アルジャナン・ブラックウッド、H・Pラヴクラフト、トーマス・オーウェン、クライヴ・バーカー、パトリック・マグラアなどの海外翻訳小説から影響を受け、影や闇のある世界観をペン画を中心に表現する期待の新人、ホラー・怪奇幻想・ミステリ系イラストレーター界賀邑里（サカイカオリ）さんの展示を開催中。

点描など精密な表現を含む描き下ろしのぺン画4点を展示しております（額込みで販売もしております）。こちらに掲載している画像は、展示作品の部分を構成したものです。また、展示作品と別のモチーフを使ったポストカード3種もご用意しました。

作家HP LOSTBOOK　http://lostbook.jakou.com/
こちらで、額装した展示作品をはじめ、これまでの作品をご覧になれます。

終了しました。ご来場、ありがとうございました。展示は終わりますが、今後も、新たな形で界賀邑里作品をご紹介してゆきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

お絵描き掲示板を使った低解像度のイラストの、ノイズを含むポップでカラフルな作風が印象的な二艘木洋行さんの個展『梨でおねがいします！』を2012年最初のタコシェでの展覧会として開催いたします。

二艘木さんは、最近では活動の範囲を広げ、佐々木敦さんの新刊「未知との遭遇」（筑摩書房）の表紙まわりのイラストも手掛けましたが、ご覧のように、タイトル文字とパラレルに存在するような不思議な存在感を放っています。というわけで、タコシェの壁面だけでなく、本棚の本と本の隙間や意外な空間に、アクリス板に圧着した小作品を配するなどして、書店空間とのコラボという形で作品を展示する予定です。どうぞ、お楽しみに！

（画像上：佐々木敦「未知との遭遇」表紙、下：同書カバー）

尚、佐々木敦さんからも、展示に際して、二艘木作品へのコメントをいただきました。こちらのコメントも二艘木さんのアレンジによる配布物になる予定です。

未知との遭遇、というキーワードを如何にしてヴィジュアル化するか、ということを考えてみた時、すぐに思いついたのが、二艘木さんの作品だった。
誰にもわからない機能と使命を帯びたプログラムが鮮やかに実体化したかのような、謎に満ち満ちたマトリックス。
入口も出口もない堂々巡りの迷路のような図像。
それでいて、それはすこぶるポップなのだ。
彼の絵は、いわゆるゼロ年代的であるようでいて、どこかが決定的に違っていると思う。
それは80年代のポストパンク的アンチプロフェッショナリズム、90年代のクラブカルチャー的な高揚と憂鬱、そしてゼロ年代の飽和と絶望と希望とをすべて踏まえた上で、テン年代の現在にシンクロしている。
彼の仕事には、まさに来たるべき未知なるもの、のヒントが眠っていると思う。

佐々木敦（批評家）

♥♥♥♥ポイフルでクロージングします♥♥♥♥2月5日（日）展示の最終日　16:00より、展覧会にいらしてくださったお客様に、店内のデコレーションに使ったお菓子ポイフルをプレゼントしたり（なくなり次第終了）、点在するアクリル画をご案内するガイドを行います。寒いけど、まだの方、この機会にいらしてくださいね！

終了しました。ご来場ありがとうございました。

「モーニング・ツー」（講談社）に連載中の、大橋裕之さんの『シティライツ』が10月21日に、単行本となり発売されるのを記念して、発売からわずか2日後、間髪入れず!? 23日（日）にサイン会を行ないます。

当日、御来店のお客様には、サインに加えて、あなたを主人公にした１コマ漫画を描きます！　描かれて大橋漫画の世界の人物となり、読んでまた大橋漫画の世界に入り…。日常から半歩踏み出た異世界に！　坂本慎太郎さんと１コマずつ交互に描いた共作4コマ漫画を裏表に印刷した栞もプレゼント。また『シティライツ』を中心にした大橋裕之さんへのQ＆A集をタコシェ特典として当日、配布いたします。

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『シティライツ』とは

「流行を5周先取り。最先端を行き過ぎたら、こうなった!」10年代大型新鋭作家が描くショートストーリー。

　作者の描く、哀愁と笑いの入り交じった何とも言いがたい世界観は、坂本慎太郎（ex.ゆらゆら帝国）や、いましろたかし、長尾謙一郎、若杉公徳、又吉直樹、吉田豪、松江哲明、山下敦弘（以上すべて敬称略）などなど、多くのクリエーターに支持されている。（モーニング・ツーより）

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※サイン会参加希望のお客様に、お取り置き（当日渡し）を承っています。確実に本をゲットしたい方は、「シティライツサイン会参加希望」のタイトルでshop［at］tacoche.com宛に、お名前とご連絡先をお送りください。お返事の発送をもってご予約完了となります。

※20日までにオンラインショップでご予約いただいたお客様にサイン本をお送りいたします。（一コマ漫画はつきません）