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伊藤紺,生湯葉シホ,こいぬま めぐみ、いつか床子,mao nakazawa,菅原 沙妃 ほか「でも、ふりかえれば甘ったるく 」

伊藤紺,生湯葉シホ,こいぬま めぐみ、いつか床子,mao nakazawa,菅原 沙妃,西平 麻依,渡邉 ひろ子,エヒラ ナナエ
「でも、ふりかえれば甘ったるく 」(PAPER PAPER)¥1500+税

zineを発行したり、web、SNSなどで表現を行う女性9人が、日常の歪みや違和感、あるいは偶然や小さな奇跡から感じとった困難や幸福、心のうつろいをそれぞれの視点から綴ります。生活者たちの日常に寄り添う一冊。

zine『この先も何十回と夏がきてバニラコークに憧れたりする』でイラストを担当したeryがカバーイラストを担当、短歌の伊藤紺が寄稿しているほか、「別人帳」のいつか床子らが参加。

収録作品はーーーー
伊藤 紺「ファミレスのボタン長押しするように甘く」
生湯葉 シホ「永遠には続かない」
こいぬま めぐみ「検索結果は見つかりませんでした」
いつか 床子「幸せでない話」
mao nakazawa「私の庭」
菅原 沙妃「ここにいていいよ」
西平 麻依「大人になるのは、きっとそれから」
渡邉 ひろ子「夜の散歩から」
エヒラ ナナエ「愛すべき孤独に」

カバーデザイン:ery

四六判変型 (17.8cm×10.8cm)296pages
左開きの横書きでペーパーバックのようなかんじです。

新刊2冊 スケラッコ「平太郎に怖いものはない 前編」「「しょうゆさしの食いしん本」

スケラッコ「平太郎に怖いものはない 前編」(リイド社)¥630+税

日常の登場人物たちを、チクワやしょうゆさしの姿で描いたり、「盆の国」では、亡くなった人たちを日常に呼び込んだスケラッコが、本作では、江戸時代の広島の少年・稲生平太郎の妖怪実見譚「稲生物怪録」をベースに、舞台を現在に移して、シュールにゆるく幽霊のいる日常を描いています。
ちなみに、現在の平太郎は、お好み焼き屋さんを営む16才。
トーチwebにて連載中

B6判160pages

スケラッコ「しょうゆさしの食いしん本」(芳文社)¥619+税

コミックの中で食卓をよく描き、自身のレパートリーを紹介したジンも出したスケラッコの
食いしん坊コミックエッセイ!!

コンビニメニューから、ちょっとぜいたくしてのすき焼き、
パラパラチャーハンとしっとりチャーハン、ありあわせの材料で作る丼もの、
自家製エスニック、自家製あんこを乗せてのトースト、再現ちゃんこ鍋
などなど、外食や買い出しも楽しみながら、家庭用に工夫したりアレンジした
お料理を紹介します。

モノクロの絵で表現された料理、そして食感やおいしさの表現もみどころです!!

出てくるメニューは
ブリトー、シューマイ、すきやき、関西だしうどん、カマスゴのアヒージョ、
やきめし、なんでもたまごとじ丼、トマトキムチ納豆そば、いろいろのせちゃうピザ、
ベトナム風揚げ春巻き、エスニック風おかゆ、小倉トースト、ラザニア、
手巻き寿司、エビフライ、ちゃんこ鍋

B6判160pages

V.A「偏愛蒐集」

V.A「偏愛蒐集」(玄光社)¥3000+税

総勢30名、普遍的異形のエロティックアート集。

美しき”縛×妖×惨”の世界。
エロティシズムをテーマに時代も様式も異なる様々な作家たちの作品から「多様化するエロティックアート」を1冊にまとめあげた雅趣。
昭和風俗雑誌で活躍した喜多玲子こと美濃村晃、巨女へフェティシズムを描く春川ナミオ、官能劇画やガロ系コミック作家、写真家、アーティスト…などジャンルを越えた人選で、国内外も問わず新旧のエロティックアートが作家の経歴と共に紹介されています。

【掲載アーティスト】(順不同)
多賀 新/東 學/SUKA OFF/谷 敦志/サトルノ・ブット/ミラ・ネディヤコバ/ガース・ナイト/北村ケイ/SRBGENk/田亀源五郎/カネオヤサチコ/北村了子/はらだ/ルネッサンス吉田/中島圭一郎/沙村広明/大越孝太郎/椋 陽児/春川ナミオ/畑中純/小宮山逢邦/ダーティー・松本/沖 渉二/美濃村 晃/杉本一文/蒲池清爾/フランツ・フォン・バイロス/ハンス・ベルメール/月岡芳年/伊藤晴雨
寄稿:都築響一

日本語/English bilingual

仕事文脈セレクション「女と仕事」

仕事文脈セレクション「女と仕事」(タバブックス)¥1400+税

生産性とか効率でなく、ライフスタイルと関連して仕事を考える雑誌「仕事文脈」から生まれた
女性の書き手の文章に、あらたに書き下ろしを加えて再編集した書籍。me too や we too運動、働き方問題が注目される今、手にとりたい一冊です。

ふつうに仕事をしていくのが難しすぎる。
小さいけど深くてモヤモヤする、女と仕事の話いろいろ。
見なかったことにされているけど、確実にある女と仕事の記録。

「3/4くらいの文量、サイズ、重さ、3/4くらいの身軽さ、ゆとり、余白のある生き方をさがす人へ」のタバブックス3/4シリーズから。

執筆者
雨宮まみ/石嶋未来/いのまたせいこ/植本一子/太田明日香/奥山晶子/近藤佑子/関根美有/惣田紗希/丹野未雪/チサ/トミヤマユキコ/中島とう子/haru./真魚八重子 ほか

装丁・惣田紗希、装画・ナガタニサキ

B6判変型 192pages

Les Cahiers de l’Articho N°4

Les Cahiers de l’Articho No.4 ¥2000

三角形のオブジェになった、フランスの雑誌 Les Cahiers de l’Articho No.4
フランスを中心に30余名のアーティストがコミックやイラストを寄稿しています。
(正三角形の形で一辺は23cm)

参加アーティストはーーー
Ludovic Boulard Lefur (Fr), Paul Cabon (Fr), Gwénola Carrère (Be), Chamo (Fr), Jay Cover (Uk), Delphine Durand (Fr), Estocafich (Fr), Espen Friberg (Norvège), Guillaumit (Fr), Candice Hayat (Fr), Bettina Henni (Fr), Mari Kanstad Johnson (Suéde), Kerozen (Fr), Jan Kruse (All), Antonio Ladrillo (Es), Ginette Lapalme (Ca), Paul Loubet (Fr), Antoine Marchalot (Fr), Vincent Mathy (Be), Aino-Maija Metsola, Séverin Millet (Fr), Mogu (Jp), Moolinex (Fr), Morgan Navarro (Fr), Marcus Oakley (UK), Parrondo (Be), Vincent Pianina (Fr), Plancton 9 (Fr), Lili Scratchy (Fr), Sammy Stein (Fr), Àl Tàmas (Hongrie), Brecht Vandenbroucke (Be), Baptiste Virot (Fr), Yassine (Fr), Zeloot (Nl).

23 x 1,1 x 23 cm 112pages