてます。(モニター上で色があざやかに出せなくてすみません)。

内容は—-
●grinが10歳になりました!:2000年にひとりの女性がたちあげたアパレルブランドを特集。アトリエを訪問したり、直営店の取材、デザイナー重村直子さんとバイヤー福永眞理さんの対談などを通して、作品を紹介する。
●日々と服:grinの服のコーディネイト例のグラビア
●はなうたインタビュー〜うたう人の日々のこと〜
   トクマルシューゴ
●イロミチシルベ
 POST PARTY DEPRESSION:レモンイエローのデッキシューズがすてきなお店
 808 LOUNGE:レモンのようにさわやかなハワイの陽射しを感じるバー
●レモンイエローいろあつめ
 黄色いオリジナル包装紙の由来を吉祥寺『百年』、梶井基次郎「檸檬」についてをshibuya pyublishing & book sellers、絵本の黄色効果を恵文社一乗寺店の元スタッフが寄稿。
 また、リトルプレスの編集長たちからレモンイエローのおすすめ品を挙げてもらう。「ヒロイヨミ」はきはだいろの民芸紙、「ユルリナブックス」は東京・谷中のデザート愛玉子、「街並」はシナノゴールドへの思い入れを語ります。
●いろ色食堂
  レシピ・ズッキーニのレモンクリームパスタ

—–ほか
B5版40P

架空 No.03 2010年4月号

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架空 No.03 2010年4月号 ¥1050

 2年のブランクを経て、漫画雑誌「架空」がリニューアル月刊化!
the undiscovered magazineというキャッチコピー?にふさわしく、リニューアル創刊にもかかわらず、表紙にあえてシミや黄ばみを印刷し、架空が引き受けようとしている漫画の歴史を刻みつけています。巻頭言では、コマーシャリズムや歴史からこぼれ落ちてしまう表現の受け皿として、既存の雑誌の漫画への評価とは一線を画すと宣言し、ガロの系譜をひきつぐ決意を表明(タイトルロゴの中にも、ガロがみつけられます)。そんなわけで、「ガロ目次録」のような、その歴史を振り返り検証する企画も充実させてゆく予定だそうです。

 ドグマ出版、山坂といった同人誌を主宰する面々や紙-1グランプリの三本氏など、コアな表現の実践者たちが参加していて、執筆陣も充実。

内容は—–

■新連載!
まどの一哉「西遊」第一話

■胸高鳴る新作漫画の数々!
斎藤種魚「る—迷子の看取」
西間木隼人「BAD TASTE」
野谷真治「永島さんとのこと」
高木ひとし「さびしいボクサー3」
三本美治「裏日本」
香山哲「労働せしめる実体」(1)新倉戸の幽霊

■まさかの参戦!
キクチヒロノリ「どろなわ式」
手栗天狗郎「湖の女」

■新たな名物コーナーの予感?「四コマ架空」
山坂ヨサンセン
浅田拓
高橋学「大人コドモ」
三好吾一「遠回り」
屋我平勇「二個…」

■待望の資料集成!
『月刊ガロ』目次録 第一回

■奇跡のコラボレーション!
安部慎一×西野空男 「フヨウ」

■読物
久保隆「『情況』的場所へ」 
金ゐ国許「つげ義春を旅マップする(1)」
山羊タダシ×西野空男「課題 『読者を探せ』」

B5判146P            

漫画の手帖 tokumaru 04

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漫画の手帖  tokumaru 04 ¥150

漫画の手帖の別冊TOKUMARU。短編漫画6本とエッセイやイラストエッセイを収録。

あびゅうきょ「あびゅうきょの妄言通信」
イカサマデータ「壊れたれコードが飛んでは同じ音を繰り返す」
漫棚通信出張版『ジャングル大帝』のわき役たち
塚本ねぎま「懐中人形」
藤下真湖「神保町裏通り日記 用管窺天編」
潤月芒「暗流行路」
柏木哲夫「啓蒙天国通信 出張版 啓蒙の光」
70年代、赤軍事件を切り口に樹木みのり「贈り物」から、山本直樹「レッド」、押切蓮介「ミスミソウ」までを語る。
水迫わいち「電池付きリボン」
岸川浩利「今は無き駄菓子屋B級・C級おもちゃの数々」
川猫めぐみ「海猫琴」
早波慧「エロ同人誌列伝」/「番外編 哀悼 緒方賢美」
河内屋玉露「iPod touchを買いました かわち。」
三五千波「飲みながらつくる!ゴミ屋敷再生計画」
破雲泥「学級日誌」
表紙 古海鐘一
裏表紙 ほしのゆりか

A5判56P