2005年に他界した作家・見沢知廉の追悼文集『見沢知廉よ永遠なれ』が入荷しました。

●見沢知廉君一周忌実行委員会『見沢知廉よ永遠なれ』/A5判、53P/1000円
作家・見沢知廉の一周忌法要にあわせて作られた私家版・追悼文集。運動、文壇関係の知人はもちろんのこと、高校時代の先生からストーカーだった女性まで、生前の見沢氏を知る様々な人々が寄稿している。
目次:孤高の作家を喪った(青木誠也)/見沢知廉さんとお母様(安部譲二)/見沢知廉に捧げる最後の手紙(雨宮処凛)/追悼 見沢知廉(大熊雄次)/「神意」のままに肉体と精神を捧げた見沢知廉(木村三浩)/文学に殉死した男(切通理作)/”あしたのジョー”のように(小山荘司)/文学としてのテロから、テロとしての文学へ(今一生)/見沢知廉さんのこと(佐伯紅緒)/裸形の精神(坂本忠雄)/現代の特攻隊を生きた人(塩見孝也)/シミズの思い出に寄せて(設楽秀行)/原点に立ち返ろうとしていた見沢さん(島田雅彦)/蒼白い維新者(朱斑羽)/悪魔の囁きに見沢知廉は耳を貸さなかった(鈴木邦男)/見沢知廉の革命魂は永遠に不滅である(田中義三)/Requiem―見沢知廉に捧ぐ―(中川佳南)/見沢先生の遺志を継いで(中野ジロー)/見沢知廉氏の死を悼む(蜷川正大)/ラスコーリニコフと見沢知廉(早見慶子)/私にとっての見沢知廉、清水浩司先輩を偲んで(針谷大輔)/日の丸Tシャツを着た見沢知廉(PANTA)/見沢知廉は人生を卒業〈アウフヘーベン〉した(平野悠)/勇気を与えてくれた友、見沢知廉(深笛義也)/我が身を滅ぼすような文学の修行(福田和也)/夕焼け(古澤俊一)/見沢知廉獄中句/見沢知廉の意味(堀雅昭)/廉潔の君(三次真一郎)/運命人(正狩炎)/ストーカーより愛をこめて(松本せいこ)/見沢知廉氏を偲ぶ(森垣秀介)/本籍は純文学にあらず(山平重樹)/輝ける日輪となるために(横山孝平)/喉仏(高橋京子)
「ミニコミ」カテゴリーアーカイブ
『エロ雑誌に見るヲタク 4〜7電車男編』入荷!
唐沢俊一『Bの墓碑銘 上』入荷!
唐沢俊一さんの同人誌『Bの墓碑銘 上』が入荷しました。21世紀に入ってから亡くなったB級映画関係者の追悼録です。

●唐沢俊一『Bの墓碑銘 上』/A5判 104P/700円
人気番組「トリビアの泉」スーパーバイザー、唐沢俊一氏による21世紀に入ってから亡くなったB級映画関係者追悼録。2001年から2003年までの、B級映画の 監督・俳優・脚本家・音楽家・プロデューサー・特撮マンなど、 鬼籍に入った人々の知られざる業績、意外な素顔などを伝えつつ、20世紀の産んだ文化と言えるB級ムービーの魅力を語る。AIPで『海獣の霊を呼ぶ女』『暗闇の悪魔』をプロデュースしたサミュエル・Z・アーコフ、『ジャングルの女王シーナ』でヒロインを演じたアイリッシュ・マッキャラ、『幽霊屋敷の邪淫』の監督アントニオ・マルゲリティ、『エルゾンビ』シリーズの監督アマンド・デ・オッソリオら、その筋のマニアにはお馴染みの名前がずらり。
『昭和プロレスマガジン』最新号入荷!
豊富なデータとマニア同士の思い入れトークで昭和プロレスの熱気を今に伝えるプロレス同人誌『昭和プロレスマガジン 11』が入荷しました。
●『昭和プロレスマガジン 11』/B5判 110P/1000円
特集:新日本プロレス第3弾!
存とミックの人間発言所/新日本プロレス・ヒストリー 昭和52年編/新日本プロレス・シリーズの歴史 昭和52年編/新日本プロレス・ヒストリー 昭和53年編/新日本プロレス・シリーズの歴史 昭和53年編/新日本プロレス 日本人レスラー名鑑/ねひつじの異種格闘技戦ビデオ観戦記/ワールド・プロレスリング放送記録 昭和52〜53年/アントニオ猪木欧州遠征全成績/連載:海外ジャーナル 昭和52年編/連載小説「妄想!プロレス三国志」
『PLANETS 02』入荷!
オタク、サブカル、2ちゃねる、クドカン、ライトノベルなどゼロ年代サブカルチャーを扱い、創刊号は好評のうちに完売した同人誌PLANETSの第二号が入荷しました。巻頭写真記事「サブカル聖地巡礼」ではタコシェも紹介されてます。

