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芸術批評誌 凶区 2  特集:池田扶美代/伊東豊雄

凶区 二号

芸術批評誌 凶区2号 特集:池田扶美代、伊東豊雄(BOOKPEAK)¥1000+税

10代で入学したモーリス・ベジャールのムードラで、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルと出会いローザスを結成したダンサー池田扶美代。「in pieces」=バラバラに、という作品で生成と解体を踊る彼女。
そして、震災後に被災地に足を運び「みんなの家」と称した、極力表現を排した家を現地に建てる建築家の伊東豊雄の2人を特集。
キャリアの原点から今日 に至るまでの過程を踏まえつつ、両者の制作の深奥に触れるインタビューを掲載。

特集:池田扶美代
池田扶美代インタビュー「色々なところに逃げていけるように、色々なところに戻ってこれるように」
池田扶美代の「in pieces」とワークショップ  鈴木俊晴

特集:伊東豊雄
伊東豊雄インタビュー「建築、自由を獲得するために、恊働性とともに」
伊東豊雄インタビューあとがき  保坂健二朗

連載
時評 映像と映画をめぐる「実験」の考察 三宅唱『Playback』について  田坂博子
時評 今なぜ私たちにアール・ブリュットが必要なのか  保坂健二朗
五木田智央のウェザーリポート
西凶区からの手紙  福永信

A5判変型 64pages(BOOKPEAK)

TRASH-UP!! 16「サブカルチャーの奇祭 夏の魔物 AOMORI ROCK FESTIVAL’13」

TRASH UP!! 16

TRASH-UP!! 16 「サブカルチャーの奇祭 夏の魔物 AOMORI ROCK FESTIVAL’13」¥1600+税

10代のロック好きな少年が青森を盛り上げるために2006年から始めたAOMORI ROCK FESTIVAL「夏の魔物」

主宰の成田大致のこだわりのまま、これまで、みちのくプロレス、田代まさし、鳥居みゆき、みうらじゅん、あやまんJAPANなどに出演を依頼してきたが、2013年は電撃BiS階段(BiS×非常階段×電撃ネットワーク)のステージや、川越シェフのフード、ビッグダディのプロレスデビューなどが飛び出す異色の夏フェスに。
この「夏の魔物」の魅力に迫るべく、主催者、出演者インタビューを多数収録。過去の出演者からの苦情や説教も含め、主催者の家族まで総出で、その破天荒さと手作り感をお伝えします。

もうひとつの特集は、BELLRING少女ハート。今号からの新連載コラムもいろいろスタート。

A4判304pages

八画文化会館 vol.3 終末観光の切札 廃墟の秘密

八画文化会館

八画文化会館 vol.3 特集 終末観光の切札 廃墟の秘密(八画出版部)¥1429+税

失われゆく景色やモノを探訪する終末観光に特化した雑誌「八画文化会館」。
今回の特集は終末の先、つまり終ってしまった景色「廃墟」。
廃墟が注目されてから久しく、今なぜ?と思われるかもしれませんが、この特集では、廃墟は刻々と変化し、発見され、作られる現在進行形のものだと納得。
そして廃墟も終末物件も、見るべき時期が限られた一期一会の世界ゆえに、そのアップデートも必要になるわけで。今回は建物のみならず、廃墟の壁面アートや紙もの、オブジェなども発見、紹介しています。

香山哲氏のコラムではTDLでさえも、かつてのアトラクションや出し物を偲びながら楽しむそうで、終末という視点を通すと、現役の物件さえも新陳代謝で失われた見えない部分も含めて味わえるようです。

□廃墟終末処理場
乱れネイチャー編/ヒヤリ・ハット編/企業ノベルティ編/お色気サービス編/ラブホ不思議の壁編/謎のメッセージ編

□廃墟の秘密。REVIEW
八戸漁連/近未来バイオセンター廃墟/K楽園温泉ホテル/NR閣/和賀川水力発電所跡/K道路沿いの未完円形ホテル/洋館風のT鉄工所/怨念旅館/ボウリング場の皮を被った廃建設会社/愛宕山横穴墓群の産業遺跡/Hスイミングスクール/ホテル大宮/T国際スキー場/かっぱ風呂ホテル/下の茗温泉旅館/産地最大!巨大繊維工場/公営Kウォーターパーク/湖畔のグランドホテル/大塩温泉のホテル廃墟/八丈Oリゾート/八丈島の南国廃ホテル/八丈島国際Kホテル/ブロックアート/野趣溢れる南国ロイヤルホテル/なまこ壁の廃ホテル/高原の廃ゲームランド/あじさいの宿/Pランドプール/蒲郡市の小さな廃観光旅館/地場産業のN工業/S発電所/近未来の遊園地ロープウェイ/森で隔離された廃結核病院/麻耶観光ホテル/水没ペンション村/アクア小与島/Y温泉ストリップ劇場/森に埋まった廃遊園地/石膏像の廃校/建て増しM荘/国民宿舎A山荘/スカイレスト・ニュー室戸/屋島山頂駅/龍宮城/イジメもやまる日本発祥の地/小豆島大孔雀園/Dリゾート小豆島/M荘/R山S院/山口秘宝館/亀崎海上ホテル/志高ロープウェイ/無人島の真珠養殖場/H共和国/ヒートゥ島の水族館レストラン/H発電所/安慶名琉映館/軍艦島

□編集部対談 終末にこんがらがって、廃墟へ。
□廃墟マニア対談 廃墟の秘密。O氏とS氏の場合 (スペシャルゲスト 鬼束7段)
□EPILOGUE すべての終末観光は自由をめざす
□本編アウトテイク写真集
□本編未発表写真集

