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FEECO vol.3 DOOMSDAY ISSUE

FEECO vol.3 DOOMSDAY ISSUE ¥1091+tax

ディスクガイドに載らないニューウェイブ名盤カタログSeason In The Dawnの著者・平山悠氏が編集、取材、執筆etc.を行う雑誌『FEECO』(不定期刊)第3弾。

コロナウィスルの感染拡大中に行われた、アーティストのインタビューを中心に構成。
世界各地で、それぞれが直面する状況を聞き取ったうえで、これまでの作品ならびにコロナ禍の創作についてインタビューしています。

NTERVIEW 1 Aaron Dylan Kearns
97年生まれ、米国アトランタ在住のヒューマニスト映像作家アーロン・ディラン・カーンズ。パンデミック下の集合住宅内の自室と地下室で、原田浩、東京グランギニョル、ゲロゲリゲゲゲらの昭和的退廃を実験映画型爆弾として再構築する。

INTERVIEW 2 Mary Ocher
ロシア系イスラエル人として生まれて湾岸戦争のさ中にイスラエルへ移住、現在はベルリンとハンブルクを拠点にするアーティスト、マリー・オーカーに2020年のベルリン・ロックダウンと、COVID-19が浮き彫りにしたものを尋ねる。

INTERVIEW 3 Tiny Tim’s documentary, King For A Day and short interview of Justin Martell (Ship To Shore PhonoCo)
トッド・フィリップスの描くジョーカーで笑いたかった人・笑えなかった人が見るべき真のエンターティナー、タイニー・ティムの絶頂と凋落を綴ったドキュメンタリー『King For a Day』公開を記念して、同映画プロデューサーでありタイニーの伝記著者、さらに和モノ~VGM~映画サントラ復刻レーベルShip To Shore PhonoCO.共同設立者でもあるジャスティン・マーテルにインタビュー。

その他収録記事
River of Diamonds Photon Touch
Ritual things from Japanese Underground
Collage and memories
Ripped and Torn – The Loudest Punk Fanzine 1976-1979 Tony Drayton パンク・ファンジン史『Ripped and Torn』
The New Psychedelia Ghost Funk Orchestra, Soft Power, and other monochromatic arts 白黒は新しいサイケデリア
Film review:The Ballads of Shirley Collins ドキュメンタリー『ザ・バラッド・オブ・シャーリー・コリンズ』
Return of David Jackman aka Organum デヴィット・ジャックマンの帰還 ライフログとしてのノイズ
Corpse Flayed by Josh Simmons ジョシュ・シモンズ 生存者のための黙示録
Inanis Yoake イナニス・ヨアケの新たなネオフォーク
The arts of Nick Blinko and Rudimentary Peni’s brand new chaos ニック・ブリンコ画集・Rudimentary Peni新譜記念特集

A5判116pages Japanese/English

表紙イラストは、インタビューで登場する Aaron Dylan Kearns.

Lagon#6 TORRENT

Lagon#6 TORRENT(Lagon)¥6363+tax

2014年に、版画や印刷も行う4人のイラストレーターSammy Stein, Alexis Beauclair, Bettina Henni, Severine Bascouertによってフランスで創刊された年刊コミックアンソロジーLagon。
6号目のテーマはTorrent。

French Abstract Formalist とかFrench Structural Comicsと称される、設計図やヒデオゲームやグラフィックデザインのような、扇情的な要素を排し、テクストを抑えた、作品を多く発表するLagonメンバーが、印刷・製本のテクニックにもこだわり様々な紙とインクを組み合わせ、各国の30以上のアーティストorユニットの作品を収録しています。
とにかくその作品のヴァラエティを見てみてください。

16 cm × 24 cm 304pages 1200部 English/ French(翻訳冊子つき)
蛍光や銀の特色を含むオフセット、帯はシルクスクリーン。

参加アーティストはーーー
ACACIO ORTAS, ALEXIS BEAUCLAIR, ANTOINE MARCHALOT, ANTOINE MARQUIS, BETTINA HENNI, CF, ÉLISA LARRIERE, FLORE CHEMIN & MARTIN CAROLO, FRANÇOIS FLÉCHÉ, HÉLÈNE JEUDY & ANTOINE CAECKE, JAAKKO PALLASVUO, JEAN-PHILIPPE BRETIN, JONATHAN CASTRO & DELPHINE LEJEUNE, JUL QUANOUAI, JOSE QUINTANAR, KEVIN BRAY, LALA ALBERT, LEOMI SADLER, LOUKA BUTZBACH, MARIE-LUCE SCHALLER, MARIJPOL, MARGOT FERRICK, MIRA CARLEEN, MAKIKO FURUICHI & JON CHANDLER, QUENTIN CHAMBRY, PAUL DESCAMPS,PÉIXE COLLARDOT, PIERRE VANNI, SAMMY STEIN, SÉVERINE BASCOUERT, VICTORIA PALACIOS, WOSHIBAI, YUICHI YOKOYAMA

シュロがテーマの冊子 日日、内海慶一、ぴょんぬりら温田庭子「シュロ2 写真とまんがと文」

日日、内海慶一、ぴょんぬりら温田庭子「シュロ2 写真とまんがと文」(パルム書房)¥1000+tax

シュロのことが気になる3人の作家が写真、文、まんがとそれぞれの方法でシュロについて、あるいはシュロへの思いを表現した冊子。

作家・内海 慶一は、俳句には詳しくないが、棕櫚を詠んだ俳句なら常々気に留めてきたということで、棕櫚俳句を紹介し鑑賞をナビゲートしながら棕櫚を語る。

写真家・日々は、シュロのある風景を撮ったり周囲の人たちが撮ったシュロの写真を紹介し、コメントを寄せる。

漫画家・ぴょんぬりら 温田庭子は棕櫚の発見についてを漫画で表現。
人はどのようにソテツやビロウとの違い区別して、シュロを発見するのか?
日本人はいつシュロをと出会ったのか?
どうしてシュロが植えられ、昭和30年〜40年代に全盛期を迎えたのか…
アーティストたちは、どのようにシュロを描いてきたのか?
などなど、棕櫚とのめくるめく出会いや発見を辿ります。

…と、シュロだらけの一冊です!

B6判 60pages

みなはむ「白いシャツ」

みなはむ「白いシャツ」(ンキャッヒ )¥1500+tax

2021年初夏、大阪のFOLK and old book storeに行われた同名の個展「白いシャツ」に合わせて作成された画集。

白いシャツは、ニュートラルなあり様の象徴としてアーティストがよく選んで描くモチーフ。
制服のシャツ、夏空の下での白T、夕陽に染まる白いシャツ…。
おいしげる草木の中、波が砕ける浜辺、わきあがる雲とともに、登場人物たちの体と心の躍動も響いてきます。

アナログで描いたものとデジタルの作品の両方57点+αを収録しています。

A5判72pages カラー 2021.6.6