●『PLANETS 02』/A5判 276P/1575円
【インタビュー】
○稲葉振一郎(社会倫理学者/明治学院大学教授)「人文系ヘタレインテリのためのクールダウン・メソッド」:稲葉振一郎、通称「厨先生」。『マルクスの使いみち』『モダンのクールダウン』と新著ラッシュを迎えた啓蒙家が語るその思想と、「人文系ヘタレインテリ」へ送るメッセージ。
○木皿泉(脚本家/ドラマ『野ブタ。をプロデュース』『すいか』) 「野ブタ。パワーの注入法」
2005年、TVドラマ『野ブタ。をプロデュース』でドラマファンを驚愕させた男女ペアの覆面作家に、『週刊 野ブタ。』のスタッフが突撃取材!4時間に渡るロングインタビューをほぼ完全に収録。
○鹿島田真希(作家/『六〇〇〇度の愛』『二匹』『ナンバーワン・コンストラクション』ほか) 「虚無の向こう側へ、建築する意思へ」:作家・鹿島田真希。寡作で知られる前衛小説の担い手が、2005年の三島賞受賞を機に次々と作品を送り出している……。最新作にして第135回芥川賞ノミネート作『ナンバーワン・コンストラクション』を中心に、鹿島田真希の「これまで」と「これから」を抉り出すインタビュー。
○白倉伸一郎(東映「平成仮面 ライダー」シリーズプロデューサー) 「さまよえる“正義”をめぐって」
東映「日曜朝8時」を支えるプロデューサー・白倉伸一郎。「子供番組」と「オタクの消費財」との間で揺れ、「正義なき時代の正義」に正義を語るジレンマを抱え、疾走する番組に込めた思いを語る……!
【特集:ゼロ年代のオタク文化地図】
○竹田アニメの時代
『ガンダムSEED』シリーズから放映中の『BLOOD+』まで……。TBS竹田菁滋プロデューサー作品を徹底解剖!
○平成仮面ライダーの正義
東映・白倉伸一郎プロデューサーの談話を交え、放映中の『仮面 ライダーカブト』で7作目を迎える「日曜あさ8時」シリーズの魅力に迫る!
■ライトノベル編集者匿名座談会
出版業界を震撼させる「ライトノベル」ブームと新規レーベルの立ち上げラッシュ……。
その実態を明らかにすべく、3名のライトノベル編集者が集結! 惑星開発委員会だからできる裏話満載の匿名本音トークが炸裂します。
これを読まずして「ライトノベル」を語ることなかれ……。
■座談会「少年ジャンプの過去・現在・未来」成馬01×青木摩周×岩瀬坪野
■「オタクの終焉 〜批評とノスタルジーの不毛を越えて」 更科修一郎×宇野常寛(善良な市民)
『電車男』のヒット以降、現代の大量消費社会を象徴するスタイルの一つとして認知されていく一方で、
恋愛などのコミュニケーションからスポイルされたネガティブな存在としてのイメージが消費されていく「オタク」像……。その身も蓋もない真実に、当事者であるオタクたちは何を考え、彼らが支えてきた「オタク文化」はどこへ向かっていこうとしているのか?本誌スーパーバイザー更科修一郎と、本誌編集長宇野常寛(善良な市民)が徹底討論!
