俵谷哲典「CRYSTAL BONE DRIVE」(Hollow Press) ¥1111+税
俵谷哲典が、スクラッチボードに描いたコミックをPike black paperというマット感のある紙に銀で印刷したもので
メタリックなインクがスクラッチのタッチをうまく再現し、色の少なさやコントラストが味わいの深さになったスタイリッシュな本。写真だと線が白っぽくみえるけれど、シャープな銀です!
俵谷哲典「CRYSTAL BONE DRIVE」(Hollow Press) ¥1111+税
俵谷哲典が、スクラッチボードに描いたコミックをPike black paperというマット感のある紙に銀で印刷したもので
メタリックなインクがスクラッチのタッチをうまく再現し、色の少なさやコントラストが味わいの深さになったスタイリッシュな本。写真だと線が白っぽくみえるけれど、シャープな銀です!
原田栄夫人形作品集「祖父の人形」¥900+税
1914年生まれ、101歳になる原田栄夫氏が、ちり紙や紙粘土で作った、ちょっと変った人形の写真集。
もともとは電気関係の技術者で器用ではあったものの、アートには無縁で90歳を過ぎてから、身近な材料で作りはじめた人形は、編者になった孫の目にもユニークでいながら清廉でもあり色っぽくもあり…。そんな人形もは人にすぐにあげたり、気が向くと作り直したりしてしまうので、その形を記録すべく、2014年からtwitterにアップするようになり、そこから厳選した34点を本にまとめたとのこと。
巻末に孫から見た祖父のことや、本ができまでの経緯などが綴られています。帯文は浅生ハルミン。
KOU 「FILTER」¥1389+税
アーティストKOUが過去のイラストから新作まで、自作をあれこれランダムにデジタルコラージュで再構築した後、様々な種類のフィルター加工を繰り返し掛けた作品集。
フィルター効果で、紙面がまるで生き物のように見えてきます!
ZINE『FILTER』30部限定
20×14(cm)44ページ
ランダムにパッチ2枚バッジ2個セット
【KOU(Kousuke Shimizu) 】
グラフィックDIYアーティスト、アートディレクター。
東京を拠点にアナログコラージュ、シルクスクリーン、イラストレーション、グラフィックから半立体物など様々な手法を取り入れ作品制作。
ERECT Labより作品集『DOWNWARDS』をリリース。
東京、大阪、ドイツ(ベルリン)など国内外での個展開催、国内外での様々なグループ展、エキシビジョンに参加。
作品制作と共に、COMME des GARÇONS GANRYU、CHRISTIAN DADA、STUSSY(USA)などアパレルブランドや広告媒体などにグラフィック作品を提供。 TVCMなどへの衣装製作も手掛ける。
MIncho 07 (Mincho press) ¥1800+税
スペイン発のグラフィックアートマガジン。
西英のバイリンガルですが、スペイン語は巻末にまとまっており、メインは英語。
漫画からイラスト、グラフィティなど広い範囲から、作家や作品を紹介する丁寧なテクストやインタビューとともに作品を丁寧に紹介しています。
7号の表紙と本文にドイツ人アーティストのATAKが登場。ほかにはフォークロアをモチーフにしたAitch, Sergio Mora, Nora Krug and John Broadleyらの作品、物語性を感じさせるNicholas Stevensonらがイラストの章で紹介されています。
インタビューはコミックアーティストのTin Can Forest、レビューではアニメによるドキュメントを論じます。
Illustration: Nicholas Stevenson // ATAK // The Essence of a Myth
In Motion: Strokes of Reality. A Journey through Animated Documentaries
Comic: Tin Can Forest
Art + Design: John Broadley
The New Contemporary: Dumontier & Farber
Have a Nice Book: Twice upon a Time… The True Origin of Classic Fairy Tales
Fanette Mellier 『Dans la lune」(Editions du livre) ¥3000+税
月の満ち欠けを洗練した形で8色のインクの配置や重ね具合でシンプルに表現した作品。宇宙科学と詩学のアマルガムのような幾何学的な美しさを備えています。
この月は作品が作られた11月の30の月の表情だそう。シャンパーニュ地方の町、タンクーで2010年に子供のためのクリエーションセンターで開催されたファネット・メリエの展覧会「Dans la lune」から展開した本で、実際の展示の模様はこちらでご覧になれます。
ギフトにもおすすめの一冊です。