ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

周回遅れ…ですが「漫想』入りました

漫想 no.3  ¥800

謎の才能を発掘すべくスタートしたマガジン『漫想』(発見とラブコールの雑誌がキャッチフレーズ)。漫画やイラスト、エッセイ、さらには執筆者を含む多彩なコンピCDがユニークな漫想。3号目の特集は、装いだけでなくライフスタイルをも変えてしまうくらいに楽しい洋服ブランド”多摩川カジュアル”。楽しいキャラクターを使ったほとんど一点ものの洋服と小物は決して町の景色に埋もれることがない! ほかにはカズモトトモミと漫想家たち、と題して執筆者たちと:まざまな媒体で、独特の世界をシルクスクリーンで表現しているカズモトトモミのイラストのコラボ(未発表の作品8点に漫想編集部が文章をつけたもの)を断続的に展開。編集長と家が近いこともあって実現した?元AV監督にして『アダルトビデオジェネレーション』の著者で現在はライターとして活躍する東良美季による書きおろし小説「ラジオからはRCサクセションの『すべてはオールライト』が流れていた』。占星術家・岡本翔子「砂漠のラスタ兄妹』、スーザンチャンチオロのワークショップ参加体験を綴った「スーザンチャンチオロとマジックバンドの二日間」など。
 我々、いなかやろう、ハズレツシヴ、ミッシング箱庭らが参加した18曲入りCD、多摩川カジュアルによるステッカーつき。
A4判 86P
 昨年に作られたものですが、ご紹介しました…。

いまおかしんじ監督シナリオ集

いまおかしんじシナリオ集「また、どこかで」(現代映像研究会)¥630

『彗星まち』『デメキング』『恋する』『アナザーマン』『たまもの』などの監督いまおかしんじさんのシナリオ集が、現代映像研究会文庫の第一弾として作られました。
 『かえるのうた』「おじさん天国』(作・守屋文雄)、未ソフト化の『ヒバリ』のシナリオに加えて、初の書き下ろし小説(30枚)を収録しています。
 解説・鴨田好史、帯文は須川善行(編集者)、西尾孔志(映画監督)、山下敦弘(映画監督)。
B6判128P

コミック誌UZO♯7 出ました

UZO♯7 ¥200

 40Pの中に10のショートコミック、あるいは絵物語がつまった充実の小冊子。数ページの作品は、詩のような夢のような趣きで(メルヘン系〜電波系まで含む)、それぞれの線の強弱や風合いを味わうような掌品ぞろいです。
 執筆陣は—コマツシンヤ、土屋萌児、かなまち京成、ウエダケイシ、香山哲、ねもとよしみ、山田ナン、ウツモトマユミ、杉山実、田中六大
A5判50P

最新号 PLANETS 3 入荷しました!

PLANETS 3「メディアと恋愛、コミュニケーション」¥1575
 発売が少し遅れていました、サブカルチャー総合誌PLANETS最新号が入荷しました。どうもお待たせいたしました!

 特別対談は宮台真司×森川嘉一郎「生き延びるための思想 ――都市とメディアの現場から」:「セカイ系」と「郊外化」をキーワードに「モノはあっても物語りはない」ゼロ年代の過剰流動性を生き抜くための知恵を、ふたつの知性が徹底検証!
 インタビューは作家・飛浩隆(「象られた力」「グラン・ヴァカンス」「ラギッド・ガール」)「廃園のアーキテクト、設計者の素顔」では、10年の沈黙から出発し、『廃園の天使』シリーズで日本SF界に衝撃を与えた異端児へのロングインタビュー!
 『リンダリンダリンダ』『松ヶ根乱射事件』の映画監督・山下敦弘「何もない時代・どこでもない町の物語」では、新作『松ヶ根乱射事件』を題材にそのリアリズムに迫る。
 特集はLOVE2007 メディアと恋愛、コミュニケーション』。AV監督にして男優の二村ヒトシ「それでもやっぱり『すべてはモテるためである』」。20代ガールズトークとして女の子座談会や「恋愛論」ミシュラン、メタリアルドキュメント『惑星ラブワゴン』など。
 そのほかFM喋り&90年代前半サブカル路線で、全国の自称「文化系」をヤキモキさせた「Life」収録スタジオを惑星開発委員会が訪ね、DJ鈴木謙介&長谷川裕プロデューサーインタビューしたり、「さよなら以費塾、呉智英夫子とその時代」として、90年代を席巻した「元祖」宝島系論客にして、多くの論壇人に師として崇められる呉智英夫子。その私塾「以費塾」終塾を記念した特別 企画。
呉智英夫子インタ ビュー、及び小谷野敦氏(文芸評論家)特別 寄稿を掲載したり、教科書が教えないヤンキーマンガの歴史なども。
A5判 246P
 カバーガール”あう”さんがヴォーカルを担当するバンド”ぐしゃ人間”のCD-R「オマエノロイ」もお取り扱いしてます。

新たなくらし系リトルプレス Bon Appetit

Bon Appetit 2007 no.1 「みんなの“つくる”を教えて!」 ¥500

 さまざまな「つくる」を取材、紹介するリトルプレス。
オリジナル文具をはじめ紙と郵便に関するグッズを扱う京橋の「POSTALCO」では、マイク・エーブルソンさんが考えたチャンスプリンターという、装置の上から転がしたボールをインクにくぐらせ紙に落とすという偶然性と遊び心を使った印刷機の実演を図解し、そこからできたノートを紹介。
 ほかにも早朝から自宅で作ったパンを配達・発送するインディーズ系一人パン屋さんpetit a petit、西海岸でストリートの人物に声を掛け写真を撮り続けた後、現在は東京の外国人の日常をテーマに撮影を展開する森健人氏を取材。
 マーブル紙の作り方や葉脈オブジェの作り方を図解する手作りコーナーやレビューページなどもあり。年二回発行の予定です。
 グラシン紙にきれいにくるまれたチャンスプリンターで印刷された紙片がおまけでついています。
A5判 34p