森へ誘うアート&カルチャー誌「Piccolo』¥525
ネットワーカーで『世界のサブカルチャー』の監修・著者である屋根裏氏がミニコミを創刊しました。
今回は氏がキューレーションを行った吉祥寺の古書店バサラブックスでの牛来美穂・真珠子、ぴろぴとのグループ展「めばえ」に連動してまず巻頭で、三者の作品を紹介。
ほか、どどいつ文庫・伊藤氏による「シカゴ・アウトサイダーアートの大地母神Lee Godie」、2008年に川崎市市民ミュージアムで行われた手塚治虫からCLAMPやよしながふみまでを集めた少女マンガの展覧会「少女マンガパワー! つよく・やさしく・うつくしく」を企画した学芸員の金澤韻さんへのインタビュー、インドネシアでの黒魔術ドキュメンタリー「BLACK MAGIC THE MOVIE IN BALLI」を監督した壱岐紀仁インタビューなど。
A5判 48P
月別アーカイブ: 2008年10月
四谷シモンさん イラスト
DVD-R PUNKBOI「LIVE AND EVIL TELEPHONE」
PUNKBOI「LIVE AND EVIL TELEPHONE」 ¥1050
全方位型アジテーション・フリーキスト、もしくは永遠の後退青年、ロマン優光(ロマンポルシェ。)ことトク率いる一人パンクバンド、ブンクボイのライブ映像がついに公共流出!
ローランドが誇るシーケンサーの名機(?)、MC-303から繰り出される電子音とビート、プンクボイ自身のささくれだったボーカル。モッシュ、ダイブ、嬌声と悲鳴、そして客との一触即発の緊張感までがミキシングされた、2008年6月27日渋谷HOMEでのライブ映像に加え、特典レア映像を収録。
禍々しい臭気を放つジャケのアートワークは本人によるコラージュをブラックメタルやハードコアパンク・バンドのジャケやフライヤーを手がける佐々木景がリプロダクトしたもの。
DVD-Rです。
本人の著書『音楽家残酷物語」¥840や PUNKUBOI『BREATHING OK』¥1200とあわせてどうぞ!
He+Me=2
He+Me=2 vol.1 ¥150 vol.2 ¥200
音楽、編集、出版関係者の中にもここを好んで訪れる人が多い、下北沢の喫茶店“イーハトーボ”の文芸部とお店にゆかりの人が作ったミニコミ。
以前にお店で発行していた定期購読者250人の通信He+Me=2(ヒミツ)を復刊しようということで、めでたく復刊した小冊子で、豆本がカップリングされていたり、写真が貼ってあったりと、楽しいつくりの本です!
そして、表紙の一部をカットしてお店で出すとこの本のお代がおまけになるというサービスつきです。
特にテーマはないのですが、そこは喫茶店の中の話題と同じで、いろいろな人が、マイテーマで寄稿してます。
実は、このお店のご主人・今沢さんが小熊英二氏に他者とのかかわり方をききながら、ついつい喫茶店運営の方法論を語ってしまう小冊子「秘密の喫茶店」も私の大好きな喫茶本のひとつです。
小さなお店が発信する本、お店の空気を伝えつつ、共感も大きいです。
野宿野郎6号 念願の、トイレ野宿の世界
野宿野郎6号 「特集のようなもの:念願の、トイレ野宿の世界」 ¥500
人気のミニコミ「野宿野郎」の最新号が入荷しました!
前号で予告した「結婚、あるいは、女性と野宿」は結婚や女性と野宿がありまり結びつかなかったようで、原稿が集まらず、今回の特集のようなもの、はトイレ野宿に決定。
雨風をしのげ、職質も避けられ、尿意や便意も我慢せずにいられる場所、トイレ!
野宿の強い味方トイレにスポットをあてています。
トイレ野宿初体験記から、トイレで寝泊まりだけでなく便座をテーブル代わりに食事もする猛者たちまでが寄稿。安全に暖をとりたいホームレス、あるいはその気になったカップルと密かにトイレ確保を争う裏事情から、世界全体をトイレに見立てた野外派の独創的な排泄スタイルなどなど、人間の行動のフシギや醍醐味を知る記事がたくさん。トイレで開かれた多摩川トイレ野宿国際会議の模様も収録。
小川てつオの「必勝 ホームレスへの道」の連載がはじまり、『チャリンコ族はいそがない」著者・熊沢正子さんの特別寄稿があったりと楽しい内容になっています。
A5判88P