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ひと味違う文房具マニアのための雑誌 port-mine vol.1「測量野帳と行く! 東京・北区文具散歩」

port-mine1 表紙

port-mine vol.1「測量野帳と行く! 東京・北区文具散歩」(螢窓舎)¥400

ここ最近、おしゃれ女子向けの文房具本が出る中、「ひと味違う文房具マニアのための雑誌」を目指すport-mineは、トラベラーズノートをおしゃれに使いこなすガールズ系とはちょっと違った、男にもできる“旅の思い出”企画を提案。そこで、登場するのが質実剛健なコクヨの測量野帳! 作業現場や屋外での使用にも耐える丈夫で渋いカバーの測量野帳、189円。
文具デザインも手がける宇田川一美さんをアドバイザーに迎え、昭和のテイストが残る赤羽、王子を歩き、測量野帳に記録してゆきます。
北区の名所や文房具スポット、リーズナブルな飲み屋などを巡りながら、トラベルノート作りのヒントとなる、ローカルorユニークな素材の見つけ方、インスタントカメラ活用術、画期的なフロッタージュ導入例、、ノートを楽しくするカスタマイズ方法などを紹介します。後半は、そうして、できあがった、それぞれの測量野帳を公開し、小旅行とノートの成果を発表!
A5判32P(表紙を含む)

port-mine1

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虹釜太郎『アンニュイ』『WASTELAND DIARY DON’T KILL ZOMBIE』

 

諸国の音を集めた伝説のレコード屋「パリペキンレコーズ」を振り出しに、レーベル360°records、映画音楽、スパイス研究etc.を手がける虹釜太郎のアンニュイ論とゲーム論。批評と妄想がからみあい、途切れることなく、わきあがる虹釜テクストをお楽しみください。

アンニュイ

虹釜太郎「アンニュイ」¥1100

アンニュイとは何か……憂鬱でものうげなのがアンニュイではなく、怠惰でやる気なくてメンヘラなのがアンニュイでもなく、アンニュイとは何か、そしてアンニュイな音の響きとは。21世紀に「アンニュイとは何か」を感じるための冊子と音。CDR『nui nui nui』付録。
いままでノスタルジー論はいろんな分野で数多くでてきましたが、アンニュイ論は信じがたくもまだまだ未開拓。というわけでパリペキンゼミでもいろいろ考えてきたアンニュイ問題を! アンニュイな映画やアンニュイなカフェ、アンニュイな彼氏やアンニュイな彼女に疑問を持ってる方に。

コピーテキスト+音源CD-R『nui nui nui』
dontkillzonbie 虹釜太郎『WASTELAND DIARY DON’T KILL ZOMBIE』¥900

荒廃世界ゲーム論。かつてのゲーム連載のことから、現在の荒廃世界ゲーム、ウェイストランドゲームのことまで。自殺、アル中、ホームレス問題とイルなゲームのデス未来、クソ未来、洋ゲーとアジアゲーの可能世界。腐ったゲーム業界とは関係なく、いまだ来ないゲームの混沌と限界。ウェイストランドへの旅の手引き。コピーテキスト+音源CD-R『廃車場横死語制御室』

「ヘントナー大佐日記2006〜2007年」「ヘントナー大佐日記2008〜2009年」

虹釜太郎は、ヘントナー大佐とその日記について以下のように語る。

「この人は沖縄在住で沖縄のとある本屋に勤務されている方なのですが、ここには沖縄に何度も何度も何度も旅行にいってる人とか、沖縄大好きな人のエッセイを何度も何度も何度も読んでる人には決してわからない、沖縄に在住していたとある世界文学全集を編集したある作家による世界文学全集を何度も何度も反芻している人や、沖縄料理屋や沖縄カフェで何度もバイトしてきた人や、沖縄を愛しすぎて年に4回は沖縄に行く人も知ることがないであろう沖縄のことが書かれています。

なので自分も人をサポート?してる場合じゃないんですが、ヘントナー大佐の場合は特別で、この冊子はいろんな人に読んでもらいたいと思ってます。

沖縄の万引き事情もわかるのですが、沖縄おじいやおばあの実態、そして沖縄の中学生の光と闇、コブラのクリスタルボーイ、沖縄で即売れのアナコンダ2、あらゆる沖縄への幻想をピコピコピコッとクリアーにしてくれる明快にして呪われた日記。

空き地の犬のクソのような自分の人生に疑問を感じ、自殺前に沖縄旅行を計画しているあなた! 自殺前旅行に行く前にまずこの日記を読んでみてください」

(虹釜太郎ブログ「パリペキンレコーズ」より)

ヘントナー大佐日記2006-2007

ヘントナー大佐日記2008-2009

川崎タカオ、堀道広、カズモトトモミ「KHK」

KHK

川崎タカオ、堀道広、カズモトトモミ「KHK」¥2100

二人の漫画家、川崎タカオと堀道広に、シルクスクリーンアーティストのカズモトトモミの三人展「KHK」の際に作られた,共同制作のジン。

川崎、堀両の作品を素材に、カズモトが自身の描くフレームやイラストとアレンジして作りあげたジンに、川崎、堀がそれぞれイラストやメッセージを描き込んだもので、手書き部分は絵柄もランダムで、それぞれ異なります。

A5判40P ナンバーつき

KHK

KHK

おおむね月刊 東陽片岡 2011.8

おおよそ月刊 東陽片岡 2011.08

おおむね月刊 東陽片岡 2011.8 ¥800

伝説のコピー誌「おゆき」から10数年を経て、東陽片岡さんのミニコミ!?が再び。
風俗潜入漫画ルポの連載も終わり、50歳を過ぎて性欲も衰え、解脱しかけているという東陽先生が、風俗に注いでいたエネルギーを本づくりに転換、全編描きおろしで漫画とコラムの冊子を創刊しました。

内容は
創刊のことば
漫画:夜とぎ男のブルース
たまらんコラム:ウンコがよく出るオートバイ
漫画:東陽片岡の新ふにゃらら行進曲「夏のシアワセは冷や汁うどんだった」
東陽片岡の『昭和の出涸らし』「ほづみちゃんのブルース」

レトロではなく、東陽先生が体験した、裸電球、四畳半、ステテコetc.なリアルでエコ(下着に団扇というクールビズ)な昭和が広がります。

B5判16P