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PLANETS 7号 特集:ゲーム批評の三角形

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PLANETS 7号「特集 ゲーム批評の三角形」(第二次惑星開発委員会) ¥1890

ゼロ年代の批評を開拓してきたPLANETSが、これまでの流れに加えて、いよいよテン年代の表現の批評を展開。

【カバーガールインタビュー&グラビア】
松井玲奈(SKE48) 「名古屋の美少女が見せた“マジ”」

【巻頭特別座談会&グラビア】チーム・ホルモン同窓会 指原莉乃×高城亜樹×仁藤萌乃×小森美果:AKB48(およりSKE48,SDN48)出演のテレ東の深夜枠のヤンキー学園ドラマ「マジすか学園」内の不良5人組チームホルモンが登場。

『伝説巨神イデオン』30周年記念
【対談】戸田恵子×坂井真紀/“イデ”に取りこまれた女たち

『ちりとてちん』再放送記念
【対談】茂山宗彦×加藤虎ノ介/3×4=∞ ——徒然亭小草若×徒然亭四草

【緊急特別対談】川村元気×山本寛
日本的想像力を「撮る」 ——日本映画とアニメーションのターニング・ポイント

【インタビュー】ラリー遠田の「この芸人を(もっと)見よ!」
西野亮廣(キングコング)「楽しいのが好きなんです」

【座談会】ザ・ギース×夙川アトム×宇野常寛×ラリー遠田
「ゲーム化するお笑い」のゆくえ(前編)

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《特集》ゲーム批評の三角形(トライフォース) アーキテクチャ/コンテンツ/コミュニケーション

【インタビュー】堀井雄二(ゲームクリエーター「ドラクエ」)/日本ゲームの進化が向かう先

【特別対談】ZUN×竜騎士07 同人ゲームが起こした「奇跡」の真価

【インタビュー】松野泰己/市場が鍛える「作家性」のゆくえ
【インタビュー】柏木准一/『カオスシード』というハイブリッドはなぜ成立できたのか
【インタビュー】芝村裕吏/ゲームの溶解と脱・物語のコンテンツ戦略
【インタビュー】田中剛/『モンハン』が変えたゲーム・コミュニケーションの未来
【インタビュー】内田明理/『ラブプラス』が書き換えた“現実”

【鼎談】王雀孫×桜井光×タカヒロ/美少女ゲームの突破口 ——新たなる「楽園」を探して

日本ゲームの進化史
40 80年代前半/ゲームカルチャーの勃興と古典ジャンルの成立
44 80年代後半/ファミコンブームとゲームの「日本化」
48 90年代前半/スーファミ一強時代の爛熟とニューウェイブの胎動
52 90年代後半/「次世代機競争」がもたらした3D革命とライトコンテンツ化
56 00年代前半/ゲーム産業の二極化と発展の終焉
60 00年代後半/コミュニケーションの全面化とゲームの拡散

メーカーブランド名鑑
ドラクエ/FF全ナンバリングタイトルクロスレビュー
Critical Contents 〜ゲーム史を照射するタイトルたち〜

【コラム】シロクマ/シューティングゲーム30年史
【コラム】徳岡正肇/「洋ゲー」を「洋ゲー」たらしめるもの
【コラム】青木摩周/アナログゲームの歴史と現在
【コラム】tokada/MMORPGプレイヤーの高度な社会秩序
【コラム】菊地映輝/とある非モテの社会遊戯

【座談会】青木摩周×井上明人×中川大地×濱野智史×宇野常寛
ゲーム批評の三角形 ——アーキテクチャ・コンテンツ・コミュニケーション

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原宿ニューディケイド ——変貌するファッション・ストリート
【対談】米原康正(エディター・フォトグラファー)×増田セバスチャン(6%DOKIDOKI)/「カワイイ」文化と原宿のゆくえ
【コラム】浅子佳英/裏原宿は本当に何も生み出さなかったのか
【連載】東京ストレンジウォーク location4 魅惑のオセロ・シティ 原宿・表参道

