ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

田中六大 「六大日記 ラバンバ」「星をひろわなかった話」

田中六大 「六大日記 ラバンバ」 ¥800+税

絵本、漫画、イラストで活躍する田中六大が自身のブログで発表した4コマ(ときどき8コマ)の日記漫画をまとめたもの。

食材を買いに出たスーパーで締切を思い出したときの焦燥感、人の一生や世界の広さを思って、ふと感じる無常、無邪気すぎる息子とお母さんっ子の娘の幼い二人に翻弄される日々…などが淡々と描かれています。

七五三の写真を撮るときに、笑顔を撮ろうとおもちゃや鳴りもので、もりあげる写真館の人の前で少しも笑わない娘、「大丈夫ですよ、この顔もかわいいんで、とフォローする妻、それを見ていて後で描く作者…オチはないけど、それぞれの
行動や性格がほんわか面白く、どこか懐かしかったり、共感してしまう日記です。

A6判124pages
※表紙裏に作家によるデッサンがついています。(絵柄はそれぞれ異なります)

田中六大「星をひろわなかった話」¥400+税

鴨沢祐仁の没後10年、画集「XIE’S CLUB BOOK」発売を記念して青山のビリケンギャラリーで開催されたトリビュート展
「鴨沢祐仁とイナガキタルホの世界」の際に作られた小冊子。

「一千一秒物語」「クシー訓の夜の散歩」に着想した夜の散歩のお話。

A6判16pages 100部限定
※表紙裏に作家によるデッサンがついています。(絵柄はそれぞれ異なります)

東宝特撮公式ヴィジュアル・ブックMINI「クレクレタコラ」

東宝特撮公式ヴィジュアル・ブックMINI「クレクレタコラ」¥926+税

73年から74年にかけて、平日夜の5分間だけの帯番組として放映された、子供向けにしてはブラックなスラップスティック着ぐるみコメディ「クレクレタコラ」。

タコラが製作された経緯や、着ぐるみや森のセットの造形などメイキングに至るまで、詳細な解説文と現存する写真多数とともに収録。世界初のクレクレタコラ専門書!

B5版32pages

ISI PRESS vol.3 Yuichi Yokoyama 横山裕一

ISI PRESS vol.3 Yuichi Yokoyama 横山裕一 ¥1600+税

鹿児島でアーティストキュレーションや展示を企画するNEW ALTERNATIVEの出版レーベルがデザインに服部一成を迎え、発行するzineシリーズ「ISI PRESS」の第3弾は横山裕一。

世界的に評価の高い「ネオ漫画」と称される作品の中でも、横山が得意とするオノマトペをフィーチャーした新作を含む76ページ。

1ページ一コマあるいは見開き1コマで展開されるオノマトペのある風景、物語集といった趣きです。

●横山裕一 Yuichi Yokoyama
美術家、マンガ家。
1967年宮崎県生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。「ネオ漫画」と称される独創的な作品は、様々な分野で高い評価を得る。
現代アーティストとしても活躍。作品集は欧米でも翻訳出版されている。

個展
2018
「写真風景」銀座骨董中松商店、銀座、東京
2017
「火山」ユトレヒト、東京
「絵の具芸」NANZUKA、東京
2016
「世界が妙だ!立石大河亞+横山裕一の漫画と絵画」広島現代美術館、広島
「NEW TRAVEL」NEWoMan ART wall 、東京
横山裕一「アイスランド」出版記念展、NEW ALTERNATIVE、鹿児島
横山裕一「アイスランド」出版記念展、幡ヶ谷パールブックショップ&ギャラリー、東京
2015
「横山裕一個展 / 新作「アイスランド」を含む過去の原稿」武蔵野美術大学gFAL、東京
「横山裕一展」hitoto、大阪
「ファッションと密室」NADiff a/p/a/r/t、東京
「ファッションと密室」ARATANIURANO、東京
「横山裕一〈これをネオ壁面と呼ぶ〉集合する名士とけもの」京都国際マンガミュージアム、京都
http://nug.jp/jp/artist/yuichi_yokoyama.html
http://www.arataniurano.com/artists/yokoyama_yuichi/

