ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

子連れ狼わくわく大図鑑

パンフレット「子連れ狼わくわく大図鑑」¥909+tax

映画パンフレットが好きすぎて、お気に入り映像のパンフを自主制作して、その魅力を発信する有志団体「映画パンフは宇宙だ」の最新刊は、小池一夫原作・小島剛夕画の時代劇漫画の金字塔「子連れ狼」。

ドラマ化、映画化とメディア展開されている大人気作の中から、特に1972年から2年に渡り公開された東宝映画版「子連れ狼」を紹介。

東宝映画版「子連れ狼」の全六作品の解説や主要キャラクター紹介を掲載。
大五郎が乗る、水陸両用、剣や銃が仕込まれた、あの乳母車の仕掛けも図解されています。
豊富なイラストで分かりやすく東宝映画版「子連れ狼」を紹介。
また映画監督・アクション監督の坂本浩一をはじめ、日本映画研究家のトム・メスよる作品解説を掲載。さらに「子連れ狼」ファンを公言する、ロックバンド Base Ball Bear の小出祐介による寄稿も収録。

>>>>子連れ狼とは
裏柳生の一族の陰謀により、要職を奪われ、一族を惨殺された拝一刀は、唯一生き残った実子、大五郎と共に恨みを晴らし、
受けた恥辱をそそぐため冥府魔道(めいふまどう)に生きる鬼となります。
やがて彼らの 辿る血と屍の道は、映画やテレビドラマとして数多くの作品で表現されるようになりました。
中でも異彩 を放ったのが 1972 年より公開された若山富三郎主演の「子連れ狼」映画版。 東宝版「子連れ狼」は圧倒的なアクションと、銀幕を血で染める残酷表現で人気を博し、その後シリーズ は六作続くことになります。

内容
・拝一刀、大五郎紹介
・図解 乳母車のひみつ
・主要キャラクター解説
・全六作作品解説
・主要キャラクター解説 ・映画監督・アクション監督の坂本浩一氏による作品解説 ・日本映画研究家のトム・メス氏による作品解説
・Base Ball Bear の小出祐介氏による寄稿 ・二河白道すごろく ほか

A4判24pages 12/25発売

界 賀邑里 漫画「かえらずの雨 6 完結編」

界 賀邑里 漫画「かえらずの雨 6 完結編」 ¥1364+tax

ホラー、怪奇幻想、ミステリ-系アーティスト界賀邑里の自主制作、長編ホラーが第6巻にして、完結。

わけありのホームレス青年、一尾の助けを借りて、謎の追っ手から逃れて、廃墟になった学生寮で女子を出産した夫婦。

母と娘は、結界に守られた土地に逃れて生きのびるが、娘、澪弥は高校生になり、夜ごとの悪夢の謎を解くため、資料を探しに、結界の外に出てしまう。
友人の与里と一尾は、彼女を追って美穂刈に向かう…

そこでは、澪弥の出生の謎を知り、彼女に一族の運命を託す謎の人々が待ち受けていた。
逃げる澪弥を助けようとする一尾は、追手と彼らを操る比泪と持てる力のすべてをぶつけて対決することに…

A5判 176pages

橋本亮二「本を抱えて会いにいく」

橋本亮二「本を抱えて会いにいく」(十七時退勤社)¥1100+tax

出版社の営業をしながら、十七時退勤社という出版レーベルをたちあげ書店営業をしながら、本や、本の情報や感想を仕入れてしまう著者。

タイトル通りに、本を抱えて、会いたい人に会いに行き、話を聴くそのプレセスや内容を本にしたいと思っていたところにコロナ!

それでも、馴染みの場所、あるいははじめての場所に足を運び、語り合うことで、誰かと繋がっている事、生きて暮らしていることを実感した日々が綴られています。

A5判108pages

くまおり純+みなはむ 合同誌「くまはむ」

くまおり純+みなはむ 合同誌「くまはむ」 ¥1500+tax

空模様をテーマにした、くまおり純+みなはむ の合同誌。

天気や空模様、温度ににあわせて変化する心模様。絵のタッチは異なるのに、お互いの色合いや情景が呼応しています。

目次も夏休みの絵日記のようなお天気表示になっていてシンプルだけど遊び心あふれるデザインでまとめられています。

B5判28pages

佐藤弓生・イタガキノブオ「生きもの図鑑」

佐藤弓生・イタガキノブオ「生きもの図鑑」¥1000+tax

歌人の佐藤弓生による生きものにまつわるエッセイと短歌にイタガキノブオが挿絵を付けた連載をまとめたもの。
初出は2004年から12年にかけて「コミックFantasy」で、書籍化にあたり改稿されています。

文学作品や神話や作家について語りながら、様々な生きものの生態や特徴、思い出などを綴った佐藤のテクストにあわせてイタガキが空想的な生きものを添えています。

イタガキノブオの文と絵による「じんだい図鑑」13本も収録。

A5判94pages

この連載を提案した「コミックFantasy」編集長で、20年春に急逝した雑誌「MOE」の元編集長・榎本司郎氏への追悼の言葉で結ばれています。