カオス/破滅*ラウンジ(中間)総括
秋葉原から遠く離れて ——オタク的・ギーク的想像力の現在
【座談会】黒瀬陽平×梅沢和木×荒川智則×濱野智史×宇野常寛
破滅クルーの世界にようこそ
ギークハウスと破滅について

『伝説巨神イデオン』30周年記念
「イデ」再考 ——流星おちる果て、あるいは因果地平へ

【座談会】石岡良治×奈落一騎×宇野常寛/“イデ”に取りこまれた男たち
【イラスト】竹×イデオン

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NHKドラマがやばすぎる件について

【作品ガイド】
龍馬伝/ゲゲゲの女房/八日目の蝉/その街の子ども/火の魚/
リミット 刑事の現場2/つばさ/咲くやこの花/チェイス/ちりとてちん

【クリエイター・インタビュー】
遠藤理史  『ちりとてちん』はいかに作られたか?
黒崎博   『帽子』と『火の魚』 ——ふたつの「老い」をめぐって
戸田山雅司 『つばさ』と母性のジモト回帰

【対談】成馬零一×宇野常寛 NHKドラマが(ほかにも)ヤバすぎる件について

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【論考】クッキ・チュー/井上明人/青木摩周

【連載】大見崇晴/麻草郁/三ツ野陽介

【コラム】青山ようこ/藤谷千明/岡田康宏/有田シュン

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PLANETS SELECTION SPECIAL 惑星開発座談会

潔く柔く/森田真巧×松谷創一郎×横井周子+宇野常寛
仮面ライダー×仮面ライダー 『W』&ディケイド MOVIE大戦2010/角谷信太郎×真実一郎×浅子佳英+宇野常寛
マジすか学園/アボンヌ安田×三ツ野陽介×藤谷千明+宇野常寛
曲げられない女/ 成馬零一×橋本倫史×湯原可菜+宇野常寛
Angel Beats!/ 黒瀬陽平×坂上秋成×菊池俊輔+宇野常寛

PLANETS Selection 2010夏

ガールズトーク2010 ——ライブハウスの人間関係(なんて語っても仕方がない)

【特別インタビュー】中沢新一

日本的想像力へのパラレル・ダイブ ——「歴史」の外へ、「日常」の中へ

■巻末対談トリロジー■
【コンテンツ編】福嶋亮大×宇野常寛     ネットワーク下の想像力のゆくえ
【アーキテクチャ編】濱野智史×宇野常寛   リトル・ピープル派宣言2010
【コミュニケーション編】荻上チキ×宇野常寛 偏在する思考/批評の場をめぐって

A5判352P(うちカラー32P)

黒のマガジン02号「特集 水木しげる」

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黒のマガジン 02「特集 水木しげる」¥600

前号から約2年ぶりとなった理由は、特集の水木しげる研究にそれだけの月日をさいてしまったため。連ドラ「ゲゲゲの女房」に便乗するつもりではかったものの、偶然にも水木ブームの中での発行となった。といっても、内容は、超マニアック!!! 水木作品の中に挿入されている数々の名画、オブジェ、有名人、はたまたアシスタントのペンタッチなどを探し出し、そこから水木の作画方法やアイデアソースを見つけだし「水木大好き!」を叫ぶ渾身の企画。編集人で漫画家の藤本和也と漫画評論の足立守正が対談を行ない、その中で様々な注目点をあげ、実際に検証しています。最近の様々な水木特集の中で最もディープ!!?

本編では、炭子部山貝十、顔画工房、大橋裕之らが執筆。藤本和也の代表作「ふらふらふらり」の続編も読めます。

A5判98P

つりたくにこ『北斗七星と海蛇』

NHKの朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』に登場する南明奈演じる少女漫画家”河合はるこ”の元ネタでは? という説でにわかに注目を浴びている女流「ガロ」作家、つりたくにこの逝去後に刊行された500部限定の短編童話集の最後の在庫が入荷しました。
オールカラー絵本で箱入り。ストーリー部分も作家による手書き文字になっていて70年代らしい雰囲気も伝わってきます。ページの上に付録の豆本が添付してあったり、こだわりのある造本。新品です。
179×126 48P