B6版/アルミ製真空パック入り(260mm×180mm)/フルカラー76pages

伊藤洋美「A story from Africa よわいライオン つよいライオン」

伊藤洋美「A story from Africa よわいライオン つよいライオン」¥741+税

グラフィックデザイナーの著者が約3年のアフリカ・ボツワナ滞在を通して感じたことをもとに制作した大人向けの絵本。

日本で、約8年広告制作会社に勤務した後、青年海外協力隊で滞在した、国土の大半が砂漠で少ない水資源や食糧で生きてきたボツワナの人たちのスローな仕事ぶりやくらしぶりをみるうちにみつけた、日本とは違った生き方や調和についてを、サバンナを舞台にした生き物たちに置き換えて描きます。

A5判横綴じ ミシン製本 40pages
リソグラフ2色刷り

山田勇男・湊谷夢吉共同演出 銀河画報社映画倶楽部全作品集(DVD+ブックレット)

山田勇男・湊谷夢吉共同演出 銀河画報社映画倶楽部全作品集(DVD+ブックレット)(虹霓社)¥5500+税

劇団天井桟敷出身の映画監督である山田勇男と、マンガ家の湊谷夢吉らが1977年に北海道・札幌で結成し、湊谷が38歳で死去するまでの約10年間に、稲垣足穂、宮沢賢治らの著作をモチーフに幻想的な8ミリ、16ミリ作品を残したグループ銀河画報社映画倶楽部制作の全8作品をが収録したDVD。

ぴあフィルムフェスティバル入選作「スバルの夜」やベルリン国際映画祭で上映された「家路」などが収録されています。

●DVD「山田勇男・湊谷夢吉共同演出 銀河画報社映画倶楽部全作品集」収録作品
『スバルの夜』1977年/25分/カラー/8mm
『夜窓』1978年/20分/カラー/8mm
『海の床屋』1980年/25分/カラー/8mm
『家路』1981年/25分/カラー/8mm
『銀河鉄道の夜』1982年/45分/カラー/8mm
『巻貝の扇』1983年/12分/カラー/16mm
『悲しいガドルフ』1984年/20分/カラー/16mm
『ボエオティアの山猫』1987年/15分/カラー/16mm

山田勇男本人による書き下ろし各作品解説、チラシやスチール、シナリオなど各作品資料、
山田・湊谷両氏による当時のインタビュー・座談会の再録、豪華執筆陣による寄稿エッセイ、元スタッフのコメントなど収録した140ページの特製ブックレットつき

●特製ブックレット「銀河画報社映画倶楽部全作品集★資料篇」

<目次>
銀河画報社覚書(山田勇男)
銀河画報社映画倶楽部 関連年譜

『スバルの夜』解題(山田勇男)/シナリオ再録
《エッセイ》目をあけて見る夢(寺村摩耶子)

『夜窓』解題(山田勇男)/シナリオ再録
《エッセイ》幻を燈す装置としての映画(須藤絢乃)

『海の床屋』解題(山田勇男)/シナリオ再録
《エッセイ》映写機のランプが消えても(星 希代子)

『家路』解題(山田勇男)/シナリオ再録
《エッセイ》Dépaysement-青い情感、または、異郷の気配(牧 鼓)

『銀河鉄道の夜』解題(山田勇男)/シナリオ再録…54
《エッセイ》夢吉の夢(大宅加寿子)

『巻貝の扇』解題(山田勇男)/シナリオ再録
《エッセイ》夢見る力をこそ(渡部朝香)

『悲しいガドルフ』解題(山田勇男)/シナリオ再録
『ボエオティアの山猫』解題(山田勇男)/シナリオ再録
《エッセイ》ずっと瞼をひらいている(三角みづ紀)

《インタビュー再録》徹底した幻想の研究~1から10まで語る(湊谷夢吉)
《テキスト再録》ヤマビカフィルムに向けて(湊谷夢吉)
《インタビュー再録》影の散歩者たるゆえん(山田勇男)
《座談会再録》銀河画報社の十年

銀河画報社の時代――関係者追想
(湊谷雪子/稲葉憲仁/藤木光次/奈良(旧姓 田川)真理子/野畑貴夫/
麻生榮一/石丸ひろ子/三上敏視/小林俊哉/山崎幹夫/大宅加寿子)

B6判140 pages