歩きながら考える step03 ¥500
後藤繁雄さんの編集講義に関わった人たちが2004年にはじめたリトルプレス。本のテーマはワクワクしながら生きるコツ」!。自由に自分の足で歩きながら、五感を通して入ってきたものをヴィヴィッドに感じ、ひらめきのスイッチをオンにした状態が、ワクワクのコツ、ということでゆっくりペースで、お金について考えたり、焚き火を特集したりと、足のおもむくままにstepを重ねています。
この号の特集は「道はいつだって、わたしたちのもの。」
これまでの文庫サイズから正方形の判型になり、表紙も活字を使ってリニューアルしています。
・歩きながら考える的「路上」論
・特集:僕らが路上に出る理由
・フォトコラージュ対談:伊藤桂司×行貝チエ
撮る、見る、貼る、自分の道を作る。
・インタビュー:イルコモンズ(a.k.a小田マサノリ)
「絶対なんてこの世にないんだよ」なんて、したり顔で言う人もいるかもしれないけれど、これからの話は知っておいたほうがいいと、思う。たぶん、絶対。
・エッセイ:瀬尾真喜子
アンティークの記憶
・エッセイ:masami(「乙女湯のたしなみ」主宰)
たゆたうひととき
・エッセイ:山田大樹
世界を探しにスケッチの中へ
・イラスト :けんちゃん
想えば遠くに来たものだ
・エッセイ:後藤繁雄
路上にて逢いましょう、お別れしましょう
そして、また世界の果てで逢いましょう。
・カバーストーリー
150×150 50P
月別アーカイブ: 2009年3月
ヒアホン 01
ヒアホン 01 ¥1000
号を追うごとに文字の圧縮が進み、異様な勢いを高めて10号で第一期を完結したエキス・ポの出ない空白に浸る間もなく、その濃い方法を継承しつつ、かつてfaderで担った新たな音の発掘だけでなく、古今東西を問わないオーバージャンルで信頼できる音を掘り下げるべく、佐々木敦史が満をじして音楽雑誌を創刊! タイトルはヒアホン-hear-phone。音の可能性だけでなく、音楽誌の可能性も広げる心意気です。奇数月の隔月刊で発行の予定。
その内容は—
◎ヒアホン創刊記念!、津田大介×濱野智史×宇多丸×佐々木敦による緊急スペシャル超ロング徹底座談会「Perfume、初音ミク、相対性理論」
◎坂本龍一ロングインタビュー+教授本人による『out of noise』全曲解説
◎高橋幸宏、ニューアルバム『Page By Page』を語る
◎スコット・ヘレン3枚の新作
◎ツァイトクラッツァーはエレクトロ/アコースティックの境界を乗り越える
◎RADWIMPS『アルトコロニーの定理』をチャーリーこと鈴木謙介が論じ尽くす!
◎テーリ・テムリッツ超ロングインタビュー、iTunesにケンカを売る!
◎ジャパニーズ・ヒップホップ最高の知性=A.K.I.PRODUCTIONSの16年ぶりのニュー・アルバム
◎アニマル・コレクティヴ最新インタビュー&福田教雄による「アニコレ物語」
◎チャットモンチー『告白』全曲解説+スズキロクによるマンガ+テキスト+短歌レビュー
◎ユニコーン『シャンブル』全曲解説+ディスクレビュー
◎伊東篤宏の初DVD『OPTVISION』をめぐる鼎談WITH畠中実&南部真理+レビュー
◎ホナガヨウコ×サンガツ『たたきのめすように見るんだね君は』
◎佐々木敦が提唱する「ハードコア・ドローン」
◎リュック・フェラーリの新譜3枚を愛弟子の作曲家・鈴木治行が紹介する
◎ダブトロニカの最終兵器MANTISファースト・インタビュー
◎J-POP研究室、第一回は「YUKIの巻」です。
◎前野健太とハヤシライスレコード
◎『きまぐれロボット』(星新一原作・辻川幸一郎監督・コーネリアス音楽)を西島大介がマンガでレビュー!
◎クラウス・ラングの「星寂音楽」
◎絶対他誌には載っていない「BOX SETレビュー」
◎総勢20名の「私的レコメン・レビュー」計100枚!
◎SND、THESE ARE POWERS、ミカ・ヴァイニオ、トン・ゼー、アトム・ハート、nhhmbase等々、最新ディスク&ブック・レビュー!
