月別アーカイブ: 2015年12月

dong-hang編 イラストアンソロジー「BLACK BOOK

BLACK BOOK

dong-hangデザイン・編集 イラストアンソロジー「BLACK BOOK」¥1400+税

dong-hang編集、デザインの黒紙に前半が金、後半が銀インクで印刷されたイラストアンソロジー。

あんまり、mugenmaru、dong-hang、oratnir、飛来ボデー、payjama、蚊に、龍望、しわしわ、すずま、10人のアーティストが参加。

写真では、わかりにくいですが、表紙も黒紙の上に黒の細かな模様があり、タイトル文字部分はエンボスで浮き出しになっています。
本文では、水彩タッチのイラストのにじみ感も金や銀の濃淡で美しくプリントされていて、10人のアンソロジーにもかかわらず、デザインコンセプトによる統一感や美学が感じられる一冊です。

A5判64pages

BLACK BOOK

BLACK BOOK

ゴミ GOMI vol.2

ゴミ vol,2

ゴミ GOMI  vol.2 ¥700+税

ゴミ~トラッシュ~カルチャーのいろいろを楽しむ雑誌。といっても、ゴミ捨て場で拾った文字通り“拾い物”だったショルキーやレア盤、捨てられないままのぬいぐるみ“GOMIGURUMI”、さらには魚の死骸を含む海の漂流物…、これらのヴィジュアルからは、ゴミといっても千差万別、宝もあれば、暮らしや思い入れの断片や痕跡もあり、深淵な問いかけすら感じられます。悪趣味や露悪趣味と見過ごすなかれ!

今号は、平山夢明ロングインタビュー第二弾、さそうあきら描きおろしマンガ、清野とおるインタビュー、クロスレビューにはトミヤマユキコ、デザイナー川名潤をはじめ豪華ゲストが参加。長崎訓子の大好評映画レビュー「子どもたちによろしく 出張版」、話題騒然「ぶちょお。の地獄図書館 2号館」。ライター山脇麻生によるマンガ考察「しゃべる犬」、衿沢世衣子描きおろしマンガなど、盛りだくさんです。

【内容】
細川葉子 equal(写真)
平山夢明ロングインタビュー、
さそうあきら 「うんこはゴミじゃないよ」
長崎訓子「子どもたちによろしく 出張版」
鶴丈二「サンキュー・ストーキング」
長崎訓子/衿沢世衣子「おはしょり文学館」
DJ Codomo「ゴミ捨て場で拾ったもの 音楽篇」
衿沢世衣子「浜万年青」
GOMIGURUMI
クロスレビュー なんでも短評
葉山佑紀/細川葉子「地獄キッチン」漫画に出てきた料理を再現
木庭貴信「ぶっちょお。の地獄図書館 2号館」(写真集レビュー)
ゴミ偉人の肖像
山脇麻生「しゃべる犬」
うろ覚えピエロ
清野とおるインタビュー
川名亜実「肉を縫う」

A5判64pages

誌面の写真は公式サイトからお借りしました。

ゴミ GOMI vol.2

ゴミ GOMI vol.2

ゴミ GOMI vol.2

界 賀邑里 画集「EVIL FOREST STORY ii」

EVIL FOREST STORY II

界賀邑里「EVIL FOREST STORY II」¥741+税

2015年秋、タコシェでの個展での展示作品を収録した画集になります。年頭の大阪・アラビクでのEVIL FOREST STORYとは内容は異なりますが、ひとつのシリーズとなります。

界賀邑里東京個展EVIL FOREST STORY
本文12ページに、9点の新作と巻末にカラー漫画2ページを収録。

B5判12pages(表紙含む)サイン+直筆イラスト入り

EVIL FOREST STORY II 変容

EVIL FOREST STORY II マンイーター

EVIL FOREST STORY II 誘惑者

黒田麓 個展「Nigredo」

 Nigrredo

魔術や神話、幻想をモチーフにした幻想的ペン画を描く黒田麓さんのニグレドー黒化ーをテーマにした個展を開催します。
賢者の石の生成にも関係し、近年、音楽やゲームでも目にする言葉〈黒化〉は、錬金術の中では死や腐敗を意味しますが、これは単なる死ではなく、 キリストが磔刑のあと復活するように再生を孕んだ、夜明け前の黒のイメージです。

アーティストが黒化のイメージを見つけた神話や物語のシーンを挿画のように描きおろしました。

※展示にあわせて画集「Nigredo」も発行の予定です。

【作家プロフィール】
黒田麓(くろだ・ろく)
東海大学文学研究科文明研究修士課程修了。 研究テーマはヨーロッパ科学思想史。
魔術・錬金術・隠秘学・怪物をモチーフとした幻想画を描く。

古書ドリス

古書ドリスさん選書の《黒化》をモチーフにした棚も登場します。錬金術、黒魔術に関する本から、黒化を描いた文学作品まで。黒田さんが描く世界を本を通してさらに深く味わう展示×古書の企画です。