ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

ゆるキャラ的ジン? KAMIBU 04 特集:シティボーイなんてきらいだ

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KAMIBU04 特集:シティボーイなんてきらいだ ¥300+税

フリーペーパー界のゆるキャラ的存在として2008年頃から活動を開始したKAMIBU。
その紙部員たちも学校を卒業して大人になってきたということで、フリペを発展させた、小説、コラム、マンガや雑談などを盛り込んだジンを発行。
前回は、季節にあわせた“栗”特集でお手製巾着袋入りでしたが、今回も、小さな観音開きのページがあったり、シールのおまけがついていたり、英訳が別冊であったりと、工夫と手作りいっぱい。(英訳もgoogle翻訳という、ゆるさがなんともいえません)

特集は「シティボーイなんかきらいだ」では、あまりにキメたシティボーイも苦手だけど、もしかしてシティボーイのイメージをがんばって体現した人がシティボーイだったりして?なんていう鶏卵論みたいな疑問から、シティボーイあるあるやボーイの区分けチャートを作って、シティボーイを観察しています。
ほかには紙部員が選んだ2012年の一冊(本と漫画)や2012年の面白かった漫画について語る「漫画と雑話プロローグははじまっている」など、漫画・本情報が充実。

B6判20pages+シール+A6判16pages Japanese/English 100部

KAMIBU2

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企画漫画誌 ハッシュマグ04 特集「smile」

ハッシュマグ4 smile

ハッシュマグ 04 特集:smile  ¥900+税

各号ごとに前号で予告したテーマの漫画(もしくは、それに準じた)作品を集めた、片桐ナントカ編集の企画漫画誌。今号のお題は「smile」。巻頭はカラーのアート作品、それに続いて、これまで以上に作風のヴァラエティに富んだマンガ11本を収録。

参加作家は—-
巻頭カラー 玉野綾子
序幕 片桐ナントカ
「くちのかど」玉川桜
「梅杏実」死霊のすがわら
「笑って!スミレちゃん」uncoro
「会議」内田百合香
かなみとも
「天邪鬼」鳥彦
「bored fuXX u SMILE」postposseNR
「にこちん」ゆの
ボルタネクスト5
次号予告 片桐ナントカ

A5判100P (うち4ページはカラー)

ハッシュマグ4 巻頭カラー

ハシュマグ4

ハッシュマグ 4

助産師さんが作ったジン TRAUBE no.0創刊準備号「出産の自由を求めて」

TRAUBE no.0 創刊準備号 表紙

TRAUBE no.0 創刊準備号 特集「出産の自由を求めて」¥680+税

自由に、たのしく、あたらしい助産のことをはなせる場が欲しい、と助産師のみきかよこさんが作ったジン。“お手紙を書くような気持ちで綴ってあなたにおくります”のスタンスで、出産や助産師の仕事を通して、日常、見聞きしたこと、面白いこと、気になることを届けます。

TRAUBE(トラウベ)とは、胎児心音聴取器のことで、これを発明したドイツ人のお医者さんの名前に由来。また、ドイツ語の「ぶどうの房」で、なかまや群れの意味もあるそういです。

創刊準備号の特集は、映画「出産の自由を求めて」を通して考えるお産のこと、助産師のこと。
欧州では出産医療の発展や行政的な制度により自宅出産が禁じられている国があったり、出産事情も国によってまちまち。“Freedom for Birt” (邦題)「出産の自由を求めて」では、自宅出産をめぐるハンガリーの裁判を発端に、様々なインタビューを収録しています。
この映画のダイジェストはこちらからご覧いただけます。
出産に関する様々な意見、日本での反応、監督、翻訳者インタビュー、出産イエローページ的な情報サイトや書籍の紹介などを収録しています。

A5判20pages

新創刊インディ批評誌「なんとなく、クリティック」特集:山本精一

なんとなく、クリティック

「なんとなく、クリティック」 ¥1000+税

 インディ批評誌「なんとなく、クリティック」(←田中康夫「なんとなく、クリスタル」’80 から?)が創刊。特集は、山本精一! 44ページにわたるロングインタビューや小山田圭吾との対談などを収録。ほかにも、浅野いにおの『おやすみプンプン』のクロスレビューや、映画監督の瀬田なつきと俳優の染谷将太の対談記事もあります。

 “サブカル”は現在でも存在し得るのか? “サブカル”に取って代わるのは“批評”なのでは? そして、そんな時代におけるカルチャー誌とは? といったことを裏テーマに、83年生まれの編集・発行人、森田真規が創刊。

【内容】
はじめに/“サブカル”の終わりと“批評”の始まり
■山本精一特集
山本精一ロングインタビュー/山本精一の世界(44p)
山本精一×小山田圭吾(コーネリアス)/未知なる音楽への誘い(18p)
※山本精一&小山田圭吾が選んだ“未知なる音楽”のリストを掲載!
佐々木敦/山本精一論「山本精一、ひとりの大音楽家」(8p)
■浅野いにお『おやすみプンプン』クロスレビュー/
おやすみプンプン、どうでしょう?(24p)
執筆:橋本倫史、さやわか、磯部涼、
吉田アミ、ばるぼら、吉田大助
■泉信行/漫画日誌(11p)
■瀬田なつき×染谷将太/映画放談(30p)
■粉川哲夫/映画日記(13p)
■鶴見済インタビュー/資本主義ではない何処かへ(21p)
■なんのこっちゃい西山。/ライブ日記(17p)

デザイン:戸塚泰雄(nu)
B6判変形 200pages

「フィリピンアートみちくさ案内 マニラ編」

フィリピンアートみちくさ案内 マニラ編

フィリピンアートみちくさ案内 マニラ編」(フィリピン・アート・ガイドブック・プロジェクト)¥1500+税

フィリピンの首都マニラのアートスポット(美術館、ギャラリーなど)を紹介する日英バイリンバルのガイドブック。フィリピン在住の(あるいは在住していた)アートに関わる有志が作成。

アジアのアートシーンが注目される中、ギャラリーが次々とオープンし刻々と変化するマニラのアートスポット50をセレクトし紹介しています。活躍中のアーティストやキュレーターのインタビューや、フィリピンの美術史をわかりやすくまとめた読み物も充実。マンガ形式のコラムが随所に出てきて、フィリピンの街の様子を楽しく紹介しています。

スペイン、アメリカ文化の影響を受け、様々な民族、歴史、文化が交錯するフィリピンのアート。日本と勝手が違う、ギャラリー訪問の方法や、アクセス情報から、アートショップやおみやげアドバイスまでを丁寧にアドバイス。抑えておきたい基本の美術館から、新進のギャラリー、アーティストが自宅やアトリエを開放して運営するスペースなど、マニラのアートの動きが伝わる実用的な情報がいっぱいです。
マニラに行く予定の人、行った気分になりたい人に!

A5判 112pages オールカラー 2013.2.14