カテゴリー別アーカイブ: ミニコミ

手差ユニッツのコミック冊子「甲突川を歩く」

手差ユニッツ「甲突川を歩く」¥700+税

学生時代から、自身が描いたマンガを手差し印刷して冊子を作って不定期に発表している手差ユニッツの、2016年から2018年の作品をまとめたもの。

生まれ故郷鹿児島の祖父の家を訪れた際の、何気ない会話や散策のシーンを描いた短編「甲突川を歩く」「枇杷を採る」のふるさと2作品を巻頭に収録。
老人らしい? 知恵の言葉と気ままな言葉をまだら状に繰り出す祖父の姿が孫の視点から描かれています。
鹿児島愛のおすそわけ、地元民になじみのおすすめスポットの地図つき。

パンクのコピーバンドをしていた、何者でもなかった学生時代…ジョー・ストラマーの訃報に接した冬の一日の、およそパンクでない
物語「walk out to winter」。
ほかにも、彼女の事が気になって受験勉強がはかどらない高校生の受験前後を描く「僕は停滞気味」。リュックの中に膨張する宇宙を背負う男の子と彼が気になる女の子の物語「宇宙を背負った男」。

子供の頃から身近な人たちを主人公にマンガを描いて、周囲に見せていたという著者が、昭和のテイスト漂うタッチで、いまも身近な人を登場人物にしながら、成長した分、前よりちょっと遠く高い視点から描いた短編の数々。
ちょっと頼りない君を、静かに見ている人がいて、心の中で応援したり、懐かしんでいるかもよ…という、何でもない日常に隠れたひだまりみたいな場面が描かれています。

B6判70pages

秋元机 「unreadable comic」シリーズ & 架空段ボールジャケット「EJACKE 2」

秋元机 AKIMOTO Tsukue「絵ジャケ EJACKE 2」¥1200+税

アジアや海外文化に影響を受け奇妙なエキゾチズムを追究し、海外旅行の興奮を再構築するマンガ家、秋元机がレコードサイズににカットしたダンボールに、ドローイングやコラージュをほどこした
シリーズ作品”絵ジャケ”から16点を収録した作品集。

段ボールにもともと印刷されたロゴや絵、数字や記号を利用しながら、創作との境目が一見わからないようなコラボぶりでレコードジャケットみたいな段ボールみたいな不思議な世界を作っています。
折り目やテープの跡もそのままに、まるでそこに段ボールがあるようなつくりです。

表紙は巻ダンボールに、アーティストが自らシルクスクリーンで印刷しています。

22.5cm×22.5cm  36pages



秋元机「unreadable comic vol.1」¥600+税

アートやイラスト、クラグトなどのジャンルにまたがるマンガ家、秋元机のコミックジン。

架空の言語で描くコミックシリーズ第一弾はミャンマー風テクスト。
東南アジアの露天で二束三文で売られているいようなチープなマンガ雑誌のイメージで、なんともいえない後味のヒーローもの?をお届けします。

B5判16pages


秋元机「unreadable comic vol.2」¥600+税

架空の言語で描くコミックシリーズ第二弾はロシア風?
戦う巨大な怪獣やロボット? 親しげな男女、ハードボイルあるいはミステリーな空気…、
なんか知りたい、すごくそそられるけど読めないその感じと読後感をぜひぜひ味わっていただきたいです。

B5判16pages


スクラッチアート作品集 目黒ミロ「Pins」

目黒ミロ「Pins」 800m+税

2014年にスクラッチアートに触れたのをきっかけに、イラスト中心の活動から、2015年以降、本格的にスクラッチボードに取り組み、布の織り目やレース、人物の髪の毛の一本一本までをニードルで描写するスクラッチ作家・目黒ミロの作品集第2弾。
初個展「ヴェールをかけて」と二人展「私を纏う」で発表した作品を収録。

判型も大きくなり、ニードルの硬質なタッチで、人物のふくよかでみずみずしい頬や唇まで表現されています。

作品には、布やレースで目を覆った人物が多く登場しますが「それは、何もかも素直にさらけ出す事を望まれてい状態や空気に対しての防衛、抵抗、自己表現だと思います」とのことで、静かに語りかけてくるものがあります。

※スクラッチボード
皮膜のある紙、またはボードに塗布された黒い塗料(墨など)をニードルなどの
先が尖った道具で削り、下地の白面を浮き出して描く技法。

B5判24pages

趣味の製麺 別冊「作ろう! 10分ラーメン ラーメン作りは10分あれば十分!」

趣味の製麺 別冊「作ろう! 10分ラーメン ラーメン作りは10分あれば十分!」¥1200+税

おいしいラーメンを作るには、寸胴鍋で豚骨や鶏ガラを長時間煮てスープを作らないといけないのでは… そんな常識を覆す!
スーパーなどで売っている市販の材料を使って、本格的(な感じの)味を10分(この10分は3分クッキングのような概念的なものです)でできるお気楽ラーメンの魅力とレシピを伝える、趣味の製麺別冊。

化学調味料なしで、煮干し醤油スープとチャーシューを作るといった離れ業も飛び出しますよ!
麺漫画執筆陣も超豪華です。

内容はーー
■『10分ラーメン』とは何か
■スーパーで買った市販生麺レビュー
■生麺の茹で方講座

■第2回10分ラーメン選手権大会レポート/レシピ
・マダラさん:ミニマル無化調煮干し醤油ラーメン
・辻村哲也:肉野菜つけ麺
・小松ヌンチャク:10分ラオシャン
・のそ子:誰でも簡単 安心安定の麻婆豆腐麺
・玉置標本:豆乳キムチラーメン
・鈴木陽々:タイ風屋台ラーメン
・米谷マリ絵:鶏そぼろ美酒ラーメン
・山田技研:2分でできる(?)塩昆布まぜそば

■夏に食べたい 冷・辛・爽 10分ラーメン大集合
・マダラさん:旨辛北極風ラーメン(〇本インスパイア)
・辻村哲也:ガスパチョ冷やし中華
・川井ララ:しりしりナッツ麺
・玉置標本:ごまドレダレ冷やし中華
・まいける:まろやか冷やし坦々麺
・aya:汁なし檸檬麺
・鬼頭哲:韓国風辛味ちゃんぽん
・キンマサタカ:簡単本格カレーラーメン

■オリジナル麺マンガ
・パリッコ
・近頃チモ
・寺島令子
・てふや食堂
・川崎タカオ
・スケラッコ
・かわのうそこ
・鶴谷香央理
・オカヤイヅミ
・かわいしのぶ
・油虫太郎
・小林銅蟲

B5判46pages

 

 

山本タカト「緋色のマニエラ下絵帖」

山本タカト「緋色のマニエラ下絵帖」(アップタイト)¥1000+税

イメージスケッチをもとに、正確な下絵を描き、トレース、描線、彩色という作業で仕上げられる山本タカト作品。
長年、その作品の編集や展示に携わってきた編者が精密かつ繊細に完成された作品の奥に潜む、熱感を伝える下絵を、ひとつの
作品、バリアントとして解説を付して公開。

彩色された作品では見落とされがちな細部や意匠の数々、変更点などを画集と見比べて発見するのも楽しいブックレット。
(塗り絵としても活用できます)

「緋色のマニエラ」の中から17点(95年〜97年)に描かれた下絵を赤あるいは青のインクに置き換えてシルクスクリーンで印刷しています。

B5判24pages