ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

架空の郷土玩具図鑑 画賊の日本みやげ 画賊vol.4 OMIYAGE DREAM

画賊の日本みやげ

画賊の日本みやげ 画賊vol.4 OMIYAGE DREAM ¥1200+税

保育社のカラーブックスみたいに、すっかり”なりきった”装丁の画賊の同人誌4号のテーマは
ふるさと、みやげもの、郷土玩具。

張り子にこけし、土人形など、何かなじみのある風合いの、だけども故郷も歴史も謂れもない
画賊の作家たちによる、お手製郷土玩具の大図鑑です。(でも詳細解説付き)。
資料編として展覧会リポートや活動年表、ポートレート、画賊語録も収録。

A6文庫サイズ94pages

ヴィンテージ・ボップ・カルチャー・ジン MONOCHROME 「FICTION」

MONOCHROME1

MONOCHROME vol.1 「FICTION」¥1000+税

四国発、デザイナーの古術フラシックスが発信するヴィンテージ・ボップ・カルチャー・ジン。
毎号、昔のポップカルチャーをテーマに沿って特集する小冊子(ジン)+サウンドトラック。創刊号の特集は「FICTION」。架空作品の紹介。レコード、絵本、映画などを紹介。スタニスワフ・レムの「完全な真空」みたいに、架空のレコードのレビューをジャケ写入りで紹介しています。が、それだけでは終わらずに、なんとこのジャケやレビューから、想像する音まで作ってカセットにしていまいました。空想×空想が、カセット・ブックという古くて新しい現実に!

連載:アナログもの紹介~90年代後半の九州山口産カセット音源の紹介、モノクローム・ポートレイト、他コラムなど

サウンドトラック(カセットテープ):
「フィクション」 オリジナル・サウンドトラック(※カセットは片面のみの収録です)
1.Gnossiennes(Erik Satie) – ニュームード・スタンダーズ
2.Ah! Vous dirais-je, Maman(unknown) – ニュームード・スタンダーズ
3.Fictitious music(Harvey Kabeta) – ニュームード・スタンダーズ

編集・制作:Fulusube
A5判12pages(表紙含む)

小野百合子「浮遊短編集」

小野百合子 浮遊短編集

小野百合子「浮遊短編集」¥926+税

漫画とも絵物語とも違う、作者自身の心象風景や、女性の顔を緻密に描き、その表情の向こうに物語を感じさせる、小野百合子さんの独特の世界をまとめた画集。顔の陰影や畳や木目などを描きこんだ、その筆跡から立ち上がる、ちょっと昭和な?青春な景色が胸に迫ります…。

目次
1.青空ノ瞬間ナリ
2.私を赦さない時間が長く続いた。
3.夜
4.朝
5.泡ゴジラ
6.百合と知恵

B5判44pages

小野百合子 浮遊短編集

小野百合子 浮遊短編集

漫画雑誌・山坂 07

山坂7

山坂 07  ¥278+税

三好吾一、大西真人の二人が主宰する漫画出版「山坂書房」。過激さ、過剰さを敢えてはずし、丁寧な描写を心がけた同人誌ですが、2年半ぶりの7号は、ゲストも山坂のコンセプトに応えた丁寧な描写で、内容、ボリュームともに充実。

収録作品—-
いぬゐのこ 「アバタとエクボ」
木下竜一 「潮干狩り」
大西真人 「菜園だより」
炭子部山貝十 「カブンス先生」
三好吾一  「がんばれ チャグ!」
山坂ヨサンセン 「ア・リトル・ユーモア」

A5判80pages 限定200部(No入り)

山坂7

 

山坂7

APIED vol.23「坂口安吾『桜の森の満開の下』」

アピエ23 坂口安吾

APIED vol.23 坂口安吾「桜の森の満開の下」ほか(アピエ)¥600+税

2013年に映画「戦争と一人の女」が公開され、『堕落論』や『白痴』以外の、忘れかけていた安吾を思い出した編集人の呼びかけで、寄稿者たちが
それぞの安吾を論じます。

池田浩士「暗愚と暗号」
千野帽子「坂口安吾をいつかは読み返そう。」
朝比奈美知子「死を見つめる安吾ー生きるための自殺論ー」
紀志崇「稲荷前町二十二」
中村理聖「永遠の春が死ぬ」
三神恵爾「個とバランスの文学」
金城静穂「安吾ガールズ」
一之田吉「さくらのように」
金澤一志「暗合練習」
矢本浩司「安吾の記憶ー『桜の森の満開の下』私観ー」
黒田大河「『吹雪物語』ー澄江と津世子とー」
東口昌央「徒手空拳」
蒔田あお「山の上の蕾の桜花」
菅野水紀「落下 もしくは飛翔」
大西仁「坂口安吾『便乗型の暴力』に寄せて」
藤井祐介「壱岐和一論」
佐久間慶子「道行上海」
山本善行「善行堂通信 人との出会い、本との出会い(6)私家版いろいろ」

表紙装画 山下陽子
22cm×13cm 78P