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つりたくにこ「北斗七星と海蛇」¥1890

NHKの朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』に登場する南明奈演じる少女漫画家”河合はるこ”の元ネタでは? という説でにわかに注目を浴びている女流「ガロ」作家、つりたくにこの逝去後に刊行された500部限定の短編童話集の最後の在庫が入荷しました(シリアルナンバーつきはこれが最後となります。次回以降は、ナンバーなしの予備分からの納品になります)。

オールカラー絵本で箱入り。ストーリー部分も作家による手書き文字になっていて70年代らしい雰囲気も伝わってきます。ページの上に付録の豆本が添付してあったり、こだわりのある造本。新品です。

179×126 クロス装上製 函入 48P

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こちらの画像は見開きの一部です。実際はさらに両端に絵が続いています。

スカイツリーreport 02「現場の主役 タワークレーン」スカイツリーreport「着工18ヶ月 240mの足跡」

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スカイツリーreport 02「現場の主役 タワークレーン」 ¥200

2012年春オープン予定のスカイツリーの成長観察もクライマックスと早くも言いきる編集人。なんと、このまま行けば来春には塔体自体は予定の634メートルに達し、ダイナミックな変貌も見納めとなってしまうとのことで、観察に取材にイベントにと、これまでになく精力的に動くのであった…

今回は現場でひときわ目立つクレーンを特集。知ってました? あの操縦室はエアコンもトイレも装備されているんですって!また、特に高所の作業用に機能もカスタマイズされているとか。クレーンのタイプから、展望台の上の四基がどのように分業しているか、操縦する人はどうしているのか、などなど、クレーンとその仕事ぶりを、わかりやすく説明しています。

ほかには、今年に入ってオープンしたドバイの828メートルのタワー、ブルジュ・ハリファのレポートも。すでに後発スカイツリーの予定の高さ634メートルを、はるかに上回っている真の世界一のタワーを見に出むき、ここでもヘリをチャーターして下からでは想像もつかない俯瞰写真などを公開。

また世界最高の展望台を持つ上海の上海環球金融中心にも行くものの、前号のエッフェル塔同様、というかそれ以上の曇天で地上100階までのぼったものの景色は何も見えず!という、脱力レポートも巻末に。
ほかにスカイツリー豆知識コーナーも。観察を通じて同好の士やご近所とのネットワークを広げた編集人は活動領域を広げ、今回はその様子が少し紹介されています。ヘリによる観察に続いて、空からだけでなく水上からも観察してみたいと考え、観察クルーズを企画してみたり、あるいは定点観測写真展に参加したりトークイベントに出演したりと、順調に予定通りに進むスカイツリーの建築とは違って、予定外のイベントやお呼ばれに、今後も何か楽しいことが出てきそうな予感!
B5判18P

唐沢俊一検証本 VOL.0 / VOL.3

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唐沢俊一検証本 vol.0 アマチュア編 ¥1000

唐沢俊一氏がアマチュア時代に投稿した文章を検証。(そのために、既刊誌と号数が前後してしまうがvol.0と銘打ってい ます)
第一章では、81年に「ぴあ」誌の読者投稿欄の「望怪獣論“本当の怪獣映画とは…”」を受けて、22才当時の唐沢氏の投稿から発展した論争をとりあげています。その内容はもちろん、手塚治虫も巻き込んだと述懐される反響についても、それぞれの書き手の文章にあたり検証。
第二章は、学生時代の、海外アニメ研究会「アニドウ」における活動を、同会が発行していた「FILM1/24」への投稿から検証してみる。

検証をしながら、プロ以前、オタクという立場で遊撃的に展開する言論活動が陥りやすい問題点や留意点に言及。
B5判114P

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唐沢俊一検証本 vol.3 オタク編 ¥1000

おたく文化に関する、唐沢俊一氏の文章を検証。
宇宙戦艦ヤマトやルパン三世のようなポピュラーな作品からオタクの間で話題の作品までの様々な作品論や、オタク文化論を通して「オタク評論家」としても活動全般を考察する。
B5判112P