ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

THIS IS (NOT) MAGAZINE vol.01「PLAY BACK PLAY NOW OTONOTANI」

THIS IS (NOT) MAGAZINE vol.01「PLAY BACK PLAY NOW OTONOTANI」 ¥500

 特集は岐阜のDIY音楽フェスOTONOTANI。
 野外フェスばやりの昨今、岐阜というローカルな場で育まれた同じフェスを地元の編集人が総力取材。
 名古屋の「のうしんとう」「6EYES」に加え、東京や大阪からもアーティストを招き、良質のコンテンツとゆるーい雰囲気を特徴としたOTONOTANI。その主催者、出演者(5組)に取材、過去のフォトギャラリーも掲載。
 また、このイベントの周辺アーティストらが寄稿する官能小説、漫画、登山日記、空想のレコード評などを収めたブクレットが別冊でついています。
 同フェスやそこに関わる人々に対する愛情が伝わってくる一冊になっています。
B5判28P+A5判12P

WOMEN'S DIARY「WOMAN 2009」

WOMEN’S DIARY「WOMAN 2009」¥1575

 毎年、好評でリピーターも多い、WOMEN’S DIARYの2009年度版が入荷しました!
 月ごとに、からだ・暮らす・家族・はたらくなどのテーマがもうけられ、見開きに3日〜4日分のメモ部分の間々にエッセイやイラストが掲載されて、読み物としても楽しめるスケジュール手帳となっています。
 また役立つ特集ページもあり。今回のテーマは、がん検うけてみよ?、予防はコンドーム!、STD(性感染症)、乳房しこり体験記、乳房のしこり、乳房の自己チェック
 ほかに、月経周期表、公立女性センターリスト、DV相談支援センターリストなどの付録付き。
140×100 320P

書評王の島 vol.01「41人の島、41冊の本」

書評王の島 vol.01「41人の島、41冊の本」 ¥500

 池袋コニュニティ・カレッジで行なわれている豊崎由美さんの講座「豊崎由美の書評の愉悦」の受講者有志が中心になって作った書評集。
 同講座は、毎回、課題図書に対する書評を講師とゲストと受講者たちが書き、無記名のそれを全員で点数をつけ合い、その回ごとに”書評王”選ぶというユニークなシステムだそう。公正な審査の結果、王に輝くの受講生であったりゲストであったり、毎回、群雄割拠?や下克上が展開される模様…。
 というわけで、同講座の中で書評王に輝いた玉稿15本を掲載。巻頭は、豊崎由美による、翻訳家・エッセイスト岸本佐知子インタビュー「天災・岸本佐知子を作った10冊」。特別寄稿「トヨザキ社長の書評論 正しい書評なんてもんはない!」も収録。
 また、読書しかできない無人島で読む本を紹介するレビュー集「41人の島、41冊の本」には、石原荘一郎、岸本佐知子、仲俣暁生、佐々木敦、枡野浩一、豊崎由美、米光一成らも加わり、古今東西の古典から実用書までが挙げられています。
 流行からちょっと距離を置いて、いろいろな本が様々な視点から論じられている手頃でお得なレビュー集です。
A5判60P

屋根裏さんがミニコミ創刊 森へ誘うアート&カルチャー誌「Piccolo』

森へ誘うアート&カルチャー誌「Piccolo』¥525

 ネットワーカーで『世界のサブカルチャー』の監修・著者である屋根裏氏がミニコミを創刊しました。
 今回は氏がキューレーションを行った吉祥寺の古書店バサラブックスでの牛来美穂真珠子ぴろぴとのグループ展「めばえ」に連動してまず巻頭で、三者の作品を紹介。
 ほか、どどいつ文庫・伊藤氏による「シカゴ・アウトサイダーアートの大地母神Lee Godie」、2008年に川崎市市民ミュージアムで行われた手塚治虫からCLAMPやよしながふみまでを集めた少女マンガの展覧会「少女マンガパワー! つよく・やさしく・うつくしく」を企画した学芸員の金澤韻さんへのインタビュー、インドネシアでの黒魔術ドキュメンタリー「BLACK MAGIC THE MOVIE IN BALLI」を監督した壱岐紀仁インタビューなど。
A5判 48P

He+Me=2

He+Me=2 vol.1 ¥150 vol.2 ¥200

 音楽、編集、出版関係者の中にもここを好んで訪れる人が多い、下北沢の喫茶店“イーハトーボ”の文芸部とお店にゆかりの人が作ったミニコミ。
 以前にお店で発行していた定期購読者250人の通信He+Me=2(ヒミツ)を復刊しようということで、めでたく復刊した小冊子で、豆本がカップリングされていたり、写真が貼ってあったりと、楽しいつくりの本です!
 そして、表紙の一部をカットしてお店で出すとこの本のお代がおまけになるというサービスつきです。
 特にテーマはないのですが、そこは喫茶店の中の話題と同じで、いろいろな人が、マイテーマで寄稿してます。
 実は、このお店のご主人・今沢さんが小熊英二氏に他者とのかかわり方をききながら、ついつい喫茶店運営の方法論を語ってしまう小冊子「秘密の喫茶店」も私の大好きな喫茶本のひとつです。
 小さなお店が発信する本、お店の空気を伝えつつ、共感も大きいです。