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架空 No.12 2011.01

架空2011年1月

架空 No.12 2011.01(セミ書房)¥1050

巻頭の挨拶文によると、茨城在住で、今回特集されているキクチ氏は、今回の地震で被災しながら「こういう時期にサブカルチャーが強くなるんです。これからは僕たちの時代です」と今後に胸を膨らませていたとのことです。

■特集 キクチヒロノリ

ANSIS・PURINS/DAVID・SCHILTER/FRANCOI・SCLAUDEL/SYLVAIN・GERAND
堀道広「他界の人」キクチさん
香山哲「バキトマド」
まどの一哉「キクチヒロノリの謎」
かなしきじゅんこ「おばさんシリーズ」
田村篤史「HEAD COMIC について」
編集部「キクチヒロノリインタビュー」
菊地博紀「インタビューに関する資料」
キクチヒロノリ作品リスト 制作 西野空男
シルヴァン・ジェラン×キクチヒロノリ「アクミート2」

■四コマ架空
地獄の狂人
山坂ヨサンセン
かなしきじゅんこ「魔女の心臓」
野元電池
砂糖ヒロタカ「りかぴぃ」最終回
くるみみどり

■漫画
香山哲「労働せしめる實體」
炭子部山貝十「劇画百景」
甲野酉「未踏」(4)グレー
まどの一哉「西遊」第9話
鳥子悟「ポカポカ」
三本美治「時計をとめて」
勝見華子「マイチャン」

■安部愼一
安部慎一[原作]西野空男[作画] 「愛は憎しみを越えず」
安部慎一「死後」

■文章連載
久保隆「情況」的場所へ【11】
金ゐ國許「つげ義春を旅マップする」(6)

「月刊ガロ目次録」第9回

B5判162P

KAI-YOU編「ミニコミ2.0 ミニ・コミュニケーションとメディアの行方」

ミニコミ2.0

KAI-YOU編「ミニコミ2.0 ミニ・コミュニケーションとメディアの行方」(KAI-YOU)¥1890

「界遊」から初の単行本が出ました。雑誌とあわせてどうぞ!

「ミニ・コミュニケーション=ミニ・メディア」をテーマに、09年末から様々な場所でのトークイベントのテキストやWEBサイトと連動した記事の再録に撮り下ろしたインタビューを加えてまとめたもの。コミュニケーションを巡る情報とメディアの議論から、今の情報環境とその未来を探る。

《一章:出版》

1.座談会「ミニコミ・コミュニケーション」

出席:宇野常寛(批評家/『PLANETS』編集長@wakusei2nd)、黒瀬陽平(美術家/「カオス*ラウンジ」キュレーター@kaichoo)、橋本倫史(ライター/『HB』発行人@hstm1982

司会:武田俊(ライター/『界遊』編集発行人・KAI-YOU代表)

概要:09年11月25日から界遊(KAI-YOU)×STUDIO VOICE ONLINE連動企画として配信された、次世代ミニコミ誌の編集者による座談会。未収録部分を含め全文収録。