FEATURE■WAITING FOR THE 終末観光
ワールドオートバイサーカス/足摺海底館/首里劇場/魚津ステーションデパート/回転展望喫茶店手柄ポート/POT HALL(旧・吉田南光園)/マルカンデパート大展望大食堂/八戸ボウリングセンター/津山農協会館

REGULAR■毎度おなじみ
□ミステリーパトロール
(有)中遠ソーラー普及所/富士設計/白金消防団詰所/早吸日女神社/馬渕工業/桃太郎神社/かつらの総合メーカー司屋/ホイールの家/かなやま人の村/お食事処 腹いっぱい/アサヒ薬局/岩保木水門
□ローカル三行はみだし情報
COLUMN■スペシャルライターによるおもしろいコラム
□高木壮太「徳島の性教育食堂」
□藤井佳之「別子飴」
□香山哲「TDL跡地」
CULTURE■ブックレビュー
□花本武・松岡千恵「BOOKSTORE BACKYARD REVIEWすべての終末本は書店のバックヤードに流れ着く」
and more……

A4判変型112pages

 八画文化会館3

 八画文化会館3

 八画文化会館3

ERECT Magazine ♯004 Expect Amsterdam/Le Dernier Cri

ERECT MAGAZINE 004

ERECT MGAZINE  #004 Expect Amsterdam/Le Dernier Cri(ERECT MAGAZINE)¥1429+税

特集は売春と大麻だけじゃない!?アムステルダム。
国立美術館やゴッホ美術館では味わえないアムステルダムアートシーンにスポットをあて、これまで日本では紹介されることのなかったアーティストを中心に計15組のインタビューを掲載。

アムステルダム若手注目度ナンバー1作家Wayne Horse、街角ポスター破壊と再構築Frans van Lier、未確認物体コラージュ作家Geoff J. Kim、アポカリプティックワールドをエッチングの手法で創るPaul du Bois-Reymond、大胆なトライバルコラージュアーティストHenny Overbeek、ポスト・デトロイト&コズミック・サウンド作家Christelle Gualdi、アムス最大のエレクトリックミュージックフェスティバル主宰のJuha van’t Zelfde、飾り窓を改築させスタートしたRed Light Radio主宰Orpheu de Jong、沖縄文化マニアでドイツのATATAKからもリリースするPascal Plantinga、ヨーロッパダンスミュージック重要レコードショップ兼レーベルRush Hour、デトロイトテクノのCarl Craigも絶賛するテクノアーティストJochem Peteri、アムス随一のユーモア写真家Caspar Claasen、デザイン集団のUNDOG・310K、ERECTでもおなじみビジュアルテクノBoris Tellegen。
インタビューページは和独バイリンガル

もうひとつの特集は2013年に20周年を迎えるマルセイユの出版芸術レーベルLE DERNIER CRI。
主宰Pakito Bolinoと暗黒コラージュを量産するFREDXのほか、LE DERNIER CRIのコミュニティー的存在L’EMBOBINEUSE、新世代アーティストJUDEX、LE DERNIER CRIに縁のある日本人アーティスト—生体コラージュのパイオニアセキンタニ・ラ・ノリヒロ、美人画家市場大介、特殊漫画家根本敬のインタビューを掲載。

表紙は、「田名網敬一×河村康輔」によるコラージュ。紙面では、田名網敬一、会田誠のインタビューを掲載。
掲載アーティス ト:TOWA TEI / 抜水摩耶 / KOU / HAMADARAKA /RickPotts(L.A.F.M.S.) / TOBY FELTWELL(C.E) / 37A / ロジャー・ジャヌワタ / SHOHEI / 武川寛幸 / MARUOSA / 田窪直樹 feat.KING JOE

B5変型 224pages

84cm長、ステレオで楽しむ総合カルチャー誌創刊 ニニフニ

ニニフニ表紙

「ニニフニ 創刊号」(nasis)¥1429+税

webフリペ「メランコフ」が紙の雑誌を創刊。
A4判変型の冊子の表紙がつながって、2つの冊子をステレオで楽しめる最大横幅84cmの総合カルチャー誌。
タイトルの「而二不二(ニニフニ)」は、一つのものを二つの面から見る「而二」と、二つの面があってもその本質はひとつである「不二」から成り、紙の裏表のような2つで一つを意味します。そして本の内容も形も、双子で入れ子な構造になっています。
「多チャンネル」「検索」「友だち申請」といった〈自分の興味〉強化時代にあって、突然の出会いをもたらすことができる〈雜〉誌を目指しての創刊。

【内容】

真野恵里菜 巻頭グラビア&インタビュー

町田康インタビュー

木尾士目(『げんしけん』シリーズ)インタビュー

谷田浩(STOF)インタビュー

特集「ぼくの好きな音楽」
・青葉市子インタビュー
・山本精一×見汐麻衣(埋火)対談
・佐藤良成(ハンバートハンバート)
×石井モタコ(オシリペンペンズ)対談
・和田晋侍(巨人ゆえにデカイ、DMBQ)インタビュー
・森雄大(neco眠る)×oono yuuki対談
・tofubeatsインタビュー
・ニニフニ的DISCガイド

小特集「Magazinary Places:雑誌的場所——東京ワンダーランド」

松田凌、九龍ジョー、トンチ、鈴木裕之、田中一人ほか

A4判変型(2冊連結)フルカラー100pages nasis

ニニフニ