本文カラー32P+ボーナス1P、専用封筒入り。
DVU 02
DVU 02 ¥800
好評のうちに完売し、残念な思いをした御客様もいらした創刊号から判型を変え、ページ数を増やしてDVUの第2号が出ました。今回は前よりも少し多く印刷したそうですが、それでもお早めにどうぞ。
内容は—-
・漫画家・アニメーション作家・映画監督 新谷尚之インタビュー
『映画の魔』(高橋洋)にて度々言及され、『ソドムの市』(04年 監督:高橋洋)にて特撮と出演、ホームページ上で高橋洋と往復書簡公開、『映画映術』08年度ベストテン・ワーストテンにて高橋洋・井川耕一郎両氏がその最新作『灰土警部の事件簿 人喰山』に投票と、名前を見かけたびに気になっていたアニメーション作家の自宅を訪ね、上映機会が限られた自主映画作品を見てのインタビュー。
書き下ろしの漫画『川の女 その後』も掲載。
新谷尚之ホームページ:過去の漫画やアニメの一部を見ることができます。
・浅井隆インタビュー
ブログ、I-pod、デジタルビデオなどのメディアのあり方を90年代から模索するアップリンク主宰の浅井隆に,『眠り姫』(07年 七里圭)・『ヴァンダの部屋』(00年)など有望DV作品が出てきた今でも漠然と残るネットやデジタルへの不安や疑問をぶつける。
・西村隆インタビュー
PFF創設初期から自主映画に関わり、現在、ユニジャパンでデジタルムービー・自主映画の海外での上映・配給を行なう西村隆。(4月にドイツ・フランクフルトにて開催されたNIPPON CONNECTIONで『ラザロ』(監督:井土紀州)、『童貞。をプロデュース』(松江哲明)、『一万年、後….。』(沖島勲)などの配給を担当。)
映画産業の渦中で感じる現在の自主映画の魅力や海外でも通用する作品とその役割についてインタビュー。
・市山尚三インタビュー
巨大なコングロマリットの大資本の下、マーケティング至上主義による所謂ブロックバスタームービーが跋扈する一方で、膨大なレファレンスに彩られた、ある種サブカルチャーとしての自主映画群のカルト的隆盛の二極化が進む映画界。
そんな中で、東京フィルメックスは「おもしろさ」を基準に、商業映画も自主映画もフィルムもDVも巨匠も若手監督にも等しく目を配り、スタッフの国内外のフィールドワークからラインナップを作り出す。
松竹〜TIFF〜フィルメックスと活動の場を移し、“興行としての映画”と“芸術としての映画”の両方の視点から映画を紹介し続ける、活躍する市山尚三氏に取材。
・ふや町映画タウンインタビュー
「ふや町映画タウン」とは京都市中京区の麩屋通りのレンタルビデオ屋。店主・大森氏が一人で、正月から年中無休で営業、世界レベルの量質を誇るレンタルビデオ店を切盛りしている。労を惜しまず出費を抑え、利益は更なるビデオの購入に当て発信と交流の場を作る在り方や可能性を考える試み。
ただし「ふや町映画タウン」は現在休業中。サイトにて所蔵ビデオの一部を確認できます。
A5判136P
うぐいす祥子「虐殺者の王」
うぐいす祥子「虐殺者の王」 ¥893
『ミステリー・ボニータ』『ホラーM』『TRASH-UP!!』などで活動を続けるバイオレンス少女漫画家、うぐいす祥子の描き下ろし自費出版作品集第2弾。
局地的に話題をさらった前作『犬小僧の復讐』のガーリーな投げっぱなしギャグ路線から一転、今回はお笑い要素なしのスプラッター・ホラー作品集に仕上がっています。
みなしご超能力兄妹がミステリアスな連続殺人鬼と対決する表題作は、『エクソシスト』『エクソシスト3』を混ぜ合わせてダリオ・アルジェント風にまとめたような中編。豪邸に空き巣に入った少女が地下室に監禁された美青年を発見する怪奇ロマンス「囚われ人」を同時収録。
A5判120P
HB vol.05 2009 spring「私とビジネス」
HB vol.05 2009 spring「私とビジネス」 ¥500
ロスジェネとか蟹工船が話題になる一方で、この機に乗じたビジネスの勝ち組も現れ、格差がひらく昨今、HBなりに自分たちにしっくりくるビジネスを探った特集。
•巻頭言「私とビジネス」
•曽我部恵一インタビュー 「パン屋さんがパンをつくるように、僕は音楽をつくりたい」
•鳥羽正樹「〈私〉と〈ビジネス〉のあいだ――赤提灯と喫茶店」
•東川端参丁目「消費者とビジネス――ビールか、第三のビールか」
•橋本倫史「経営者とビジネス――堤清二と辻井喬」
•川原歩「福満しげゆきのマンガこそ僕たちに必要なビジネスだ!」
•山田呂栄「夜のビジネス――現代比較売春婦論」
•森山裕之「ビジネス誌は批評的である」
•対談「文芸誌とビジネス」壹岐真也(『en-taxi』前編集長)×市川真人(『早稲田文学』編集室チーフ)ゲスト:渡部超(『SPA!』編集長)
HB’s column
•蒟蒻畑の楽しみ
•サンマルクカフェ三宮サンパル店
•通勤電車の早朝寄席
•お花柄にはまだ遠く
•生放送を生きる
•イッツ・オンリー・ロックンロール
•利休の死
•熊野〜出雲ワープトンネル探索記
HB journal
•おお、マクドナルド!
•「私」と行うビジネス
•碓氷峠の御曹司
連載陣
•東川端参丁目 MMR〜ある雑誌狂の極私的ランキング
•過渡期の文学―明治初期小説を読む 「服部撫松『東京新繁昌記』」
•西武新宿線下り本川越行き 中井駅「てっちゃんと茉莉さんと妙正寺川」
•海外ドラマ発掘記 『来来!キョンシーズ』
•二時間ドラマのすすめ 「『家政婦は見た!』シリーズ?」
•ソチコチ探検隊「火事場のクラブハイツ」
•N村ドド子の日々それなり「頭をよぎると焦るどっきどっきライフ!」
•ハッチバック’95「新幹線とロスト・ジェネレーション」
A5判80P