配信先:http://www.studiovoice.jp/kaiyou/minicomi/index.html

2.対談「『誰でもメディア時代』の雑誌」

出演:宇野常寛×速水健朗(ライター/編集者@gotanda6

概要: 09年12月、前掲の座談会を引き継ぎ、ジュンク堂書店新宿店での「ミニコミ2.0」フェアと併せて行った対談に加筆。

3.対談「『誰でもメディア』時代の情報戦略」

出演:新城カズマ(作家/有限会社エルスウェア代表取締役@SinjowKazma

)×小林弘人(メディア事業家/株式会社インフォバーン代表取締役CEO@kobahen

概要:10年6月、SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSで行なったトークショーに加筆。

4.対談「メディアと流通の未来」

出演:市川真人(批評家/『早稲田文学』プランナー)×西田亮介(研究者/「.review」発起人@Ryosuke_Nishida

概要:「文学フリマ」で開催したトークショーに加筆。

《二章:放送・空間》

1. インタビュー「Liveメディアが情報を繋ぐ」

出演:そらの(株式会社ソラノート広報/「ダダ漏れ女子2号」@ksorano

概要:10年12月1日、「ダダ漏れ逆取材」としてソラノートのWEBサイト「ケツダンポトフ」でUstream配信されたインタビュー。

2.論考「後期デザインへ――実験とデザインの間をつくる」

執筆:李明喜(空間デザイナー/デザインチームmattキャプテン@mattoct_lee

概要:2010年から唱えていた空間とコミュニケーションの場をデザインする「後期デザイン」への宣言として書き下ろし論文を掲載。

《三章:インターネット》

1.インタビュー「pixivを巡るコミュニケーションとプラットフォーム」

出演:片桐孝憲(ピクシブ株式会社代表取締役社長@tarbrick

概要:09年12月20日に取材撮影し、フリーペーパー『界遊003 1/2』に掲載したインタビューに加筆。

2.インタビュー「情報化社会の条件」

出演:湯川鶴章(IT評論家/「TechWave」チーフブロガー@tsuruaki

概要:ブログ・メディア「TechWave」から、日本における情報化社会までをうかがったインタビューを初収録。

3.インタビュー「Twitterの公共性とミニメディアの可能性」

出演:津田大介(ジャーナリスト/インターネットユーザー協会代表理事@tsuda

概要:WEBサービス・Twitterについてのインタビューを初収録。

《終章:メディア》

1.巻末語り下ろし「メディアを考える、メディアから考える」

出演:東浩紀(作家/『思想地図β』編集長@hazuma

概要:10年6月10日のインタビューに加筆。

四六判192P

界遊005 特集「ハイパーリアルな現在」

界遊005

界遊005「ハイパーリアルな現在」¥1050

“ハイパーリアル”というとちょっと難しそう?だけど、小惑星探査機「はやぶさ」、3D映像ゲーム「ニンテンドー3D」、iPhone、twitter, USTREAM、ディズニーランド、日本SF大会、ドラえもんの科学みらい展、などなど身近なアイテムやツールを散りばめ、実生活の中でのテクノロジーの可能性を考えてみる特集。この号と連動したWEB企画もあるようです。

【雑誌内容】

〈特集〉ハイパーリアルな現在 ~消失するリアルとフィクションの境界~

現在の最先端テクノロジーや科学と、いわゆる「SF」的なフィクションとの連関を軸に、未来への想像力を切り取る「ハイパーリアル」特集。

「pixivファンタジア」企画者・arohaJによる他誌連動創作企画”ぼくらの(可能)世界”オリジナルキャラクター・岐ノ上アスカと円城塔書き下ろし短編/pha率いるギークハウスの面々による荒川智則座談会/藤田直哉をゲストとしたTwitter読書会連動のレポート/「VIPPER速報」管理人への取材/pixivユーザー発企画の告知として、前述の岐ノ上アスカと前号特集の星野しずる(キャラデザ:redjuice)紹介ページ/ゲスト選考委員に仲俣暁生草ナギ洋平(ナギは漢字)を迎えた公募によって選ばれた読者持ち込み企画ほか収録。

〈企画〉

■アニメ■原恵一のロングインタビューほか■マンガ■佐原ミズ『マイガール』誕生秘話や東方力丸コラムほか■アイドルソング■小明×前山田健一ヒャダイン)×tofubeatsによる座談会/私立恵比寿中学Tomato n’pineのインタビュー/アイドルフリークのトーニャハーディングaerodynamikによるアイドルソングレビューほか■その他■最果タヒ×ネットレーベルcooked大楠孝太朗によるコラボーレション/はやぶさのコスプレで話題の秋の『』インタビュー/ひらめきマンガ学校所属のs=novによるイラスト掲載の「読者の声」コーナーほか多彩なコンテンツを収録!巻頭グラビアは俳人・神野紗希

〈創作〉

御中虫山口優夢による書き下ろし俳句や、小林レントによる詩など掲載!

B5判136P

市場大介「KSKHH(高卒真理兄妹華と光)」

KSKHH

市場大介「KSKHH(高卒真理兄妹華と光)」¥1500 Daisuke ICHIBA “KSKHH”

薄幸の華と光の兄妹と新興宗教をめぐる物語。漫画の間に最近の絵画作品が挿入され、そこからまたストーリーが思わぬ方向に展開したり、独自の漫画論が断片的に語られたり…するという市場漫画ならではの即興的な要素を含む2010年の市場大介集大成的な作品です。
B5判96P ポストカードつき

なお、この本の発行を記念して、近々市場大介インタビューを掲載の予定です!

インディーズ文芸創作誌 Witchenkare 2

witchenlare2

Witchenkare vol.02 ¥980

1年ほどの沈黙をやぶって、文芸創作誌Witchekareの2号目が、執筆者も6人から14人に増え、200P超えのヴォリュームアップで登場。

内容は—
木村重樹「私が通りすぎていった“お店”たち」
やまきひろみ「ふたがあくまで」
武田徹「終わりから始まりまで」
高橋美夕紀「赤いコート」
中野純「十五年前のつぶやき」
多田洋一「まぶちさん」
大西寿男「「冬の兵士」の肉声を読む」
我妻俊樹「腐葉土の底」
友田聡「ときどき旧暦な暮らし」
浅生ハルミン「ひそかなリボン」
野上郁哉「天使になんてなれなかった。」
吉永嘉明「ジオイド」
藤森陽子「接客芸が見たいんです。」
稲葉なおと「ニューヨークの流れ星」
(デザイン)有北眞也 (写真)徳吉久
A5判206P

創刊号もあります。