カテゴリー別アーカイブ: アート

日本語版 Gao Yan 高妍「緑の歌」

日本語版 Gao Yan 高妍「緑の歌」(Mangasick) ¥694+税

台湾のアーティスト/漫画家Gao Yanが、細野晴臣の歌から着想した、コミック「緑の歌」。
はっぴいえんどや細野晴臣をBGMに、現在の台湾の若者の気持ちを描いた作品は、偶然にも、作詞家・松本隆の手に渡り、SNSで言及したことから注目されました。作者と台湾の良質な作品を日本に届けたいとかねてから心に暖めてきた台北の書店Mangasickは、この事件に背中を押され同作の日本語版を制作しました。

高校生のときから「風をあつめて」を聴いていた主人公は、念願の日本旅行に出て、レコード店で「風街ろまん」を購入します。そのとき店内に流れていた曲が気になり、店員に問うと、それはHOSONO HOUSEでした。台湾に持ち帰ったその曲を聴きながら、主人公心の中に様々な思いが募ってゆきます…。

日本版にあたって、表紙を新たに描きおろし、日本と台湾のそれぞれ母語の異なる二人の翻訳家(日本語←→中国語)と日本語を使いこなす作者自身で翻訳を完成させました。

「Studio Voice」にもイラストを描き、最近では日本にも活躍の場を広げる注目の作家の掌品をぜひご覧ください。

B6判36pages

Chou Yi 周依「NIOU ROU CHANG」牛肉場 / 「PROCESS」經過

Chou Yi 周依「NIOU ROU CHANG」牛肉場 ¥2037+税

台北のアーティスト周依(Chou Yi)の作品集。

牛肉場(ストリップ劇場)がモチーフのリソ印刷の作品集。
圧倒的な存在感で、ステージに立ったり、ポールダンスをする女性たちの姿が描かれています。
リソグラフを使ったグラデーションや色の掛け合わせも美しい本です。

23.3×17.2 cm 上製クロス装 28pages YY PRESS
200部

Chou Yi 周依「PROCESS」經過 ¥1018+税

黒い紙に銀で印刷された、石畳と看板でいっぱいの街の様子。
インディペンデント音楽のフライヤーや壁画を手掛けるなどしていたChou Yiのストリートカルチャーに近いテイストが発揮されています。

27×21cm 28pages YY PRESS
200部

「マッチと街 マッチがあった頃、高知の街はずっと元気であった。」

「マッチと街 マッチがあった頃、高知の街はずっと元気であった。」 (「マッチと街」出版委員会)¥1800+税

喫茶店や飲食店で普通に煙草が吸われていた時代、それぞれのお店は、オリジナルマッチを作って、客たちに配っていた。商店街も賑やかだった頃。スマホやネットもなければ、瀬戸大橋もなく、都心への飛行機も日に数便…今よりずっと不便だったけど人口30万人足らずの街には、たくさんの居場所があった。

そんな時代、1960年代から1980年代を中心に、高知県の400点あまりのお店が製作したマッチ箱のコレクション約700点を収録。

エリア別にマッチを分類しながら、古くからのお店に取材したり、土電会館のような高知のランドマーク、マッチ箱デザインや喫茶店についての写真や資料、読み物もところどこにあり、マッチ箱を通して、紙文化、ローカルカルチャー、コミュニティなど、様々なものが見えてきます。

18.7×12.7cm 192pages

Mat Brinkman 「Teratoid Heights」

Mat Brinkman 「Teratoid Heights」(Highwater Books) ¥4167+税

コミック作家Mat Brinkman(マット・ブリンクマン)の代表作。

ほとんど、テクストはなく、謎のクリーチャーたちが現れて、超自然な行動をおこします。

俵谷哲典、ネルノダイスキ、逆柱いみりなどお好きな方におすすめです。

152mm×126mm×20mm 222pages

田亀源五郎編 「日本のゲイ・エロティック・アートvol.3 ゲイ雑誌の発展と多様化する作家たち」

田亀源五郎編 「日本のゲイ・エロティック・アートvol.3 ゲイ雑誌の発展と多様化する作家たち」(ポット出版)¥4500+税

日本のアート史に埋もれる「ゲイ・エロティック・アーティスト」たちを丹念に掘り起こし再評価する「日本のゲイ・エロティック・アート」シリーズの完結編。漫画家でゲイ・エロティック・アーティストである田亀源五郎の企画・編集。

vol.1では黎明期の作家たち、vol.2では、1970年代から現在に至るまで、ゲイ雑誌で活躍しているアーティストを紹介したが、vol.3も同様にゲイ雑誌などで活躍したアーティストたちの作品を収録。

収録作家—稲垣征次、武内条二、髙蔵大介、水影鐐司、鈴木節、遠山実、児夢ーーー170点以上を掲載。

ケヴィン・クラークによる序文、編者・田亀源五郎による概論や各作家の解説、稲垣征次インタビューを日本語・英語の二カ国語表記で収録しています。

2003年にvol.1を発行してから、出版状況や社会状況も大きく変わり、監修者の田亀源五郎自身も、海外での展覧会などアーティストとしての活動の場が増え、「弟の夫」のようにゲイが登場するがエロティックとは別の側面を描いた作品を一般誌に発表するようになり、ゲイエロティックアートを取り巻く状況も大きく変化した。完結編と銘打ちながらも、これまでのゲイエロティックアートの流れからこぼれてしまうもの、あるいはこれまでのゲイエロティックアートから踏み出して展開してゆくであろうアートを予感しつつ、アートと社会の今後の課題を指摘した内容になっています。

A5判256P 上製 函入り